彼の言う硬いというのがいまひとつ理解できなかった。硬いというのがいわゆるヘビーアクションのことなのか、高弾性のことなのか。それで昨シーズン手持ちの Shimano の Travela シリーズのスピニングロッド(110-240g の Butterfly Jig 用のロッド。ラインレーティングは PE の 50-100 lbs)を見せて、まさかこんながちがちのロッドじゃないよねと聞いてみたら、驚くことに、こんなのが良いとの答え。結論としては、2oz ぐらいのジグをキャストしても、ティップがあまり曲がらないようなロッド。
オフショアジギングに使うブランクは直径は小さいが、ウォールが肉厚に作ってある。大きな荷重がかかっても粘りがでるように、グラスファイバーとグラファイトのコンポジットになっており、見た目のサイズの割にはかなり重い。正直言って、このようなブランクを鯖釣りに使うのはやりすぎだよなと思いながら、Tony にじゃぁ考えておくねと言っておいた。

昔、Mudhole の在庫処分で1本8ドルくらいで売っていたブランクが1本まだ残っていた。このブランクは感じとしてはバス釣りのキャスティングロッド用で Heavy - Extra Heavy の6フィート4インチ。ラインレーティングは12-20ポンドといったところだろうか。中弾性のグラファイトのブランクで、ウォールは薄く、それほど重くない。新しいブランクを買って Tony がまた気に入らなかったらいやだし、このブランクならだめもとで良いと思い、ようするにティップが曲がらないのがいいならティップをトリムしてしまえということに。結局ティップ径を8(8/64 = 1/8 インチ)になるように先端から切り落とし、全長6フィート2インチに。

いつものように、Brother の P-touch でラベルを作成、クリアーのテープに白の文字で、"Salem Inshore Spinning 6'2" XH" と印刷。P-touch はラベルの作成が簡単にできるのだが、じかにロッドフィニッシュを塗るとはがれてきてしまう。これを防ぐために、ラベルをロッドに貼り付けた後、カラープリザーバーを重ね塗りしてからロッドフィニッシュを塗るようにしているのだが、どうもラベルの端が白く浮き出てしまう。何かきれいにできる方法はないものか。
仕上がりは...結構無茶なロッドだが、Tony が気に入るかどうか。まぁ、ブランクもただみたいなものだし、だめもとで。
0 件のコメント:
コメントを投稿