ようやく先週で仕事が一区切りついた。もう週末が仕事でつぶれることは当面ないはず。そうとなると、頭の中は釣りのことでいっぱい(そうでなくても、釣りのことばかり考えているかも...)。
GOM (Gulf of Maine) のタラの解禁は4月15日。乗り合い船は4月の頭からでるのだが、例年シーズンはじめはよくないことが多いので、4月の後半からかなと考えていた。そうなるとあと1ヶ月はある。Block Island のタラはどんなもんかフランセスフリートのレポートをチェックしていたところ、なかなか良く釣れているとのこと。そう聞くともういてもたってもいられない。土曜日は子供が日本語学校に行くので、日曜にすることにした。
土曜日のレポートを読んだところ、木曜日、金曜日に比べて、めっきり食いが落ちたとのこと。普段はここでどうするか一考するところだが、仕事が一区切りついた開放感から、家にいても悶々とするだけだろうし、やはり我慢がきかない。
土曜日の夜、準備をはじめる。今回は、先月作ったタラのベイト用のロッドに、手持ちの Penn のレベルワインドリール。それから、昨年末にグリップとガイドを付け直した、ジグロッドに Daiwa の Saltist 40 の2本。ジグやら、フライやらをいつものタックルケースにまとめ、防寒着を出して準備完了。ここで夜の11時。フランセスの船は朝5時出航なので、家を2時過ぎにでるとなるとあまり寝る時間がない。そこでまた、さっさと出かけてしまって現地で仮眠することにした。
夜11時半頃、家を出発。高速の Exit の近くのガソリンスタンドでガソリンをいれて、サンドイッチでも買っていくことにした。車を止めて、給油口を開いたところで財布を忘れたのに気が付いた。なんかケチが付いてしまった。一度家に帰って出直し。また同じガソリンスタンドに帰ってきて、給油しようとしたら、Pump Stopped の表示。なんだこりゃ。とりあえずガソリンスタンドの店に入ってサンドイッチを買うことに。サンドイッチとスナックを持ってレジに行ったところ、今、引継ぎの途中なのでちょっと待ってろとのこと。どうやら、その引継ぎの間、ポンプは停止していたらしい。ここで5分以上またされる。なんかまたケチがついてしまった。
気を取り直して、ロードアイランドへ向かう。午前2時半過ぎに現地着。先客の車が2台。どの船か知ってるかと声をかけられたので、今日は Gail Frances だってよと教えてあげる。今日は土曜日よりは寒いが、それでも最高気温は50度Fくらいまであがるとのことなので、気合を入れてバウに釣り座を確保。先客はスターンの両サイドに陣取っていた。
今回はブログをはじめたことだし、今シーズンはもっと釣りを写真を撮ろうということで、Pentax の防水カメラ、Optio W80 を買った。車からボートの写真を撮った。
この後来たおじさんと、昨日はだめだったみたいだけど、今日は良いといいねとか、普段は Gloucester に行くんだけど、我慢できなくてねぇとかたわいのない話をした後、少々うとうと。午前4時過ぎに事務所が開いたのでさっさとチェックインして、船のベンチで横になる。
船は予定通り5時に出港。客は25人くらい。レンタルロッド組もそこそこいる。また Block Island のすぐ近くに行くかと思ったのだが、日が登ってきた方角からするとかなり東よりのようだ。2時間15分で最初のポイントについた。あたりには他の釣り船がいないなぁと思って遠くを眺めていたところ、西北西のかなりの距離のところに船団を見つけた。5マイルは離れていると思う。
どうもこのフランセスの船は、他の船団から離れて釣りをする傾向がある気がする。前回はこれがはずれのようだったので、少々いやな予感。まぁ写真でも撮っておくかと思いカメラを探すと...ない。車に忘れた。これでまたケチがついた。ということで、今回の釣行の写真は上の1枚のみ。
ここまで書けば後の様子はもうわかるであろう。ポイントを移動し続けて4時間。まったくうんともすんとも言わない。この間船全体で釣れた魚は skate (小型のエイのなかま) 1匹のみ。 タラどころか、red hake、choggie、dog fish すら、まったく生態反応がない。皆、餌はそのままの状態で戻ってくる。もちろんジグを振り続けてもあたりもかすりもしない。
結局、11時くらいに大移動して、他の船団のいるポイントに行く。このポイントには Viking やら Rosie やら、同じ Point Judith の Seven B's やら大小含めて10艇くらい。他の船の横を通過していくと、小型のタラがあがっているのが見えた。ここでアンカーをうって釣りをはじめる。さっそく、隣の釣り人にリリースサイズのタラがかかる。しかしこれが続かない。
結局ここで2時間程度ねばったが、近くにいた常連の人にぎりぎりキーパーサイズのタラが1匹。他は船全体でリリースサイズが全部で10匹ちょっとといったところ。私は一度餌釣りの仕掛けに小さいあたりがあったが、あわし損ねた。結局、私は終了の5分前くらいに餌仕掛けにかけたマイクロサイズのタラが1匹(もちろんリリースサイズ)でお終い。なんとか魚の姿を見ることはできたが...
結果として約25人の釣り客でキーパーは1匹のみ。8割くらいはリリースサイズや外道も含めて1回も魚をかけることはなかった。
タラの乗り合い船で1匹も持ち帰れなかったのは今まではじめてのこと。やはり Block Island のタラ釣りは相性がわるい。GOM では、タラのキーパーが0だったことは何度かあるが、それでもリリースサイズは何匹が釣れていたし、ハドックやポラック、カスクなど、他の魚がそこそこ釣れるので、お土産がないことはなかったし、ここまで魚の反応がないというのは。
やはり、この RI や NY の船が遠征にくるぐらい、タラ釣りに関しては GOM が本場なんだなぁと思い知らされる。自分にとっては、GOM へ行く釣り船の方がはるかに近くて楽だし。もうよっぽどのことがない限り Block Island のタラ釣りには来ないかなぁ。来シーズンは NH の Eastman がタラはキープできないにしても冬の間船を出すとのことだし。
こんばんは、はじめまして。
返信削除私もマサチューセッツに在住です。
マサチューセッツで同じように鱈釣りをしておられるかたがいないかと探していたところ偶然こちらのページを見つけて、寄らせていただきました。
去年GloucesterのYankee FleetやPlymouthのCapt. John Boatsで何度か鱈釣りをしました。
鱈釣りをしたのは去年はじめてでしたが、ジギングの面白さと奥深さに虜になり、今年も鱈釣りに挑戦しようとおもっています。
見よう見まねで始めたので、まだまだ未熟です。
記事を読ませて頂き、とても参考になりました。
ありがとうございます。
私も4月15日の解禁が待ち遠しく、今週末あたりにFrances Fleetにでも行ってみようと思っていたのですが、、、
なかなか食いが渋いようで。
やはりGOMの解禁まで待った方が懸命でしょうかね?
タックル準備だけはもう整っているのですが。。。
こんにちは。タラのジギングは奥が深いですよね。今度どこかの船でご一緒できたらいいですね。
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