GOM(メイン湾)のタラ釣りに使うジグの定番は、ノルウェースタイルのジグ。Sølvkroken の Svenskepilk Rustfri は輸入品にもかかわらず、比較的どこでも手に入る。GOM では、300フィートぐらいの水深での釣りになることが多く、潮流も早いために、この Svenskepilk Rustfri では500gのサイズがよく使われる。このジグ、表面がステンレスで覆われており、何度使っても金属の光沢が衰えない。(ただし、この金属光沢に意味があるかというと、水深200フィートを超える海底ではあまり意味がないという説が有力。)
インターネットの掲示板などでは、どのジグがよいかいろいろ議論されているが、Block Island などでは10オンス程度のダイアモンドジグ。GOMでは、この Svenskepilk Rustfri に加えて、Angerman Jig や Lav Jig がタラ釣りの常連の連中に人気がある。
Maine の Bunny Clark では、Lav Jig の16オンスが標準になっている。Lav Jig には、10オンスから2オンス刻みで16オンスまであるのだが、私もこの16オンスが好み。14オンスでも問題なく底が取れることがほとんどなのだが、このサイズは他のサイズに比べてずんぐりむっくりで、水の抵抗が大きい感じがする。16オンスはすらりとして、他の Norwegian Jig に比べても、長く、比較的まっすぐな形をしている。多少潮の流れが強くても、スーッと落ちていってくれる。
Lav Jig はもともと、Dennis LaValley という人が個人で作成して、ほんの一部のタックルショップ以外は通販でしか手に入らなかった。この通販も、Dennis に直接メールを送って注文し、チェックを送るという形をとっていた。昨年、この Dennis がこの Lav Jig の権利を売り渡して、現在は Fish-On Tackle というところが売っている。この新しいオーナーは、製造方法を改善して、Lav Jig の問題だったスイベルを装着するワイヤーのクリアランスを広く取っている。また、Dennis が原材料が高騰してやめてしまった、クロム鍍金バージョンも復活させた。
左の写真で、上が以前のもので下が新しいもの。新しいのはクロム鍍金バージョン。
スイベルが装着されている部分を拡大してみると、 ワイヤーの幅が広がっているのがよくわかると思う(左が新しいバージョン)。以前のものはこのクリアランス小さく、ものによっては、スイベルが横向きにスタックしてしまうことが時々あった。
先日、Bunny Clark と Clipper Fleet でマラソンの予約を入れた。Bunny Clark は5月、6月、10月にそれぞれ1日ずつ。Clipper Fleet のほうは、4月末。Lav Jig のストックが少なくなっていたので、写真の16オンスのクロム鍍金バージョンを5つ注文。それから試しに、Wounded Herring Jig というのを1つ買ってみた。 新しいサイトでは、オンラインで注文でき、PayPal での支払いが可能。ずいぶん簡単になった。
0 件のコメント:
コメントを投稿