10月7日日曜日に、Al Gauron の鯖の午前船に乗った。Al Gauron の船がある Hampton Beach から40分くらい北東にある、Isles of Shoals (まさにニューイングランドといった感じの、風光明媚なところです)での釣り。今回は、NYからグンジさんや、近所のOさん、日本語学校で息子と同級生のYさん親子と一緒だった。釣りのほうは、あまりサイズに恵まれなかったものの、鯖の群れが回って来るたびに次々に釣れて、なかなか楽しめた。くわしくは、グンジさんがブログに書いてくれると思うので省略。なお、Al Gauron は今週末で鯖の半日船は終わりの予定だったようだが、今週末の釣果が良かったのと、なんとか客が集まったので(といっても、日曜日は半分以上が私が声をかけた日本人なんですがね)、来週も客が集まれば船を出すとのこと。気候が悪くなければ、楽しい釣りなので、興味のある方はおすすめ。今のシーズンは、行けばサイズは別にして、30匹くらいは簡単に釣れます。
で、今回の話題は、鯖の種類について。昨年の秋、Gloucester にOさんと良く鯖釣りにいったのだが、その時になんかちょっと違った感じの鯖がいることに気付いた。このあたりで釣れる鯖は、Atlantic Mackerel (Scomber scombrus - 大西洋鯖、またはノルウェー鯖)だけだと思っていたのだが、Oさんも私も昨年の秋は数匹ずつなんかちょっと目が大きめで、模様が少し違う鯖が釣れたことがあった。
日曜日は、私と子供2人で行って、50-60匹持って帰ってきたのだが(30匹以上は小さいのでリリース)、この中に1匹だけこのちょっと違う鯖が混じっていた。
写真の上のやつがその問題の鯖。ほぼ同じ長さの Atlantic Mackerel と比べると、体が太め、背中の模様が薄め、腹側にも薄いまだらで、目が大きい。頭の部分を拡大すると...まずこちらがその問題の鯖。
それから、通常の Atlantic Mackerel がこちら。
その問題の鯖は、日本のマサバによく似ている。いろいろ調べていたところ、この問題の鯖は、Atlantic Chub Mackerel (Scomber colias)のようだ。Fish Base の分布図を見ていると、大西洋でも少し南方系だが、昨年、今年とこのあたりの海水温が高いので、メイン湾でも上がってきたのではないかと思われる。
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