2010-05-26

5/25 ストライパー釣り - Salem

Salem Harbor の満潮午後10時ちょうど。この潮周りだと、勤め人にとっては今週最後のチャンスになる。ということで、3日連続のストライパー釣り。奥は、あっそっとしか言わない。もう私の行動パターンはお見通しである。

家を午後10時45分にでる。現地着、午後11時35分。今日もウナギのあたりがぽつぽつあるが、ストライパーのあたりがない。釣りを始めて30分をすぎてまたウナギのようなあたり。ちょっと糸を巻いたらあたりがなくなったのでほっておいた。数分して、餌が取られているかもと思い糸を巻くと、何か大きな海草を引っ掛けたような重み。竿を立てて引き寄せようとすると、魚独特の振動が。この重みといい、水面に上がってきたときの抵抗といい、ウナギに間違いない。あげてみると、長さは25インチ程度だが、直径が2インチほどある、でっぷり太ったウナギである。よく、6/0 のサークルフックにかかったものだ。いまからウナギを持ち帰って、料理をするあてもないので、リリース。

午前12時45分ころ、今日もだめだったなと考えていたときに、ベイトランナーのセカンドドラグをガーっと引き出す音。引きの強さから、キーパーサイズの28インチはない模様。水際に下りて魚を寄せると、微妙なサイズだが、ちょっとアンダーサイズのようだ。多分、27インチといったところ。横着して、リーダーを持って引き抜こうとしたら、ばれた。

その後、水面に小魚が追いかけられて跳ねているが何度か見えたが、あたりはなし。午前1時10分に納竿。

5/24 ストライパー釣り - Salem

昼に会社の同僚の H さんと話していたら、今晩釣りに行くという話だった。私も前日に行って釣れなかったので、また行くことに。

子供たちを寝かせて、午後9時45分頃家を出る。私のようなサラリーマン釣り師は、週末以外は夜釣りになる。

今日の Salem Harbor の満潮は午後9時8分。Lead Mills 着、午後10時30分。H さんはすでに釣りをしていた。今日はここに来る前に Swampscott にカレイを釣りに行っていたが、1匹も釣れなかったそうだ。H さんは竿を2本出して釣っていたが、今のところまだあたりはない。私も早速仕掛けをつけて釣りを始める。

与太話をしていると、何度か H さんの竿にウナギらしきあたり。餌を換えてまた投げなおす。そうこうしていると、また H さんの竿に変なあたり。竿を立てて少し糸を巻くと、グーっと糸を引き出していった。ストライパーだ。海面を見ると、H さんが投げていた場所よりずっと右の方で魚の波紋。私は自分の仕掛けを巻き取ってやりとりを見ていることに。

H さんはランディングのために水際へ降りていく。そう大きな魚ではないが、そこそこのサイズのよう。2、3分のやりとりのあと魚をあげて、こちらに戻ってきた。ぱっと見ではすごく微妙なサイズ。H さんはメジャーを出して測ると、ぴったり28インチのキーパーで、さっそくキープ。

この魚、針を飲み込んでおり、H さんが針をはずすのに手間取っている間、私は釣りを再開。すぐにストライパーのあたりがあったが、竿を立てた瞬間ばれた。餌を換えて、また仕掛けを投げる。H さんもまた釣りを再開。5分もしないうちにまた私の竿にあたり。今度はしっかりフックできている。今度は H さんが仕掛けを巻き取ってスペースをつくってくれる。それほど大きな魚ではないが、そこそこのファイト。水際に下りてランディング。思っていたよりは大きく、これまた非常に微妙なサイズ。この魚、H さんの釣った魚よりは少し太っていたが、長さは27.5インチ。キープするには0.5インチ足りないのでリリース。

私はまた仕掛けを投げ直して、次の魚を待つ。少しして、どうやら海草がかかったようで、糸がベイトランナーのセカンドドラグを引き出していった。仕方がないので、少しテンションをはって糸を巻き取ると、ゴンというあたり。いきなりドラグをガーっと引き出していった。これは先ほどより1回りは大きな魚のようだ。竿を立てて魚を止めて、水際に下りようとした瞬間、スポッと抜けた。悔しい。

それから30分くらいして、H さんに2匹目。こちらは20インチちょっとの小型のストライパー。メジャーすることもなく、すぐにリリース。私はその後1匹も釣れなかった。午前12時15分、納竿。

2010-05-24

5/23 ストライパー釣り - Salem

昼に Tony から、またイカの乗り合い船に乗るようだったら声をかけて、と電話があった。晩にストライパー釣りに行こうかと考えていたので、今晩 Salem に行くよと話をしたら、じゃあ釣り場で会おうという話になった。今年の冬に、Tony にあげようと思って作った5フィート6インチの竿がまだ手元にあったので、釣り場で渡すことにした。

今日は Salem Harbor の満潮が午後8時13分。私は家を午後8時45分頃出て、Lead Mills 着午後9時40分。気温は60度くらい。昼は蒸し暑かったのだが、夜になってずいぶん涼しくなった。Tony は満潮の頃から海岸に降りて釣りをしていた。他に先客はいなかった。私は橋の上からの釣りが好きなので、とりあえず着いたよと電話し、あとで竿を渡すことにした。

今日はフィッシュファインダーリグに3ozのシンカー。針は Gamakatsu の Octopus Circle の 6/0 サイズ。昨年の秋にストックした冷凍のニシンとサバを切って餌にする。最初はニシンから。

仕掛けを投げて10分くらいして、小さなあたり。これはウナギのあたり。これは餌をとられたなと思い、仕掛けを回収すると、餌がなくなっている。2投目。また数分してまたウナギのあたり。ニシンの身は崩れやすいので、ウナギが餌を取りにくると、すぐになくなってしまう。3投目はニシンの頭の部分を使う。頭の少し硬い部分に針を掛けるので、身よりは餌持ちが良い。また10分くらいして、ちょっと大き目のあたりだが、これもストライパーではなく、ウナギ。仕掛けを回収しようとすると、根がかり。このポイントはウナギがうじゃうじゃいて、厄介者である。ウナギは餌を取ると、どうやら海底の穴かなにかに持ち込もうとするようで、ウナギのあたりがあったあとにすぐ根がかりということが多々ある。何度かラインを緩めて竿をあおり根がかりを解消しようとしたが、だめだった。あきらめて道糸を腕に巻きつけて無理やり引き抜く。幸いなことに、ハリスが切れて、失ったのは針のみ。

針を付け替えて、今度は餌をサバにする。午後10時を回ったところでストライパーのあたり。今日はベイトランナータイプのリールを使ってプライマリドラグをオフにしているので、あたりがあるとセカンドドラグのクリック音がしてガーっとラインが出て行く。ところがこのストライパー、ちょっとラインを引き出したところで餌を吐き出した。

その後、ちょっとして Tony がこちらにやって来た。今日はまったくあたりがなかったとのこと。私は車に Tony にあげる竿をとりに戻り、ちょっと与太話。Tony は奥さんから電話がかかってきて、帰っていった。私は午後11時40分までねばったが、ウナギ以外のあたりはまったくなかった。

5/22 イカ釣り - Gail Frances

昨年、メモリアルデイウィークエンドに息子を Frances のイカ釣りに連れて来た。そのときは大釣りになって、息子も10匹以上釣れた。その記憶からか、また今年も行きたいと話していた。今週末は気候も安定しているようなので、土曜日に連れて行くことにした。

土曜日は息子が通っている日本語学校が来週に予定されている運動会の分を補うために、午後に延長授業があった。午後2時40分に授業が終わり、ロードアイランドに向かう。ちょっと寄り道をしていたために、Narragansett に着いたのは午後5時30分を回っていた。とりあえず腹ごしらえのために McDonald に入ったところ、近所のOさんとその息子さんと友人の3人にあった。今週、土曜日にまた行きましょうと話しはしていたのが、今回は別行動。McDonald で会ったのは偶然であった。

Frances Fleet に到着したのは午後6時ちょっと前。今日はイカ釣り客が多く、Gail Frances と Admiral Frances の2艇がイカ釣りに出る。私たちは Gail Frances に乗ることになった。船の後ろ半分はすでに先客でぎっしりうまっている。今日は息子連れなので、後ろのほうで釣ることも考えていたが、空きがないので、一番前に釣り座を確保。Oさんのグループもすぐ隣に。その後、また中国人の釣り友達の Eddie が奥さんを連れてやって来た。彼らは Admiral France に割り当てだったが、事務所に言って Gail Frances に替えてもらって、私たちグループの隣に来た。結局 Gail Frances はほぼ満員。Admiral の方は7割の入りといったところ。こう人が多いときにはバウでライントラブルを避けるに限る。

5月22日土曜日、Point Judith の満潮は午後3時52分、干潮は午後10時51分。月齢は9日。風は5ノットくらいの南東の風。

Frances のレポートによると、火曜から水曜日にかけての嵐で沿岸近くの水が濁っており、水曜、木曜ともにヒラメ、イカがさっぱりだったそうだ。岸からのサバ釣りなどでもそうなのだが、嵐で海水が濁ると魚の食いが落ちて、2、3日は回復しない。せっかく海水温も徐々に上がってきて、イカの大釣りの情報もちらほらあがってきているのに、またちょっと後戻りだ。

 Admiral Frances は午後7時の定刻に出発したが、Gail Frances は何かを待っていたのだろうか、20分遅れで出発。ポイントはいつもと同じく、 ハーバーを出て、航路の西側の堤防をかわして、ほぼ西側。20分もかからずにポイントに到着。Admiral Frances のすぐ東側にアンカーをセット。

Oさんはイカが釣れるのはもう少し後だろうと考え、ポーギー/ブラックシーバス用の仕掛けを準備していたが、釣り開始数分後にすぐにイカが何匹かあがったのを見てイカ釣りを始める。私は、息子もいるし、船が混雑しているのではじめからイカ釣り。

私はジグを3つに1.5オンスの錘を付けた仕掛けで底付近を探る。潮は左舷斜め前からこちらに流れてきている。間もなく最初の1匹。私はちょうど潮の流れてくる方向に仕掛けをキャストし、着底後糸のたるみをとって停止。30秒毎に軽くしゃくって底の取り直し。息子は自分ではキャストできないので、私がキャストして竿を渡し、はい巻いて、はいちょっと竿を立ててと横から指示を出す。そして息子にもやっと待望の1匹目。

何匹かあげたところで、隣の釣り人が私のラインをまたぐようにキャストしてきた。この人、何故か船の前方に投げようとしていたので何度かまずいと思ってなるべく避けていたのだが、このときはほぼレールに平行にまっすぐ投げてきた。そりゃ絡むよなぁ。向こうはジグをつけているリーダーも8ポンドテストくらいの細めの糸だったので,結構やっかいな絡み方。結局、私のジグをすべてはずし、向こうのジグも全部はずすことになった。全部ほどくのに5分以上かかってしまった。まったく迷惑な話。このあたりからちょっとあたりが遠のく。

息子はもうちょっと飽きてきて、喉が渇いたとかいろいろ文句を言い始める。私がいろいろ指示するのにいろいろ文句をつけるようになって、私がはい糸のたるみをとってといっても言うことを聞かなくなる。こう人が多い時にラインを流すと絡まってしまうので、ちょっときつく言うと、ぶつぶついいながら巻き始めた。ところが糸を緩めすぎてしまってジグが底で引っかかってしまったようで、仕掛けをまるごとロスト。もちろん自分で仕掛けをつけることはできないので、お菓子でも食べさせることにして、食いが落ちてきたときに新しい仕掛けをセットアップする。息子が戻ってきた頃にはすっかりイカが食わなくなって、また釣れないとぶつぶつ文句。午後9時を過ぎて、寒いと言い出して、キャビンに入ってお菓子を食べ始めた。ちょっと食べたら眠くなったようで、そのままブランケットをかぶって睡眠。結局、釣り終了まで寝ていた。

私は息子が寝て、やっとまともに釣りができるようになった。どうもべた底での反応が悪いので、仕掛けを換えて今度は上層から下層まで広く探りを入れることにする。午後9時30分をまわって、中層でイカが掛かるようになってきた。私の釣り方は潮上に仕掛けを投げて、ある程度沈ませてから、大きめにしゃくる。イカはこのフォールのアクションで食ってくるので、しゃくったときにずんと重みを感じる。午後10時30分ころまで比較的コンスタントに数を積み上げていく。釣れてくるイカは、半分以上胴長10インチくらいある大型。この間、他の多くの釣り客はまったく釣れていなかった。彼らは依然としてべた底でしゃくっているようだ。

午後10時30分を回って、潮が弱まり、風向きも安定しないため、船の向きがあちこちにシフトする。今日は午後11時くらいに干潮なので、ちょうど潮が死んでいる時間。イカの食いがしっかり落ちてしまった。これは潮が動き出すまでだめだろうなぁと思っていたが、まさに予感が的中。結局、また潮が動きはじめた午後11時30分頃までは本当に船全体でもぽつぽつしか釣れていなかった。午後11時30分をすぎて、船の周りで小魚の群が見られるようになった。どうやらこの下にイカがいるようで、中層から下層にかけてあたりが出始める。ここから釣り終了の午前12時30分までやく1時間の間、何度か波があったが、少しまとまって釣れた。最後になって少し食いがたっていたので、もう少し釣りをさせて欲しかった。Gail Frances は出航が20分遅かったのだし。

終わってみれば、合計53杯(うち、息子が1杯)。Oさんの息子さんが約30杯。Oさんとその友人はそれぞれ10杯程度か。最後の方で少し良いペースで釣っていた Eddie は20杯程度。見渡す限りでは、私の隣の隣で釣っていた人がやはり15杯から20杯といった感じ。残りはほとんどの人が1桁だと思う。今日は正直言って難しい釣りだった。いろいろな深さを探りながら、反応があった層を丁寧に狙っていかないと、数が伸びなかった。

メモリアルデイウィークエンドの土曜日にもう一回来ようと考えている。やはり一度はバケツ1杯を超える大釣りをしてみたいが、今年はだめなのだろうか。

2010-05-21

5月16日 Beverly の情報

先日、近所の釣り仲間のOさんに今週末のイカ釣りの計画の話をするために電話をした。Oさんも16日の日曜日に大学生の息子さんと Beverly Pier にカレイ釣りに行ったとのこと。Oさんが言うには、人が多すぎ。Salem Willows がこの冬の嵐でまた破損した(数年前も嵐で板がめくりあがり、その次のシーズンはずっと使えなかった) ので立ち入り禁止になっており、釣り人が Beverly に流れてきたのだろう。

合計20本近く竿が出ていたようで、潮が速いので、あちこちでラインが絡まっていたそうな。Oさんは結局リリースサイズを3匹。私も先日書いたように Beverly に行くかどうか迷ったのだが、Swampscott にしておいて良かった。

2010-05-18

5月15日 イカ乗り合い船情報

釣り仲間のHさんが土曜日の晩にフランセスのイカ釣り船に行ってきた。フランセスのレポートによると、土曜日は大釣りになったように書かれていたが、文中の The bite is not always all night long... というのがちょっと気になったので、実際にどうだったのか聞いてみた。

Hさんが言うには、午後9時半頃まではまったくうんともすんともいわなかったらしい。そこからイカが釣れ始めて、午前12時頃には食いが止まったとのこと。Hさんは合計60杯ぐらい、一緒に行った友人は2人で50杯ちょっと釣れたらしい。

土曜日はイカ釣り船が2艇出たので他の船のことは良くわからないが、少なくとも同じ船では5ガロンバケツ2杯目というのは見なかったと言っていた。Hさんはこのイカ釣り何度も乗っているし、釣りかたもよく知っているので、この合計60杯というのも船の中ではトップに近いと思う。フランセスのレポートでは先週末は土曜日が一番良かったようなので、この感じだとまだピークには達していない。私は今週末に行く予定。

なおHさんは最初イカが釣れ始めるまでヒラメ釣りをしていたが、ヒラメのあたりはまったくなかったそうだ。この後この船のクルーが皆がイカ釣りをしている合間にヒラメのキーパーサイズを釣ったようで、帰りに釣れたヒラメを売っていたとのこと。

2010-05-17

5/16 Swampscott Pier - カレイ釣り

土曜日はいろいろと用事があって釣りには行けなかった。日曜日は1日空いている。イカは来週にすることに決めたし、ストライパーも潮の関係から来週末以降にしようと考えていた。となると、今絶好調のタラの乗り合い船か。土曜日にうちの奥にさぐりを入れてみたところ、感触がよくない。ここのところ毎週、家族をほっぽらかしにして釣りに行っているからなぁ。ここはクレジットをためておかないと。ということで、子供を連れてまたカレイ釣りに行くことにする。

カレイ釣りとなると、いつもの Beverly Pier か、それとも先々週そこそこ釣れた Swampscott Pier に行くか。先週、Salem/Beverly エリアの釣り友達の Tony から電話が掛かってきて、Beverly はあいかわらずぽつぽつとのこと。1日に1匹が2匹とのこと。子供にとっては Beverly の方が遊ぶ場所があって良いが、子供に釣り竿を持たせるとなると、潮があまり速くない Swampscott の方が良い気がする。Beverly Pier はストライパー釣りの連中がいて釣る場所もないかもしれないし。結局 Swampscott に行くことにする。

5月16日日曜日。Lynn Harbor の満潮は午後1時51分。月齢は2日。午前11時30分頃に家を出て、途中 McDonald で腹ごしらえ。Salem のいつものベイトショップに寄って Sea Worm を1ダース買う。Swampscott 着、午後12時50分。車を停めて釣り道具を取り出そうとしたところで、仕掛け一式を入れたかばんを家に置いてきたことに気付いた。せっかく日本で買ってきたカレイ針に蛍光のマシュマロボールなるものを付けた仕掛けを午前中作ったのに。

この前釣りに行ったときのいつもストライパー用の仕掛けを入れて置くかばんに一つだけカレイ用の針が入っていた。うーん、これ一つでいくか、それとも仕掛けを買いに戻るか。子供に自分の竿で釣りをしたいかどうか聞いたところ、答えはもちろん、絶対にするとのこと。まぁ、7歳と4歳の子供なので、すぐにあきるのは分かっているが、連れて来た以上やらせてあげないとあとでぶつぶつ言われるし。本当は、満潮の1時間前から釣りをしたかったのだが、仕方がない、戻ることにする。

車を走らせ、Salem のベイトショップに戻る。もっと近くにどこかあるのだろうけど、この Swampscott のあたりはあまり良く知らないので、急がば回れである。ベイトショップに戻って、カレイのハリス付きの Chestertown Hook を2種類。スイベルやら錘やらさっさと買い込んで、Swampscott に戻る。

Swampscott 着午後2時。本当は満潮の1時間前から釣りをしたかったのだが。Pier に行くと先客が5人ほど。気温は70度近くあるが、かなり強い風が吹いていて少し肌寒い。今日は天気が良いので、Pier からは Boston の高層ビル群が良く見える。

先客に聞いてみると、まだ2匹しか釣れていないとのこと。先々週は満潮の1時間前ぐらいからバタバタっと釣れていたので、この時間であまり釣れていないならだめかなという予感。

とりあえず子供用の竿に仕掛けをセットして息子に持たせる。Pier からのカレイ釣りはちょい投げをして、1分くらいラインのテンションを保ってあたりを待つ。あたりがなければ軽く竿をあおって底を叩くようにして仕掛けを引き寄せまた待つの繰り返し。仕掛けを投げっぱなしだと、カニが寄ってきて餌を取ってしまうし、カレイの反応も良くない。私の竿を準備しながら、何度も息子に教えたが、なかなか思ったようにはいかない。私が釣りを始めたころにはもうすでにあきていて、はい巻いて、ラインのたるみを取って、と言っても反応が悪い。しまいには、持ってきたスナックを食べていいかと言ってきた。まぁここは子供には勝手にやらせておくことにして、私は自分の釣りに集中することにした。

釣りを始めて15分くらいか。Pier の先端の方で釣りをしていたおじさんが1匹あげた。そのおじさんがすぐに2匹目。やっと時合がきたかなと思っていたところで、私も竿を軽くあおった瞬間、ググッという重みが。型は13インチくらいか。大きくはないが十分のキーパーサイズ。ここからコンスタントに釣れ始める。息子に、今が釣り時だから、もう少し釣竿をしっかり持っていなさいと言ったすぐ後に、竿先に細かいあたりがあるのが見えた。ほら魚だよといって巻き上げさせると、竿がぐんとしなる。糸を巻き上げるのにかなり苦労しているようだ。海を見るとかなり大型のカレイ。これは息子には抜き上げられないので、カレイが水面近くまで上がってきたところで私が代わって魚を引き上げる。16.5インチのかなりの良型。

午後3時を回って、Pier の岸に近い方で釣りをしていた人に次から次へとカレイが掛かる。Pier の先端で釣りをしていたひとたちも小移動。午後3時30分を回って食いが落ちてきた。先客の2人はほぼリミット(8匹)に達して道具を片付けはじめる。午後4時すぎ、先客がすべて帰ったところであと1匹追加して、私も納竿。結局、12.5インチから16.5インチまで、合計8匹釣った。釣れたカレイはすべてキーパーサイズ。うちの息子がリミットアウトした先客の一人にもらった1匹をくわえて合計9匹。近所の知り合い3家族に2匹ずつ配って、自分の家族用に3匹キープ。唐揚げ、刺身、煮物とカレイ料理を堪能した。

2010-05-15

5/14 Salem - 2010年初ストライパー

金曜日の夜となると家にじっとしていられない。タイドチャートによると、Salem ハーバーの干潮が午後6時10分、満潮は土曜日の午前12時23分。子供たちを寝かせてから今晩はどういうプランで行くか考える。結局、Beverly に行ってニシン釣りをして、もしニシンがいるようだったらそれを活餌にしてストライパー狙いの竿も出すというプランで行くことにした。一応、去年の残りの冷凍ニシンをバックアップに持っていく。

午後10時頃に家を出て、午後10時50分に Beverly Pier 着。 今日はストライパー狙いの先客が何人かいる。遠くの方に稲光が時折見えるが、真上には星が見えており、風もほとんどない。私はとりあえずいつもの場所でニシンを釣ることに。海面を見ると2週間前と打って変わって小魚の大群がいる。ちょっと観察していると、時々この群を追い回す魚が。サイズからしてすぐにニシンではなくストライパーであることがわかった。ぱっと見たところ最大で25インチくらいのいわゆる Schoolie と呼ばれる小型のストライパー。こいつらがいるようでは大きなニシンの群は期待できないなぁと考えていた矢先、サビキにガッというあたり。まずい、ストライパーだ。いくら小型のストライパーといっても Pier の上から6ポンドテストラインに5フィート6インチのウルトラライトのロッドではなす術はない。ここは周りが障害物だらけなので、ドラグを緩めてラインを出すわけにもいかない。結局1分もしないうちにあっさりラインブレーク。

この状況ではまったくニシンは期待できないので、ニシンの竿と仕掛けはしまって、ストライパー釣り用に持ってきたロッドをセットアップする。餌は冷凍のニシン。とりあえず基本のフィッシュファインダーリグに 3oz のシンカーをつけて Pier の外側に投げる。少し待つがまったくあたりはない。他の釣り人の仕掛けにもまったくあたりがない。だいたいストライパーが小魚を追っかけまわしている状況で、フィッシュファインダーで底にチャンクベイトが静止していても食うはずがないなぁと考え、シンカーをはずして餌をドリフトさせることにする。潮上に餌を投げては流れにのせて糸のたるみをとり、餌が潮下に流されたらまた上げて餌を投げなおすの繰り返し。しかしあたりがない。

午後10時45分。ここではまったく期待できないので、他のポイントへ移動することにする。今、上げ潮の最後の1時間ちょっと。この時間帯では Salem の White Fuel Bridge が狙い目かなと考え、車に戻る。途中、セブンイレブンに寄ってホットドッグと飲み物を買い、White Fuel Bridge に向かう。

White Fuel Bridge 着、午後11時。行ってみて分かったのだが、橋の上流側は工事中でフェンスで囲まれている。潮があげている時は上流側での釣りなので、これでは釣りにならない。あきらめて帰るかそれとも。ちょっと悩んだあげく、またしても予定変更。Salem のフェリーポートに行くことにする。

Salem フェリーポート着午後11時15分。先客が一組、フェリーポート駐車場の先端の方で竿を出している。私はちょっと手前に車を停め、向かいの Hawthome Cove Marina 側にキャストすることに。ちょっとすると先客がこちらに歩いてきて、良く見るとこのあたりの常連の人だった。ちょっと立ち話。話によると先週からキーパーサイズのストライパーが何本かあがっているとのこと。今晩は今のところまったくあたりなしだそうだ。

ちょっとして少し眠くなってきた。車の向きを変え、後ろのハッチが海側になるように駐車。ここは駐車場からすぐ向こうが海なので、リアゲートに竿をたてかけ、鈴をつけて車のシートに座って待つことに。シートをリクライニングして、ちょっとうとうと。時折鈴が鳴るが、これはカニ。何度かカニに餌を取られて投げなおす。魚のあたりはまったくない。午前1時45分。あきらめて帰るか、もう少し粘るか。それとも... 私が好きな釣り場、Lead Mills で良く釣れる時間になった。今投げている餌はニシンの頭の部分。ちょっとカニにかじられているがまだ使えそう。あとニシンの身が2片。短期決戦で Lead Mills に行くことに決める。そこで30分釣りして、それでだめなら帰ろう。

Lead Mills 着、午前2時。さっと竿と残りの餌、ヘッドライトを持って釣り場に向かう。針についたままのニシンのちょっとぼろぼろになった頭をそのままキャスト。今日は Pier から生餌で釣るための竿を持ってきたので、遠投はできない。Tidal Creek の流れ出しにちょい投げ。

5分くらいしたところで、竿先がちょっとゆれる。小さな藻がラインにでも掛かったのであろう。このくらいならとりあえずほっておこうと思っていたところ、今度は竿先がぐっとお辞儀をする。大きな藻か草でも引っ掛かってしまったかなと思い、ロッドを持つ。さらにロッドがぐっと曲がっていく。あーあと思いながら少しロッドを立てると、今度はかなり強い力でグーっとロッドがしなっていき、さらにゴッゴッとドラグが引き出される。これは魚だ!と思った瞬間、水面でバシャンという波紋が。魚をこちらに向けようとロッドを立てようとするが、どんどんドラグを引き出していく。これは大きい!

ロッドにテンションをかけながら、水際に下りて行く。何度か寄せてはまた向きを変えてドラグを引き出していく。魚とファイトすること3分くらいか、やっと魚が水際に浮き、手で下あごを掴んで抜きあげる。思ったより小さかったが、十分キーパーサイズ。

奇しくも、また今年の最初のストライパー釣りで釣れた魚がキーパー。昨年は5月14日にこの場所で、同じく初釣りで35インチをあげた。それから1年後の同じ夜(日付はすでに15日になっていたが)、同じ場所で。今回は31インチ、9.75ポンド。



さっそく釣りを切り上げて家に帰る。午前4時15分、魚をおろし終え、刺身用の柵6本を冷蔵庫にしまい、就寝。

2010-05-12

5/10 タラ釣り - Challenger

5月10日月曜日。日曜日は Gail Warning で海は大荒れ。予報では午前中はこの風がまだ残り、海上は3から5フィートの波。午後になって少し風が落ちてくるとのことだった。

5月から6月の前半はタラの産卵シーズンで深場からやや浅い岸近くの砂泥地の穴に大型のタラが集まってくる。Atlantic Cod のワールドレコードである98ポンド12オンスの魚は、ポーツマスの沖にある Isle of Shoals のすぐ近くの海域で1969年6月8日にあがったものだ。毎年このシーズンは30ポンドを超えるタラが数多く釣れている。大型のタラ狙いではこのシーズンははずせない。

GOM の乗り合い船はこのシーズン毎週月曜日にマラソンと呼ばれる人数限定の通常より長い釣り時間の船を出す。だいたい午前5時に出航して午後5時に帰ってくる12時間トリップが多い。マラソンにやってくる釣り人達は、自分のロッドを持ってジグを振るハードコアの人ばかり。私もここ数年5月のマラソンに1度は乗るようにしているが、未だタラの30ポンドオーバーを釣ったことがない。今年は今日がその日。

今回乗る船は、Newburyport にある Clipper Fleet の Challenger という船。マラソントリップは予約するときにレールポジションを確保するので、出航の30分前までに行けば良い。Challenger のマラソントリップ(Clipper Fleet では Early Bird Special と呼んでいる)は最大30人まで。私のレールポジションは27。左舷の前から4番目。朝4時15分に現地に到着し、竿やクーラーを運び込む。外気温は40度。風は北西の風で15ノットはあるようだ。メリマック河口の干潮は午前3時36分。満潮が午前9時22分。月齢は26日。

午前5時、定刻通りに出航。 今日の日の出は5時27分。この頃には空も明るくなってくる。5時15分頃メリマックの河口を出て、船は南東へ向かう。今日はメリマック河口から東北東の海域の近場の釣りになるかもと思っていたが、予想がはずれる。北西の風15ノットから20ノットほどあり、ところどころ波頭が砕けて白く見える。幸い真後ろからの風なので、船の揺れは少ない。午前7時15分、ポイントに到着。Cape Ann がまだ見えている。Cape Ann の沖に浮かぶ Thacher Island の2本灯台の見える角度からして、どうやら Cape Ann の東南東の海域、おそらく Jeffreys Ledge の南西端のあたりと思われる。

アンカーをうつために船を風に立てると、船が波で大きく揺れる。予報通り、5フィートくらいの波だろう。強風と波のため、アンカーをセットするのに少し時間がかかった。7時30分釣り開始。水深255フィート。私は、LavJig 16oz に昨晩作った Sand Eel をイメージしたフライをテーザーに使用。15分経過してキャプテンがポジションをリセットするとのアナウンス。まだ誰も釣れていない。一度アンカーを回収して、アンカーをうちなおす。釣り再開。依然として誰も釣れない。どうやらキャプテンが思ったポイントにうまく船をのせられなくて苦労しているようだ。15分くらいして、またポジションを決めなおすとのアナウンス。アンカーをうちなおして釣り再開。ジグをしゃくっているとゴンと言うあたり。この魚ずいぶん軽い感じがしたのだが、あげてみれば27、8ぐらいある余裕のキーパーのタラ。本日の1番乗り。続いてすぐに2匹目。こちらもちょっとサイズがおちるがキーパー。さらにもう1匹、小さめのタラをあげる。こちらはリリースサイズ。周りを見渡す限り、私しか釣れていない。ちょっと優越感。だがここでちょっと食いがとまる。

30分くらいして、キャプテンが Ledge の反対側に移動するとアナウンス。皆が仕掛けを回収してキャビンに戻ってきたところで、どうやらポラックらしき魚群が魚探に写ったようだ。キャプテンは予定変更して、ポラックを釣りたい人はやってみろとのこと。すぐにスターンの方で何匹かポラックがあがったようだ。左舷の一番前で釣りをしている人にも何かかかったようだ。結構大き目の魚のようで15ポンドクラスのポラックかなと思って見ていると、なんと20ポンドオーバーのタラ。それから1時間くらい、ポラックと大型のタラがあちこちあがり始める。私も順調にタラとポラックを追加。タラは皆大型で、私がもう1匹リリースサイズを釣った以外は見える範囲で釣れたタラはすべて余裕のキーパーサイズ。私も順調にタラ、ポラックを追加していく。この調子ではお昼前にはタラ10匹のリミットに達してしまうかもと思っていたが、10時30分頃にはパタッと食いがとまった。潮の変わり目なのだろうか。

午前11時30分頃、キャプテンがこれ以上待てないので移動するとのアナウンス。どうやら魚探には魚が写っているようだが、食い気がないようだ。ここで大移動するのかなと思っていたところ、1/2マイルも離れていないところで船を停めた。風はすっかり落ちて5ノットもないようだ。波もずいぶん収まった。今度はドリフトとのこと。

さっそく釣りを再開。まわりを見渡すと、海面でしぶきが上がっている。良く見るとイルカの小さな群れ。10匹くらいだろうか。どうやら何かを追い回しているよう。イルカの写真をとろうと思ってカメラを取り出し、何枚か取っている途中にゴンというあたり。急いでカメラをポケットにしまってあげてみるとポラックだった。この頃から船のあちこちでいっせいに竿がしなり始める。8割が大型のタラ。平均サイズが15ポンドから20ポンドクラス。30ポンドクラスもあちこちであがっている。私にも20ポンドクラスのタラが次々にかかる。もう110qt の大型のクーラーボックスに入りきらなくなってしまったので、コーヒー袋を買ってそこに魚を入れはじめる。

ジグをしゃくりながら海を見ていると、船のすぐ下にニシンの大群がいることに気付く。イルカはこのニシンを追い回しているのだった。そういえば誰かがあげたポラックがニシンを吐き出していた。ということは、海面から250フィートの海底まであちこちにニシンのかたまりがあるのだろう。

結局、お昼前から始めたドリフトは釣り終了のアナウンスがあった午後2時20分までリセットなし。この一流しのうち、何度かタラの群れにあたった。それがすべて大型。



残念ながら私は40ポンドオーバークラスのタラは1匹も釣れなかったが、結果としては大満足。今まで行ったタラ釣りのなかでは一番平均サイズが大きかった。ちゃんと計測していないのでなんともいえないが、30ポンドちょっと欠けくらいのサイズを筆頭に、13匹釣ったタラのキーパーの半数以上が15ポンドオーバー。それにポラックが4匹。数の上ではどうやら竿頭のようだし。



本日のプールフィッシュは50ポンドクラス。船全体で40ポンドオーバーは少なくとも6匹はあがった。このクラスを魚を釣って見たかったが、こればっかりは運だからねぇ。

2010-05-09

5/7 イカ釣り - Gail Frances

待ちに待ったロードアイランドのイカ釣りシーズンが始まった。フランセスのイカ船は5月7日から。週の前半に天気予報と週末の予定をいろいろ吟味して、オープニングデイの5月7日に近所の釣り仲間のOさんと行くことにした。

金曜日の午後は仕事をちょっと早めに切り上げて、午後4時ちょうどにOさんの家にピックアップに行く。ここから Route 495 をずっと下って、Route 95 に入り、ロードアイランドへ向かう。途中特にひどい渋滞もなく、2時間たらずで Narragansett に着く。船は7時出港なので、バーガーキングによって簡単に夕飯を済ませる。Gailee のフランセスフリートには午後6時15分頃着いた。

今日は Gail Frances。私の好きなバウにさっと竿を置いてからオフィスに戻って、チェックイン。料金は1人40ドル。10ノットを少し超える風が吹いていて、ちょっと肌寒い。荷物を持って船に向かうと、去年何度か乗り合い船で会った夫妻 Peter と Connie がいた。彼らはこのフランセスのイカ船の常連。シーズン中は毎週乗りに来る。久しぶりだねぇとちょっと立ち話。彼らはスターンに釣り座を確保している。

私とOさんは釣り座を確保したバウの方に荷物を置いて、仕掛けの準備にかかる。すると、桟橋の方から Hey Yoshito! と声が聞こえてきた。いったい誰かと振り返ると、いつも Salem や Marblehead で一緒に釣りをする Tony だった。去年、私が Tony をこのフランセスのイカ釣りに誘って以来、彼も何度かこの船に乗っている。今年も良く釣れているようだったら Tony に連絡しようと思っていたのだが、彼も待ちきれなかったようだ。Tony は今日は普段釣りをしない息子さんと、さらに釣り仲間をもう一人。この釣り仲間は Salem Willows のサバ釣りの常連の一人で、私も会えば話をする顔見知り(名前は知らない)。なんだか知った顔があちこちに。

船は定刻通り午後7時出港。いつもの通り、湾口を出て右(西)側に進む。7時25分にはポイントに着き、アンカーを落とす。水深は30フィートぐらいか。太陽はまだ地平線の上にある。7時35分、釣り開始。西の風15ノット、波は3フィートといったところか。潮は船の右斜め前から流れてくるがそんなに強いわけではない。Point Judith はこの日満潮が午後3時45分、干潮が午後10時36分。月齢23日。

今日はちょっと試してみたいことがあった。日本のマルイカ釣りなどで最近はやっている直ブラ仕掛け。ただし、こちらの釣り船の環境では投入器のようなものは使えそうもないので、スッテを50cm間隔ぐらいで4本。落として、底を切って、叩いて、待つの繰り返し。結局4本だと扱いきれないことが分かったので、一番下のスッテのところでラインを切り、仕掛けを少し短くした。

20分くらいやっていたが、うんともすんとも言わない。周りをみても、まだ1杯も釣れていない。太陽は沈んだもののまだ空は明るい。これはちょっと様子見かなと重い、予備に持ってきたヒラメのロッドにスイッチ。一番下に Spro の 3oz のバックテール、そこから40cmくらいのところにテザーをつけた仕掛けをキャストして手前にしゃくってくる。20分くらいしたところで、船で1杯目のイカがあがる。続いて、私の後ろにいたOさんが最初の1杯をあげる。ヒラメのあたりもまったくなし。イカがぽつぽつあがり始めたので、私もまたイカ釣りに戻った。

直ブラ風仕掛けでまたちょっとやっていたが、まったくかからない。他もたいして釣れているわけでもないので、仕掛けがよくないので釣れないのか、そうではないのか判断もつかないが、やはり自信がないので、実績のあるエギスッテを使ったブランコ仕掛けに代えることにする。しかしまったくあたりがない。周りの見える範囲であがったイカは合計4杯。私も含めてまだ1杯も釣っていない人がほとんど。結局、午後9時前には最初のポイントをあきらめてさらに西へ10分くらい移動。

今日2番目のポイント。深さは潮の向きともに最初のポイントとほぼ同じ。30分くらいしたところで、やっと私に1杯目のイカがくる。サイズは胴長が9インチくらいのまぁまぁのサイズ。しかし続かない。また30分くらいしたところで2杯目。こちらは少々小さい。

午後10時頃、風が少し落ちてきた。斜め後ろで釣りをしている Tony にはまだ1杯も掛かっていない。私も30分に1杯のペース。午後11時の時点で見える範囲では多くて4、5杯といったところ。午後11時30分、私の竿に掛かった直後に、やっと Tony に最初のイカが掛かる。少しイカの食いがよくなったようだが、それでもしぶい。

ここから Tony は釣り終了の午前12時20分まで、合計8杯。私はこの間2、3杯あげて、合計9杯。一緒に行ったOさんは合計6杯。Tony の息子さんは1杯。Tony と一緒に来た Salem Willows の常連は4杯。他の釣り客も見える範囲では似たような感じであった。港に戻って Peter にどうだった聞いてみた。多分彼らが竿頭だろうと思うが、2人で50杯くらいとのこと。

さすがにシーズンは始まったばかりでイカの群れもまだ薄く、活性も低かったようだ。過去50そこそこしか釣れなかったときでも、表層で餌を追いかけるイカの群れを何度も見たが、今晩は10杯くらいの群れがスーッと泳いでいくのを1度見ただけ。今日私が掛けたイカはすべて底近く。

Oさんと、これはまた2週間くらいしてからリベンジですねと話しながら帰途についた。

2010-05-05

5/4 Beverly Pier

ニシンが釣れないと、シーズンが始まった気がしない。先週はまだいなかった。タイドチャートを見ると、Salem Harbor の下げが午後10時31分。もう一回チャレンジするとしたら、もう今晩くらいしかないと思い、午後9時30分に家を出る。

10時15分 Beverly  Pier 着。気温はまだ60度を超えているが、風が冷たく感じる。さっそく竿を持っていつもの場所へ。ちょうど潮の変わりめで、向きがころころ変わっている。水は下げいっぱいなのと、夕方の雨のせいだろうか、だいぶにごりが入っている。小魚や、ウォームの類が水面近くを泳いでいくのが時々見えるが、ニシンの姿はまったく見えない。

10時20分、釣りを始める。10分くらい細かく場所を変えてサビキを上下していたところ、プルプルっと小魚のあたりがあった。ニシンではない。あげてみると、10cmくらいのカジカのような魚。この魚、Beverly Pier で秋にスメルトを狙って釣りをしていると良く見かける。何故か分からないが、潮が下げいっぱいで流れがとまっているときに限って良く掛かる。これは海に返してあげて釣りを続ける。

午後11時を回って、上げの流れが安定してくる。しかし、ニシンの姿はまったく見えないし、あたりもまったくない。午後11時20分、納竿。やはりニシンはまだ来ていない。となると、Striper がやって来るはちょっと遅くなるかもしれない。

2010-05-04

Tautog が釣れた?

昨晩、近所に住んでいるOさんに電話して、日曜日にカレイが釣れたこと、今年のロードアイランドへのイカ遠征の計画など話した。Oさんも1週前の日曜日、そして今週の日曜日と続けて Beverly Pier に大学生の息子さんとカレイを釣りに行ったとのこと。先週はなにも釣れなかったが、今週はカレイを2匹(うち1匹がキーパーサイズ)釣ったとのこと。

このOさんの息子さん、午前9時ころ釣りを始めてすぐにカレイのキーパーを釣り、次は Tautog 釣るぞと宣言して、本当に Tautog を釣ってしまったそうな。それも21インチの大きな Tautog だったそうだ。

Boston North Shore では、Tautog はいることはいるのだが、そうそう狙って釣れる魚ではない。この近辺の釣り仲間に聞いても、Tautog が釣れたという話はめったにきかない。ところが、このOさんの息子さん、Tautog に縁があるようで、一昨年、昨年とこの Beverly Pier でカレイ釣りの外道で1匹ずつ釣り上げている。そしてまた今年も。いったい何なんでしょうねぇ。

Oさんは息子さんがカレイのキーパーを釣って、その上また Tautog を釣り上げたのに、自分はカレイの11インチを1枚(リリースサイズ)。だいぶ悔しがっていた。

私もこの近辺では Tautog が釣れたことはない。今度本気で狙ってみようかな?Tautog を釣るのであれば、Marblehead の Fort Sewall など根がたくさんある岩礁帯あたりがいかにも良さそうである。

2010-05-03

5/2 Swampscott Pier - カレイ釣り

金曜日の夜に、奥から明日釣りに行きたければ行っていいわよとのお言葉をいただいたが、土曜日はいろいろと子供のイベントがあったので、配慮。そのかわりに日曜日に Hyannis の Helen H のイカ船に乗ることを考えていた。土曜日の夕方 Helen H に電話したところ、イカがまだ来ていないようで、日曜日のイカ船はキャンセルとのこと。さぁ困った。

土曜日の夜は奥と Celtics の試合を見ていたのだが、奥は途中で寝てしまった。さてどうしたものか。途中、奥が目を覚ましたときに、今からタラ船に行っていいか聞いてみたが、寝ぼけながらもあまりいい顔をしなかったので、再考。来週はマラソンに乗る予定だし、ここのところGOMの船ではあまり釣果が上がっていないようなので、結局あきらめて寝ることにした。

日曜日はゆっくり睡眠。お昼前に行動を開始。このまま家で子供たちのお守りをするか、それともどこかに行くか。タイドチャートによると、Salem Harbor の満潮が午後2時58分。ちょっと早い気もするが、子供たちを連れて、Beverly Pier にカレイ釣りに行くことにする。お昼ごはんを済ませて、午後1時に家を出発。今日は気温が80度を超えている。

午後2時前に Salem の T の駅の近くの Bridge Street Bait Tackle に立ち寄って Sea Worm を1ダース買う。この店の Richie は smelt 釣りで何度か一緒になった顔見知り。子供たちを連れてちょっとカレイの様子をチェックしに来たと話していたところ、Beverly Pier ではまだあがっていないけど、Marblehead Harbor やその南側ではぽつぽつあがり始めているとのこと。Swampscott の Pier では数は出ていないが、良い型があがっているから、行ってみたら良いと思うよとのアドバイス。

Swampscott の Pier では釣りをしたことはないが、場所はなんとなく分かっていたので、計画変更。20分程度で Swampscott の Public Pier に到着。Route 129 のパーキングスペースに車を停めて、Pier に向かう。Pier の先端では何人か先客が。この Pier、非常に細長く、入り口の近くには、No Swimming、 No Fishing と書いてある。うーん、今日は特に子供連れなので、こういうのはちょっとどうかなと考えるが、とりあえず先客の様子を見に行くことにする。

多分、平日は Lobster Boat などの出入りがあるのかもしれないが、今日はのどかなもの。Pier の柵は小さい子がくぐり抜けできてしまうほど広く開いているが、近くで見張っていればとりあえず大丈夫そう。先客は、今日はまだ1匹しか釣れていないとのこと。

私の持論では、カレイの食いがたつのは朝まづめと夕まづめ、それから潮の変わり目の前後1時間くらい。満潮が3時頃なので、ちょうど今から2時間くらいが勝負。とりあえず、子供用の竿に仕掛けと餌をつけて投入。子供の集中力は続かないので、息子と娘にはこの1本を共有させることに。私の竿にも仕掛けをつけて釣り開始。

私の仕掛けは、パイプ天秤に針を2本。針はいわゆる Flounder Hook ではなく、Aberdeen Hook のちもとに黄色の糸をあしらったオリジナル。今日は流れの速い Beverly Pier で釣りをするつもりだったので、2oz より軽い錘を持ってきていない。この Pier だと、1/2oz でもいける感じだが、まぁ仕方がない。

釣りを始めてすぐに、Pier の先端の方で釣りをしていた人にカレイが掛かった。なかなか良いサイズ。それから5分もたたないうちに、私の竿に掛かった。14インチのなかなか良い型。このあと、また3時前14.5インチのさらに大型のカレイを釣る。ここでちょっと食いがとまったが、潮の向きが変わって4時少し前に3匹目。こちらも、13.5インチでキーパーサイズ。

4時を回ってまだもう少しいける感じもしたが、夕飯に間に合うように家に帰らなければいけないので、ここで終了。結局、3匹、すべてキーパーサイズ。

ここの居た釣り客全体では、この2時間の間に10匹弱釣れた。それがすべてキーパーサイズ。

今日はイカ釣り船がキャンセルになった時点であきらめ気分だったが、なかなかの拾い物をした感じ。子供たちの竿には1匹もかからなかったが、バケツのなかのカレイで遊んだりしてそこそこ楽しんでいたようなので、まぁ良しとしよう。