私はソフトウェアエンジニアで、あるオープンソースのプロジェクトにたずさわっている。今日がそのコードフリーズの日。先週は久しぶりに仕事での徹夜を何度かした。この歳になると後でぶり返しが来る。水曜日の夜は13時間寝てしまった。
それはさておき、この忙しい中、毎日数十分ずつ作業を進めて、とりあえずこの冬2本目/3本目のロッドが完成した。
こちらはタラのベイトロッド。アンダーラップには薄い青緑にオレンジのアクセント。ガイドラップは、Size D の赤い(Candy Apple)スレッドを使った。赤りんごと青りんごといった感じか。
スパイラルの配置は、最初のバットガイドを左に10度くらい、2番目を40度くらい、3番目が150度ぐらいだろうか。リールから3番目のガイドまでなるべくラインが真っ直ぐに通るように調整した。
ガイドの径はバット側から、20-10-8-12-12-10-10 で、トップは 10。2番目を小さくしているのは、ラインのコースが真っ直ぐになるように。3番目が小さいのは、ロッドに加重をかけた際に、このガイドにもしっかりラインが乗るようにするためである。
今回は餌釣り用のロッドで、遠くにキャストする必要はまったくないので、レベルワインドのリールを使うことを考えている。レベルワインドを使うのであれば、スパイラルガイドによる、ラインの偏りはまったく気にする必要はないだろう。
ロッドフィニッシュは、Thread Master の Lite を2層塗った。これは他のフィニッシュと比べて、2剤を混ぜるときに気泡が入りやすい感じがするのだが、混ぜてから固まり始める時間が他のフィニッシュにくらべて長い気がする。わりとゆったりと作業ができて良い。
こちらは Mudhole MHX CB841-Blend で作ったロッド。
ガイドは Madeira の刺繍用のスレッドで2度巻きしている。一巻き目は薄い水色で、その上にオレンジ色のスレッドを巻いた。
バットキャップを接着する前に、真鍮製のボルトを差し込んで、カウンターバランスにした。この調整前はちょっと竿先が重い感じがしたのだが、この微調整(多分10グラムぐらい)でずいぶん感触がよくなった。
このロッドは作ってはみたものの、正直いって何に使うかイメージがわかない。とりあえずサバ釣りのバックアップロッドかな。
現在4本目のガイドの取り付け中。5本目と6本目をぼちぼち始める予定。この6本で今年の冬のプロジェクトは打ち止めの予定。
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