2011-10-19

ktp.com

先日 Marblehead でイカ釣りをしていたとき釣り友達の Tony が、スメルト釣りに使っている竿にリールがしっかり入らないとぼやいていたので話を聞いてみると... 彼はとにかく硬い(というかヘビー)竿を使いたいようで、バス釣り用のキャスティングロッドのラインレーティングで言うと、15から25ポンドテストくらいにシマノの 1000 サイズのスピニングをつけるという、まったく無茶なことをしている。それでリールフットがしっかり固定できないとのこと。そりゃーねーぇ。

私がローカルのイカなどの小物用に作ってあげた2本の竿じゃだめなのと聞いてみると、ティップが柔らかすぎて、イカには良いんだけどとの回答。そこで、そういえば自分のイカ釣り用に巻いた竿のティップが硬すぎて気に入らないのを思い出した。この竿、Mudhole の CRB シリーズの IM6 の安物ブランク。5フィート6インチでラインレーティングは2から4ポンドだが、ティップが 5/64 もあり(このクラスなら通常は 4/64 か 4.5/64)がちがち。竿先にまったくしなやかさがない。仕方がないので、イカ釣りでもシンカーをつけてキャストするときなどの特殊用途の竿に成り下がっている。

早速この竿を車に取りに行って、Tony にこれはどう?って聞いてみると... 良し買った!とのこと。あれれ、売るつもりはなかったんだけど、まぁ気に入らない竿だったので良しとするか。いくら?と聞かれたので、使ったパーツが合計いくらか考えていると、その竿に付いていたリールも一緒に売ってくれとのこと。Tony は最近お気に入りの Stradic CI4 1000 をサービスに出していて、そのバックアップに Abu の安いスピニングを買って使っていたが、それがどうも気に食わないとのこと。私の竿に付いていたリールは、昨年 Dick's で安売りになっていた、ダイワの Dick's 専用モデルの 1500 サイズ。確か40ドルくらいで購入したが、その値段を考えれば可もなく不可もなく。一応、ほぼ新品の PE ラインを巻いているので、うーん。結局、合計60ドルでどう?とオファーしたところ、すぐに財布からお金を出して、はいと渡された。

かねがねもう少し良い小型スピニングが欲しいと思っていたのだが、本当にすぐに必要になった。あれこれオンラインサイトを見て、Pflueger の Patriarch やSupreme XT とかかっこよいなとか、やはり定番のシマノの Stradic CI4 に行くべきか。ダイワの2012年モデルもよさげだけど、あまり待てないし。この辺りの小物釣り用のリールに200ドルかけるのはどんなものか。あれこれ迷っていたところ、Kittery Trading Post からセールの案内のメールが来た。

Kittery Trading Post は名前の通り、Kittery (メイン州)にある地元のアウトドアショップで、フィッシング用品の品揃えもまぁまぁ。もちろん、全国チェーンの Bass Pro や Cabela's とは品数が違うが、ある意味この辺りでターゲットとなる魚向けの仕掛けなどが Bass Pro や Cabela's より充実していることもあり、私は好きである。

ここのオンラインショップは50ドル以上買うと送料無料になるのがうれしい。今やっているセールは、一部のブランド製品を除いて150ドル以上買うと20%オフ。ここは年に2,3回このようなセールをする。釣り用具は基本的に定価販売がほとんどで、とくにシマノは小売の販売価格にうるさいようで、モデル落ちの在庫処分以外にはほとんど値引きがない(私が時々買い物をする CharkBait は、これが元でシマノと一悶着あったようで、今はシマノ製品を扱っていない)。なので、値引きが期待できないような製品は、このようなセールの時に買うとお得。

問題は、オンラインで販売している製品が一部しかないこと。最近は、Backroom とかいうのを始めたようで、少し期待してみて見たが、まだまだのようである。

さて、欲しかったリールだが、結局、型落ちのシマノ Stradic FI 1000 セール価格129ドルに、ラインやジグなどの小物をいろいろ足して、150ドルの条件をクリア。最終的にリールだけでは103ドルといったところ。悪くない買い物だったと思う。

2011-10-18

10/3 タラ釣り - Bunny Clark

もう2週間経ってしまったが... Bunny Clark である。この船はいろいろな意味で特別な船である。今年は6月の末の春のシーズン最後のマラソンと、7月の初めのエクストリームに乗った。夏の間はある意味書き入れ時で、観光客向けの釣りが中心となり、シリアスな釣り客向けのマラソンは9月までおあずけとなる。秋にも一度は乗りたかったので、9月に入ってから予約を入れた。



ここのマラソンは、ニューハンプシャーやマサチューセッツのタラ釣りのパーティボートに比べて値段が張るが、それだけの価値がある。

10月2日はオフショアからのやや強い風と高い波で船が出なかったが、10月3日は予報では波が5フィートから8フィートと相当高いものの、風は5ノットから10ノットとのこと。2日の昼頃にコンファメーションの電話を入れる。すると、船には午前3時30分までに来るようにとのこと。Bunny Clark のサイトではマラソンは午前5時から午後5時となっているが、大概は出発時間が早くなるようだ。ここのマラソンに乗るのは今年の6月の末に行ったのが初めてで、その時は午前2時45分集合だった。出発時間が早くても、帰港する時間はやはり午後5時。

家を午前2時頃に出発して、Ogunquit ME にある、Perkins Cove に午前3時15分頃到着。一旦、竿とタックルを船に運んで、車をタウンパーキングに停める。今日は16人の釣客。バーモント、ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルバニア、デラウェアなど、皆遠くから来ている。どうやら私が一番近いようだ。集合時間の午前3時30分には皆揃い、この船のオーナーキャプテンの Tim が、今日の釣りのプラン、仕掛けについて、その他いつものプロトコル通りの説明。最初の釣り場へは、約2時間15分とのこと。午前3時50分に出航。もちろんあたりはまだ暗い。

Perkins Cove を出て、外海に出ると、キャプテンの予想の通り5フィートちょっとの長い波長のうねりはあるが、船を叩くような風波は立っていない。予定通り午前5時10分頃に最初のポイントに到着。アンカーを打たずに、そのままドリフト。この船は基本ドリフトで釣りをする。

このポイントでは Pollock がメインターゲットとのこと。あたりは東の空に薄明かりがさしてきたが、まだ暗い。バウの甲板に出て行ったのは私を含めて3人。これは快適に釣りができそうだと思ったが、ドリフトが早すぎる。スターボード側にジグをキャストしたが、あっという間にラインがボートの下に潜り込んでいく。底で何度かジグをしゃくった後、角度がつきすぎたので、ジグを一旦回収。ドリフトの上側に再度遠めにキャスト。ところがどうもジグがすっきり落ちていかない。この角度では他の人とラインが絡むはずがないよなと思いながら、一旦またジグを回収しようとすると、何かゴリゴリという変な感触の後に、ジグの重みがまったくなくなった。あげてみるとやはりジグがない。いったいどうしたことか。

そうこう言っているうちに、私の反対側で釣っている人に Pollock が掛かる。バウの先端で釣っている人は一度フッキングしたが、バラし。その後、根掛かりして、ジグをロスト。私も新しいジグをつけて再キャスト。またしてもあっという間にラインが下に潜り込んでいく。底に落ちて数度しゃくっただけで、ラインが船底をこすってしまうので、すぐにまた回収することになる。そうこうしている間に、バウの人が1匹目。私の反対側の人が2匹目をフッキング... ところが魚がもう少しであがるというところで、ラインを持っていかれた。明らかにブルーシャークの仕業だ。なるほど、私のジグもどうやらブルーシャークに持っていかれたのだ。こういうときはリーダーが切れてくれればジグのロストだけで済むのだが、どうもジグがきれいに口に掛かってしまったみたいで、ラインはどんどん出されるし、いくら引いてもラインが切れない。結局、リールに巻いてあるラインを半分以上持っていかれたところであきらめて、ラインを切ることに。PEラインを150ヤード以上。勿体ない。

船の後ろのほうでも、ぽつぽつ Pollock が掛かっており、そのうち数匹はブルーシャークの餌食になっていた。私はというと..一向に釣れない。Tim が今日はどうしたの?らしくないねぇ。と声をかけてくる。釣り開始から50分位して、やっと1匹目の Pollock。他の釣り人ですでに3匹は釣っている人もいたので、どうなることやらと思っていたが、とりあえず1匹釣れてほっと一息。

この釣り場では約2時間いたが、私は Pollock 2匹と小さい White Hake を1匹。スロースタートとなった。ブルーシャークによる魚のロストがひどくなってきたので、移動することに。次の釣り場は、ここから約20分くらい。White Hake がメインターゲットになる。

White Hake の釣り場に到着してフィッシュファインダーを見ると、約110ファゾム。650フィート以上の深場である。このあたりの White Hake のグランドはだいたい500フィートから700フィートなので、まぁ予想通り。私は秘密兵器の自作シャクリ棒に、タコベイトを付けたちらし針。針には持参のサバの切り身を付ける。(船でもサバの切り身を配るが、鮮度があまりよくない。)このシャクリ棒、他の人が使っているジグに比べて200グラム以上重く、抵抗も少ないので、底まで落ちる時間はずっと短い。以前はタコベイトにトレブルフックを付けていたのだが、どうもトレブルだとバラしが多い気がするので、シングルを2本にしたところバラしが減った気がする。

とりあえず1番に底について、底を何度か叩き、ゆっくりシャクリ上げるという動作を何度か繰り返すと、ずんという重みが伝わってきた。ラインのふけを回収し、しっかりあわせを入れる。サイズは、White Hake にしては小さいが、魚の大きさは選べないので仕方がない。650フィート分、延々と巻いてきて、とりあえず1匹目。この釣り場では、ドリフトを3流し。約1時間30分、船がポイントを外れていない間はコンスタントに釣り上げて、White Hake を6匹(その他、Red Fish を2匹)。残念ながら、30ポンドオーバーどころか20ポンドオーバーの1匹も掛からなかった。船内では、35.5ポンド(これが結局、この日のプールフィッシュとなった)、20ポンドオーバーが4,5匹上がっていたようだが、私の釣った合計7匹の White Hake は10ポンドから15ポンドクラスばかり。またしても、プールフィッシュの夢は破れた。(Bunny Clark はこれで6回目だが、マラソンでのセカンドプールしか取れていない。プールを取るともらえるステッカーが欲しい...)

続いて、タラ狙いのポイント。250フィートから350フィートの少し浅めのポイントをいくつか試すが、あまり釣れない。何度か長い移動をはさんで、午後1時すぎに着いたポイントでやっと魚の食いが良くなったが、ブルーシャークが待ち構えていて、4匹に1匹くらいは水面近くで持っていかれる。私も一度なかなかのサイズの魚を掛けたが、あと50フィートというところで持っていかれた。ゴンときて、パツンとラインが切れた感触のあと巻き上げたところ、テーザーにまだ5,6ポンドクラスの Pollock が付いていた。たぶんジグのほうには15ポンドクラスの Pollock が掛かっていたと思われるが、ジグごと持っていかれた。それでもこのポイントで何匹か Pollock とキーパーサイズぎりぎりのタラを上げる。

一度ブルーシャークを嫌って小移動したが、結果は同じ。魚は掛かるものの、ブルーシャークの餌食になるものが多数。ブルーシャークが待ち構えているときには、深さ50フィートあたりから水面までなるべく早く巻き上げないと、持って行かれる確率が高くなる。掛かった魚が大きいほど早く巻けないので、ブルーシャークの餌食となり、フラストレーションがたまる。私はこの最後の2つのポイントでジグを2つロスト。午後3時の終了のコールの直前に釣った Pollock はブルーシャークに噛まれたが、その時点で強烈に竿をしゃくって一気に引き上げたので、傷だらけだった。

この日の釣果は、タラが2匹(船内8匹)、White Hake が7匹(船内28匹)、Pollock を7匹、Red Fish を4匹、Cusk が1匹、Whiting が1匹の合計22匹。フィレにした状態で50ポンド前後だろうか。


後日の Bunny Clark のフィッシングレポートによると、"I believe Shawn Rosenberger (PA) and Yoshito .... tied for high hook with over twenty legal. Yoshito had more hake and cod but Shawn had more pollock. Yoshito caught a 15.5 pound white hake (his largest hake of the trip), a 12.5 pound pollock and the largest (only) cusk weighing in at 11 pounds...."  とのことで、竿頭か2番といったところ。スロースタートだったが、得意の White Hake で挽回したといった感じか。




2011-10-06

9/27, 28, 30 イカ釣り - Marblehead

9月26日、月曜日の夜に、釣り仲間の Tony から電話があった。Marblehead でサイズは小さいがイカが釣れているとのこと。私の近所の日本人の O さんにも教えてあげてとのこと。Marblehead では5月の後半からから8月の半ば頃まで、波はあったものの、割と安定してイカが釣れていた。ここ数年のうちでは、間違いなく当たり年である。今年特に良かったのは、このあたりではあまり見ない胴長が12から14インチクラスの超大型が数多く釣れていたこと。さすがに例年通り9月に入ってからさっぱりだったのだが、ここに来てまた群れが入ってきたとは。

9月27日、火曜日の夕方 O さんに電話。私は平日の釣りは子供たちが寝てからなので、午後10時30分頃 Marblehead 着。やっぱり O さんは来ていた。他も、Tony を含め、顔見知りの常連ばかり。

Tony の話によると、月曜日はイカの群れがずっと見えていたが、喰いはそれほどでもなかったとのこと。私が到着した時点では、群れは見えているものの、数はそれほどでもなかった。夕方から釣りをしている常連の連中は、今日はいまひとつとぼやいている。

私はとりあえず Naory 1.5B で始める。ぽつぽつ掛かるが、いまひとつ。今年の夏、いろいろと試行錯誤していてわかったこと。こういう群れが回遊しているものの、喰いが今一つの時には、単純な早い上下動をする Colman's の Bullet-Head Squid Jig に反応することがあるということ。 それから、イカの群れが水面近くに見えていても、底べたに徹すること。ジグをいったん底まで落として、底が取れたらそこから50cmくらいの細かい上下動。時々ちょっと長めにしゃくって、落としたところでストップ。これが大当たりだった。

正直いって、この Colman's のジグはお世辞にも出来が良いとは言えないが、ときどきパターンにはまるときがある。このジグは針がろくなものではないので、買ってから自分で研ぐのは必須。針のパターンもあまりよくないと思う。何しろバラしが頻発する。しかし、他のタイプのジグではあたりもないときに、反応しまくることがあるので、いつも選択肢のひとつとして持っておきたい。

この日はあまりにも他の連中と差がでたので、「今日はまた日本製のスーパージグか?」とかいろいろ言われたが、ちゃんと種明かししてあげたら、翌日はみんな同じジグを買って持ってきていたのには笑ってしまった。この日は翌日午前2時30分くらいまでねばって、約50杯。

 9月28日、水曜日。また行くことに。今回は、沖漬けのたれを持参。午後11時前に到着。さらに群れがうすくなったようだ。前日の当たりジグ、Colman's Bullet-Head ではじめる。10分くらいでぽんぽんと4杯釣ったがその後が続かない。満潮を過ぎて下げ潮になってから少しペースがあがった。今日は O さんがなかなか好調。O さんの得意パターンは、やや暗めのところに、スローシンキングのジグをキャストして、ゆっくりしゃくって引いてくるパターン。私もいろいろ試してみる。やはり午前2時30分すぎまでねばって、25杯くらいいったかどうか。

1日あけて、9月30日、金曜日。潮の関係からちょっと遅めに行く。午後11時45分頃に到着。常連の話によると、木曜日は雨もひどく、さっぱりだったとのこと。この日はスロースタート。釣れる、釣れないの波はなく、安定してぽつぽつと。途中サンダーストームが通過して、雨が大降りになると車へ避難、小降りになるとまた釣りに戻るの繰り返し。まぁ、この雨の中、みんなほんとに好き物です。午前3時あたりからちょっとペースが上がり、最終的に午前5時までに約40杯。やはりみんな小型。常連の Kenny が1杯だけ最近さっぱり見なかった大きなイカを釣った。

9/25 サバ釣り - Captain's Lady

またちょっと間があきました。

9月25日、日曜日。寝不足気味だったので、朝一の釣りはあきらめてゆっくり寝ることに。午前10時過ぎに起きて、午後は何をするか検討。NH の釣り船のレポートを見る限りでは、まだサバが釣れているようだ。毎年、秋に岸から釣ったサバで食べきれない分を、翌年の春のストライパーの餌のために確保するのだが、今年はなんとなくあまり数がつれない気がするので、ここらでちょっと確保しておくかと。

まずは、Eastman's に電話してみると、サバのいるところに行く、Half Day Boat は今週末はないとのこと。続いて、Al Gauron に電話。こちらはもう今シーズンの Half Day Boat は終わりとのこと。仕方がないので、Captain's に聞いてみることに。こちらはまだやっていた。Captain's では Bluefish がメインターゲットだけど、サバも釣れるよとのこと。まぁ、9月はどの船も、Bluefish がメインなので、仕方がない。

春に、子供たちをサバに連れて行ってあまり釣れなかったし、今日は天気も良いので、子供たちに「行く?」と聞いてみると、「行っても良いよ」とのこと。まぁ、家族サービスということで連れて行くことに。

家を午前11時半頃にでて、Newburyport のハイウェーを降りたところでバーガーキングのドライブスルーで昼食を買う。Plum Island の先端にある、Captain's Fishing Party には午後12時40分頃到着。一応、Bluefish の船になるので、ちょっと料金が割り増し。Blue を釣る気はあまりないが、一応、Blue 用の竿も持っていく。チェックインするときに、「Isle of Shoals に行くの?」と聞いたところ、「南にいくよ」とのこと。南となると、Merrimack の河口を出てすぐの、Ipswitch Bay になるのだが、こちらは通常 Bluefish がメインのポイント。うーん、少し高い料金を払って、サバ狙いとしては望み薄のところに行くのかとちょっとがっかりしたが、ここまできてしまった以上仕方がない。

今日の船は、Captain's Lady。バウのポート側に持ってきた竿を置いて場所を確保。クルーの Justin が声を掛けてきたので、「サバはどう?」と聞くと、午前中はサバを釣っている人があまりいなかったのもあるけど、ぽつぽつとのこと。これはどうもだめそうだ。

船は定刻の午後1時15分を少し回ったところで出発。Merrimack の河口の干潮が午後4時9分。これから下げ潮となる。船は河口を出て右へ、Plum Island Sound 沿いに南へ向かう。30分足らずでポイントに到着。

乗客は25人から30人くらいか。見渡す限り、私の家族以外では1人しかサバ釣りをしていない。私は7フィートのロッドに、サビキ(というか、自作のフライ)の針を2つ、先端に 1/2 オンスの Mackerel Jig (小型のダイアモンドジグ)。息子もほぼ同じ仕掛け。娘の方は、サビキの針を1つ減らした仕掛け。とりあえず仕掛けを投げてしゃくるが、うんともすんとも。30分もしないうちに、息子が、おなかが減ったからスナックを買ってとぶつぶつ言い始める。Bluefish の方は、ポート側で1匹、スターボード側で1匹かかったようだが、まぁぱっとしない。子供たちはもう飽きたようなので、Bluefish の仕掛けをセットアップして、何もしなくて良いから、この竿を2人で持っていなさいと指示する。1時間ちょっとして、ポイント移動。Justin が言うには、スターンでサバが1匹釣れたとのこと。1匹じゃねぇ。



ポイント移動している間に息子があまり文句を言うので、じゃあ1匹でも釣ったらスナックを買ってあげる条件を出す。「釣れなきゃ、船を下りてからじゃないと買ってあげないよ」と言ったのだが、本人は当然釣れるものだと思っている。まぁ、うちの息子は超ポジティブシンキングなので。


船は北へ少し戻って、10分ちょっとで次のポイント。なんだか潮目ができていて、先ほどのポイントよりはだいぶ良さげだ。アンカーをセットして釣りを始めたところ、すぐに息子の竿にサバがダブルでかかる。そこそこ良い型がダブルで掛かったので、「巻けないよぉ」とヘルプを求めてくる。仕方がないので、とりあえず巻けるまで巻かせて、最後は私が竿を取って魚を抜きあげる。これでスナックを買ってあげる約束は果たさなければならなくなったが、釣れることに越したことはない。針を外して、えらのところから心臓の辺りを指でえぐって海水を入れたバケツに放り込む。そうこうしているうちに、今度は娘が「巻けないぃ。ヘルプ!」こちらも私が魚を寄せて、抜きあげる。するとまた今度は息子が... これがかわりばんこに。やっと嵐が過ぎたと思って、自分の竿を投げると、またすぐに子供たちが「ヘルプ!」との声。まったく自分の釣りをする暇がない。


ここから釣り終了の午後4時30分まで、ほぼ釣れっぱなし。途中、息子の仕掛けが絡んで、切るしかなかったのだが、子供たちももうだいぶ釣って満足したので、娘の使っていた竿を2人を交代で使うことに。息子の方はだいぶ慣れてきて、私のヘルプなしに、仕掛けを自分で投げて、魚を釣り上げて、針を外すこともできるようになった。






まわりの Bluefish 釣りの方はというと... こちらはあまり良くなかった。35インチはありそうな大型もあがっていたが、Justin が言うには、船全体で dozen くらいとのこと。一方、サバに専念していた私たち家族は、後半は入れ食い状態で、後で数えたところ、合計115匹。14インチクラスの大型が25匹くらい。残りもほとんどが10インチから12インチくらいの中型。7月に大量に釣れたときより、ずっと型が良かった。