2010-06-14

6/6 タラ釣り - Captain's Lady II

すっかりレポートをため込んでしまった。ここのところ、空いた時間は釣りをしているか、セルティックス - レイカーズのNBAファイナルをテレビ観戦しているかのどちらかになっている。

6月4日金曜日に GOM 周辺のタラの乗り合い船のレポートをチェックしていると、インショアの大型のタラが釣れている模様。週末は日曜日がなんとか都合がつけられそうである。もう Eastman's などの人気の船は週末の予約がいっぱいのようだったので、また Captain's Fishing に電話を入れてみる。こちらはそれほど予約が入っていない感じである。日曜日は早く行って場所取りをしたいので、どの船か確認する。Captain's Lady III だよねと聞いたところ、そうだよとの返事。

土曜日の夜、ジグについているトレブルフックをやすりで研いでいたときにふと思いつき、トレブルフックについている安っぽい赤のチューブをナイロンヘアーに付け替えることにする。赤系、黄色系、青系と三種巻いた。一通り作業を終えて、タックルと竿をまとめる。午前1時家を出発。現地着午前2時。早速竿を Captain's Lady III のバウに置いて場所を確保。ちょうど Plum Island の Sand Bar はストライパーが最もよく釣れる時間帯(干潮)なので、ルアーを取り出してちょっと散策することに。砂浜を歩き出すとすぐに竿を出すスペースがないことに気付く。今日はウェダーを持ってきていないので、これは釣りにならない。船の方に引き返して、停泊している船から Hogy を投げることにする。15分くらい釣りをしていたが、当たりはまったくない。あきらめて車に戻ってちょっと寝ることに。

この日は少し蒸し暑くて、窓をあけていたところ、蚊が入ってきた。うとうとしていると蚊のブーンという音が耳障りで寝付けない。蚊が近づいてきたときにはたこうとするが、そうは簡単に行かない。結局、30分くらいうとうとしては、蚊に邪魔されての繰り返し。やっとこの蚊をしとめることができたころにはもう空が明るくなってきた。

朝6時を回って、事務所が開いた。早速チェックイン。今日は Captain's Lady II とのこと。なんだって?Captain's Lady II の方に竿を置いている連中がいたので、ちょっとおかしいかなと思っていたのだが。Captain's Lady II へ移動しようとするとときすでに遅し。バウは5、6人のグループがもう場所を確保している。スターンの両角もすでに人がいる。結局、スターンのポート側から2番目のところに行くことに。早速けちがついた。

午前7時30分、定刻通り出港。メリマック河口の満潮が午前6時44分。干潮が午後1時16分。船は河口を出て、インショアグランドの北東の方向へ向かうのかと思っていたが、予想に反して東南東へ向かう。ここから1時間45分。結局 Jeffrey's Ledge での釣りとなった。船は全部で25人くらいの釣り客か。だいぶすかすかである。

風は10から15ノット、ガストで25ノットという予報だったが、みたところ10ノットは吹いていないようである。朝から雨がぱらぱら降っているが、釣りにはまったく支障がない。最初のポイントではアンカーをうたずに、ドリフトとなる。私は16ozのLavJig に昨晩巻いた黄色のナイロンヘアをあしらったトレブルフック。ティーザーにはやはり黄色系のコッドフライ。最初のキャスト。着底後糸の弛みをとって、シャクリながら引き寄せてくる。ゆっくりシャクリ上げ、また落とす繰り返し。すぐにゴンという感触。それほど大きくないが、まぁキーパーサイズのタラだろう。水面に上がってきたのは予想通り、30インチくらいのタラ。船で最初の魚である。メイトがギャフで引き上げてくれる。まぁ幸先の良いスタートかな。と思っていたら、後が続かない。10分くらいして、キャプテンが移動のコール。どうやらドリフトの方向が意図していた方向に行かなかったらしい。

15分くらいの小移動後、またドリフト。すぐにまた掛けるが、キーパーサイズには程遠い。そうこうしている内に、となりのポートの角にいたおじさんが、10ポンドちょっとのまぁまぁのサイズをあげる。このあたりからどうも風の方向と潮の方向が合っていないため、やけにラインがスターボード側に流れていくのが気になり始める。このとなりで釣りをしているおじさん、自分が一番流れの上側にいるのだが、船の真後ろにキャストするので、すぐにラインが私の前を横切るようになって、釣りしにくくて仕方がない。もっとポート側にキャストしてくれれば良いのに。

2番目のポイントでもあまりぱっとせず、再度移動。また15分くらいで次のポイント。ポート側からスターボード側へのラインの流れがさらにきつくなる。となりのおじさんがキャストに失敗してライントラブルになっている間は、ポート側に思いっきり投げられたが、魚がかからない。またとなりのおじさんが釣りに復帰すると、もうキャストするスペースがない。反対にいる連中もレンタルロッドが混じったグループで、投げるときに私のラインをあまり気にしていない。もうフラストレーションが絶頂である。もうどうでもいいや、どうせドリフトしているんだし、とキャストもせずに真下にジグを落とす。ジグが底に着いて、数度しゃくったところ、ガーンという強烈なひき。竿を立ててフッキングするが、糸がまけない。ちょっと緩めにセットしたドラグを引き出していく。魚がいったん止まったところで、底から引き剥がす。魚が抵抗してドラグを引き出すのが何度かあったのちに、徐々にあがってきた。うーん、思ったよりは重量感がない。となると、ポラックか?水面に上がってきたのは思っていた通り、大型のポラック。かなり良いサイズである。

この後、船で何匹かタラが釣れていたが、あまりぱっとしない。再びキャプテンの移動のコール。ここから30分くらい北東側に移動。風がちょっとあがって、ドリフトはちょっと無理なので、アンカーをうつ。今度はハドックがメインのエリアのようである。今日はわたしはとことん大型のタラにこだわっているので、ジグでの釣りを続ける。となりのおじさんは餌釣りに変更。ちょっとジグでの釣りがしやすくなったが、釣れない。このエリアでまた何度か移動。ハドックと小さなタラがぱらぱら。

お昼をすぎて、またここから西南西の方向に40分くらいの大移動。いくつかポイントをチェックしているようだが、あまり芳しくない様子。釣れない。ここから最後のポイントまで、20分くらい釣りをしてまた移動を繰り返す。午後2時30分。もう最後のポイントだろう。ここでも釣れない。今日は散々だったなと考えていたところ、最後の最後でちょっと良い当たり。10ポンドくらいのタラ。この魚のあと5分もしないうちに、終了のコール。最終的には、タラのキーパーが最初と最後に釣った2匹。アンダーサイズのタラが5匹。大きなポラックが1匹。いろいろフラストレーションのたまる釣りだった。

船の他の連中は、1匹も確保できなかったのが半分くらいか。竿頭は多分餌釣りでハドックを何匹か確保した連中だろうか。それでも4匹といったところだと思う。

釣りを終わって、プールフィッシュを選ぶ。ぱっとみたところ、私のポラックだろうなと思っていたが、その通り。このポラックは18ポンドあった。とりあえず、賞金85ドル獲得。これで2週連続のプールとなった。運はあるのかなぁ。本当のところ、プールで勝つより、30ポンドオーバーのタラを釣りたかったのだけど。

翌日、他の船のレポートをチェック。やはり、30から60ポンドクラスのタラがインショアで何匹も釣れていたとのこと。この季節、多少混んでいても他の船にするべきなのかも。いろいろ考えさせられた。

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