Squidfish.net などのインターネットの掲示板ではイカが釣れ始めたという情報がちらほら。Frances Fleet のレポートでも、イカが入ってきたので、今年は1週間予定を早めて、4月27日から船を出すとのこと。
もちろん私のホームグランドの Salem や Marblehead では5月半ばまでは多分だめだろう。今年は4月の中旬には Herring が入ってくると思っていたが、それもまったくだめ。何かを釣りたくてうずうずしていた。ということで、Woods Hole に遠征することにした。片道2時間ぐらい。まだシーズンが始まったばかりでそれほど数は釣れないだろうが、ひょっとすると。
金曜日の仕事が終わってから Tony に電話してみた。カレイはそろそろ釣れ始めてもおかしくないが、Tony によると今のところまったく釣れていないとの話。今夜 Woods Hole に行ってみようと思うんだけどと話したところ、俺も行くとの返事。
私は子供たちをお風呂に入れてから、ささっと仕掛けの準備をする。家を出た直後に Tony に電話すると、もう少しで着くところとのこと。1時間半くらいして、Cape Cod に入ったところで、もうすぐ着くともう一度電話したところ、Tony はまだ1杯も釣れていないが、他の連中はちょこちょこ釣れているという答え。
4月20日、Woods Hole の満潮は午後8時50分。干潮は21日の午前4時21分。潮位の差はは1.5フィート程度。
午後11時過ぎに現地に到着。釣り人は15人程度か。桟橋には船がぎっしり停泊しており、あまり釣りをするスペースがない。Tony はまだ釣れていなかった。とりあえず、船の隙間をさがして釣りを始めるが、まったく反応がない。ベイトフィッシュはいることはいるが、まだ群れが薄い。それから1時間くらい、他の連中もまったく釣れず、12時過ぎには徐々に釣り人が帰り始めた。
Tony の釣っていた場所の近くが空いたので、その隣に移動。Tony によると、日没すぎから釣り始めたグループは、10杯ずつ釣っていったそうな。まだベイトフィッシュもあまりいないねぇなどと雑談していたところで、Tony に1杯目。わりとすぐに2杯目、3杯目をあげる。私の方はさっぱりだったが、12時30分頃にやっと1杯目がかかる。今年初のイカ。サイズは中の小といったところか。やはりシーズン初は嬉しいものだ。
この後は、2人ともぱったり。私は途中2回ばらしがあったが、Tony の方はまったくあたりもなし。午前2時頃には、私と Tony 以外にはあと2人。誰も釣れない。私は片道2時間かけてきたので、最低4時間は釣りをするつもりでいた。
午前3時を回って、以下の小さな群れがスーッとやってきて、ベイトフィッシュを捕獲するのが見えた。ほら、あそこあそこと Tony に話しかけたところで、自分の竿にあたり。すこっと抜けてまたばらしたが、すぐに追い食いしてきた。やっと2杯目。午後3時半頃、また群れが見えたところで、3杯目。この後はベイトフィッシュの群れが徐々に薄くなり、まったくイカの気配もなくなってきた。
午前4時。Tony は3時間以上まったくあたりもなし。私も3杯目を釣ってからまったくだめ。海の雰囲気からして、もうねばってもだめかもねぇという話になった。午前4時15分、納竿。
5月になると、ホームグランドでのカレイ、ストライパー、後半にはイカも入って来るはずなので、もう Woods Hole は秋まで来ることはないだろうなぁと考えながら帰宅。釣果はさんざんだったが、いちおう釣れた事は釣れたし、なにしろ今シーズン初の持ち帰りだったので、まぁ良しということにしよう。
家に着いてイカをおろしていると、奥さんが起きてきたので、少し刺身にして食べた。3時間前まで海で泳いでいたイカの刺身はさすがにおいしかった。
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