リールシートは Fuji の ACS。ブランクが露出していて、ロッドを握ると人差し指が直接ブランクにあたるようになっている。ガイドは Fuji のシリコンカーバイト。バット側から MNSG 16 - 10 - 8 - 10、続いて、LNSG 10 - 10 - 8 - 8。トップは FST 8。反時計回りのスパイラルに配置してある。
ガイドラップは Madeira の蛍光イエローを下巻きにして、紫のスレッドでガイドを固定。その上にさらに濃い緑色のスレッドのトリプルラップ。今回は丁寧に巻いたので、なかなか満足 のいく仕上がり。
このロッドは、ポーギー(鯛)やブラックシーバス、浅場のフルーク(ヒラメ)の船釣りロッドにする予定。以前も書いたが、軽い荷重の時はティップ部分だけがしなるが、そこからさらに荷重を掛けていくと、バットまでベンドしていくような感じ。ラインレーティングの割にはかなり粘りがある。ブランクのウォールが厚めで、ちょっと重い気がするが、リールを装着した際の重心が、ロッドを握る部分から5cm くらいのところなので、それほど重みを感じない。6本目は、Mudhole の1本 $4.95 のバルクブランクを5フィート6インチにカットしたもの。釣り友達の Tony が、もっと重いアクションの短い竿があったらいいなと言っていたのを聞いて、作ってみた。確かに、市販の5フィート6インチのロッドは、トラウトやパンフィッシュ用のウルトラライトのものばっかりなので、彼の言っていることもわかる。これはティップから10cm以上カットしているので、もとのアクションとはだいぶ違うものになっている。(普通、ティップ側からカットするのはご法度)
こちらも、EVA グリップ素材を適当に切って形を整えてスプリットグリップにした。リールシートは Fuji の DPSM。Mudhole 特注カラーで、赤のトリム。化粧巻きに、タイガーラップを施してある。
ガイドは、Fuji のハードロイのコンセプトガイド。下巻きはなしで、Madeira の水色のスレッドでガイドを固定。その上に、赤のスレッドを巻いてある。シーズンが始まって Tony が欲しいと言ったらこのロッドを譲ってあげようと思う。Tony はリタイアしていて時間があるので、自分で Sea Worm を掘っている。この Sea Worm を時々融通してもらったりしているので、そのお礼代わり。
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