2017-08-08

サバ@Eastman's

7月は半月ほど日本に帰省していた。帰って来てから、イカ釣りがもう少し良くなっていることを期待していたが、まったく改善する気配はなかったとのこと。7月末の週末は Beverly、Marblehead、Gloucester とはしごをしたが、小さいのが10杯くらい釣れるのがやっとだった。今年はもう駄目な気がする。イカがまったく来なかったのは、10年くらい前にもあった。

実りの少ないイカ釣りばかりしているのも虚しいし、ストライパー釣りのサバの餌のストックもなくなってきたので、サバ船に乗ることにする。

8月6日、日曜日。前日に Easterman's に電話したら、午前の船はもう予約でいっぱいだったので、午後の船を予約する。予報では20ノットくらいまで風が上がりそうなので、子供たちは連れて行かないことにした。

日曜日、午後12時30分頃、Eastman's に到着。早速チェックインする。午後1時に乗船開始とのこと。午後船を待っている人たちが結構いるが、皆、レンタルロッド組のよう。この季節は子供連れで船が混む。ほとんどの人たちは普段釣りをしないような人たちなので、ライントラブルを避けるために、バウの先端に陣取る。バウパルピットにはロッドホルダーがなく、アンカーラインがあるので、初心者は船が満員になるまでは、好き好んでこのような場所に陣取ることはない。

午後1時30分出航。船はぎゅうぎゅうの満員。Isles of Shoals に向かう。西南西の風が15ノットくらい吹いていて、ところどころ波がしらが白くなっているが、陸からの風なので波はそれほど立っていない。約50分後に釣り場に到着。Star Island の南東、岸から150mくらいのところにアンカーをおろして、釣り開始。

釣り開始から、5分もしないうちに、船のあちこちでサバが掛かり始める。私はダイアモンドジグに、投げサビキの3本針。ダブル、トリプルの入れ食い状態。バウは少しスペースがあると思っていたが、すぐ隣まで人が来て、魚を回収するスペースがあまりない。何匹サバが落ちてしまったことか。

その後、何度も波が来る。その度にダブル、トリプルで掛かる。休む暇もなく1時間ちょっと。5分以上間隔が空くことはなかった。ひたすら釣り続ける。サバのサイズはそれほど大きくはないが、それほど小さいのもいない。すべてが30cmから35cmくらい。小さめのはそのまま、大きめのはサバ折りにして食用に。バウには小さめのクーラーボックスを持っていき、足元に置く。魚が貯まったところで、デッキのベンチの近くに置いた、海水氷の入った大き目のクーラーボックスに運ぶことの繰り返し。

午後4時前、少し勢いが落ちてきたところで、ちょっと移動。最初の5分は釣れなかったが、そこからまた波が始まり、釣り終了の午後4時30分まで入れ食いだった。もう、何匹クーラーボックスに入っているかもわからない。

午後5時半過ぎに帰港。それから大渋滞に巻き込まれて、午後7時40分頃に帰宅。とりあえずたたきにしたが、生食には脂の乗りがちょうどよい感じで、美味だった。

結局、合計100匹ちょっと持って帰って来た。ストライパーの餌用のサバは、2匹ずつ真空パックにし、冷凍。全部で18パック作った。10匹以上、しめ鯖にし、残りの食用は数匹確保した後、近所の人に配りまくった。

サバの数としては、今まで乗った半日のサバ船では一番多かった。今回は忙しかったので、写真はありません。

2017-06-14

週末イカ

6月9日金曜日、風呂の後に Beverly と Salem エリアに出かける。とりあえずイカ、そしてイカが釣れなければストライパーという感じで、ストライパーの餌用の冷凍サバを持って行った。Beverly で満潮前後の潮が換わる頃合いを狙って行ったが、全く反応なし。水温も上がってきたし、そろそろポツポツ群れが来ても良いかなと思っていたのだが、ダメだった。その後、Salem でストライパー。こちらもあたりが一度あったきりで、一匹も掛からず。その後近辺をあれこれ周ったが、結局坊主。

6月10日土曜日。近所のOさんが、先日私が行ってきた、New Bedford の Nice Day Too に行って、ブラックシーバスとポーギーのお土産を持ってきてくれた。せっかくだから、日曜日の夕方に友人を呼んで一気に食べてしまうことにした。あと、イカがあれば良いなと、取らぬ狸のなんやらだが、土曜日の晩はイカ狙いに専念することにする。とりあえずまた満潮前後の Beverly から始め、ダメだったら今度は Gloucester というプラン。Beverly には満潮前の午前12時半頃に着いたが、若い連中のグループが大勢で来ていて、端っこの方でしか竿を出せない。とりあえず10分ぐらいやってみたが、前日と同様、反応なし。さっさとあきらめて、Gloucester に。

Gloucester のあちこちのポイントを試したが、小さいイカが2杯釣れたのみ。この小さいイカを2杯持って帰ってもなぁと思いながら、午前3時頃、先ほど試したポイントを最後にまた試すことに。ここでの2投目、イカらしきものを掛けたが、巻き上げる途中でばれた。Coleman's の Bullet スタイルのジグは、反応は良いが、バラすことが多い。3投目、ジグを落ちていく際の糸がすっととまり、糸ふけがでる。このパターンは間違いなくイカ。今回はバレないようにと祈りながら、巻き上げた。私のスケールでは、中の大といったあたりか。これがきっかけで、約15分の間、連続で9杯釣れた。ここであたりがなくなった。また戻ってこないかと、30分くらいねばったが、その後はさっぱりだった。



最後の最後に何か拾いものをしたようで、救われた。とりあえず、日曜の晩に刺身とあと一品作るくらいの量は確保できたので、良かった。

2017-06-06

週末、イカ、ストライパーなど

6月2日金曜日の晩、Gloucester へちょっと偵察に行く。先々週ポーギーだらけで釣りにならなかったが、そろそろイカかサバがいてもよいかなと。近所のOさんも同じ考えで、現地でばったり。最近は特に連絡を取らないのに、行動パターンが一緒のようで、釣り場でよく会う。

1時間弱ねばったが、サバの気配はなし。時々小さめのストライパーの魚影が見える。私が小さめのイカを1杯あげた以外はなにもなし。さっさと切り上げ、Beverly へ向かう。Oさんも私も基本的には同じプランだった。

Beverly の桟橋の先端、潮が止まる前後だけは、シンカーを使わずに釣れるので、これがねらい目。釣りを始めてまもなく、私の竿に大きめのイカが掛かる。続いて、Oさんにも。それほど数はいないようだが、ポツポツ掛かる。1時間くらいで合計5杯。Oさんは、その後なかなか続かず、あと1杯を追加したのみ。ただ、大きめのイカが2杯だったので、夕飯の刺身には十分な量。

シーズン初めのイカはジグを見つけて飛びついてくるわけでもなく、喰いも浅いので、細かめのアクションでゆっくりジグを抱くのを待つというのが基本だと思う。Beverly の桟橋の先端はそこそこ深さもあり、ノーシンカーでナオリーのBを使っているとかなりかったるいのだが、これが良かったようだ。

6月4日日曜日。満潮近くに Beverly でまたイカ狙い。潮が止まる前は1杯しか釣れなかったが、潮が動き出して、シンカーを使うようになってから、連続して何杯か掛かった。しばらくすると Tony がやって来た。彼はまだ今シーズンまだ1杯も釣れていないとのこと。昨晩はOさんが来てたらしく、10杯以上釣っていたとの話を聞く。(金曜日の晩ちょっと悔しかったのかな?)

今回は、1時間半足らずで、合計11杯。大型が多かったので、シーズン初めとしては悪くない。この感じだと、あと10日くらいで、数が出始める気がする。


 イカ釣りの後、Lead Mills でストライパー。こちらも1時間半くらい釣りをした。合計4匹釣れたが、25インチ、25インチ、22インチ、26インチと、キーパーはなし。釣りとしては楽しかったが、まぁこんなものかな。

メモリアルデー ポーギーフィッシング

毎年、5月末頃には、Buzzard Bay のポーギー(スカップ)とブラックシーバスの最盛期となる。ここ数年はタラがキープできなくなったため、4月から5月にかけてNHやMEのパーティーボートに行かなくなった。ということで、5月29日月曜日メモリアルデー、昨年末以来のパーティボート。今回は娘を連れて New Bedford の Nice Day Too というカタマランの船に乗る。

毎年5月初めから6月の下旬まで、Montauk の Viking Fleet が New Bedford にやって来るのだが、今年は来ていない。なので、Buzzard Bay で釣りをしているパーティボートは Nice Day Too と、Onset の Lady K だけのはず。

Nice Day Too は、中国人キャプテンの船で、乗客も中国人だらけになることがある。今回は連休の最終日で天気が悪いこともあり、乗客は十数人しかいなかったが、自分たちも含めてほぼ全員アジア人だったかも。

料金は一人80ドル。12歳未満は子供料金で半額の40ドル。娘は誕生日が6月で、まだ11歳だったので、40ドルですんだ。

出港は午前5時なので、家を2時半頃出発、現地着4時。船に荷物を積み、船の上からちょっと遊びで竿を出す。この時期はイカがいるはず。昨年は出発前の20分くらいで5,6杯釣れた。今回は1杯釣れたが、後が続かない。15分くらいで諦め、船内に娘と入る。

予定通り午前5時出港。釣り場には6時頃到着。小雨がぱらつき、風も10ノットちょっと吹いている。一投目、1分もしないうちにブラックシーバスが掛かる。娘にも 同じくブラックシーバス。サイズは15.5インチくらいのキーパー。とりあえず、バッグリミットが一人5匹、娘と合わせて10匹分の枠があるのでキープしたが、キャプテンがブラックシーバスはいくらでも釣れるから、そのくらいのサイズはリリースしといたらとのこと。キャプテンの言った通り、ブラックシーバスはいくらでも釣れた。後半はきれいな水色がかった頭部が張り出た18-20インチの大型の雄だけキープ。



途中、雨が強まり、娘は寒くなって船内で休んでいた。後半また戻ってきたが、その時点で52Qt のクーラーボックスは、魚と氷でいっぱいだったので、残りの時間は自分の竿は置いて、娘に釣らせてあげることに専念する。

結果、ブラックシーバスはリミットの10匹。キーパーサイズは合計30匹くらい釣ったと思う。ポーギーの方は、11インチ以上のものを(レギュレーションでは10インチ以上)を合計52匹キープした。我が家でブラックシーバスを2匹、ポーギーを10匹くらいキープ、残りは近所に配りまくった。刺身、蒸し魚、塩焼き、鯛めし、漬けと、連日の魚料理のフルコースで、満足。

2017-05-22

2017 初ストライパー

5月20日土曜日。日曜日の昼は予定があるので、どうしても土曜日のうちにカレイ釣りに行っておきたかった。結局、金曜日の夜は一睡もせず、家を朝5時半前に出る。まずは、Salem の Tomo's Tackle へ行き、シーウォームを買う。Tomo さんにカレイはどうですかと訊くと、まぁボチボチとのこと。そんなには釣れていないか。7時に Swampscott に到着。先客は3組。



天気は良いが、気温が前日からぐっと下がり、風が冷たい。最初のうちは、一本を置き竿、もう一本の竿でちょい投げ、時々竿をしゃくって巻いてきては、またちょい投げ。まったく掛からない。カニさえ喰ってこない。だんだんやる気が萎えてきて、しまいには2本とも置き竿で、バケツに腰かけてうとうとする。午前10時頃まで釣りをしていたが、隣の釣り人が1匹、その向こうの人が1匹あげただけで、私は坊主。さすがに眠くなってきたので、家へ帰ることに。

5月21日日曜日。夕飯前から、天気予報とタイドチャートを見て、どうしたものかと考えていた。昨日、Tomo さんが、Beverly でストライパーのブリッツが あり、ぼちぼちキーパーがあがり始めたと話していた。私自身も、先週 Gloucester でストライパーを見ている。まだちょっと早い気もしていたが、明日は夜風が強くなり、雨も降るようなので、きのうの坊主で不完全燃焼していたのもあり、とりあえず様子見に出かけることに。

先日釣ったニシンの冷凍を4匹持って、夜8時半過ぎに、家を出る。釣り場には午後9時半過ぎに到着。誰もいない。一人の釣りはのどかでよいものだ。1匹目のニシンを4つに切って、その一つを針にかけ、一投目。ナイフやビニール袋を片付けていたら、いきなりベイトランナーがギィーと鳴る。急いで竿を持つと、また糸が出て行った。ここでベイトランナーのドラグをロックして、竿をゆっくり合わせると、ゴンと魚がのってきた。

久しぶりの感触。とりあえずしっかりテンションを維持して、少しずつ糸を回収していくが、度々ドラグを出して抵抗する。この重量感、いきなりキーパーか?

いずれにせよ、このサイズは抜き上げることは無理なので、水面近くに降りていき、ゆっくり魚を寄せる。昨年、一昨年とストライパーがあまり釣れなくて感触を忘れてしまったが、このゆっくりとした感じ、まぁ30はあるよなと考えていた。ようやく魚影が見える。予想通り30くらいか。明らかにキーパーだったので、丁寧に時間をかけて、ランディング。メジャーで測ると、この季節の魚らしく細めの魚体だったが、31インチあった。

 
今年初のストライパー釣り、釣り開始3分、餌一切れ目でキーパーが掛かってしまった。これで、昨日のもやもやの分を取り返した。

釣れたストライパーは早速締めて、内臓とえらを取り、バケツに水を汲んで血を流す。餌も残っていることだし、血が抜けるまでちょっと釣りをしていようかと、2切れ目の餌。またすぐにベイトランナーの糸がでていったが、針掛かりせず。仕掛けを回収し、次の一切れ。こちらも数分もしないうちにベイトランナーが鳴る。竿を持ちベイトランナーをロックし、ゆっくりとした合わせを入れる(サークルフックなので、大きな合わせは禁物)。今度はしっかり針掛かりする。ラインから伝わってくる、ぶるぶるとした頭をふる感触。先ほどの魚よりは小さめ。キーパーにちょっと届かないくらいかなという感じだったが、上げてみれば25インチだった。3インチも足りない。まぁいずれにせよ、ストライパーは28インチ以上を1匹しかキープ出来ないので、サイズがあってもリリースなのだが。こちらのストライパーは、さっさと抜き上げて、針を外し、すぐに水へ返した。まだ餌はニシンが3匹あったがこちらはごめんなさいをして、ここで切り上げることに。
釣り道具を片付けて車に戻ると、向こうから人影。Tony だった。ということでちょっと立ち話。Tony はまだキーパーをあげてないらしい。私が、いきなりキーパーが釣れて、あたりもがんがんあるよと話したら、まだ餌は残っていないかと聞いてきた。あと10分早く来て入ればあげたのに。多分明日から Tony は目の色をかえてストライパーをやりに来るんだろうな。

家には午後11時過ぎに到着。深夜12時までには刺身の柵にして片づけを終了。明日はお刺身だ。

2017-05-18

海が賑やかになってきた

5月12日金曜日の夜の天気予報は、ほぼ無風だった。ニシンも先週の気配ではもう数が減っているだろうし、次まではちょっと時間が空くかなと思っていたので、今一つやる気が出なかった。それに平日の寝不足。夕飯を食べて風呂に入ったらもうぐったりで、ぐっすり寝てしまった。

翌日、子供たちの運動会。朝、Line を見たら、Oさんからメッセージが入っていた。Gloucester で、中くらいのサバが釣れて、イカもサビキに掛かったと。またしても機会を逃してしまった。

運動会の間、天気予報をチェック。夕方から雨、日が替わってから風も上がってくるとの予報。どうしたものか。午前2時ぐらいまでは、風向きからして、何とかなる。満潮は午前2時くらいなので、サバやイカなら、満潮のちょっと前ぐらいが勝負か。ただ、気温が低いうえに、雨まで降られたらちょっと辛いかな。そんなことばかり考えていた。ただ、ここを逃すと、日曜日は強風で釣りにならない。少々奮起して、風呂の後に家を出発。

Gloucester に着いて、とりあえず竿を出す。幸い、雨はまだ降ってこないし、風も予想よりも弱かった。まず最初に掛かったのはニシン。次もニシン。また次もニシン。ニシンはピークはすぎたと思っていたが、入れ食い。水温がまだ低めのためだろうか。サバなんか全然釣れないじゃんと考えていたら、水面近くを何かの群れが通過。群れの並びかた、個体のサイズ、スピードからして、確信は持てないが、イカだろう。すぐにエギを出して、誘ってみるが、まったく反応なし。群れは去ってしまった。

また、仕掛けをサビキに替え、サバちゃんやって来いと願をかけたが、ニシンまたニシン。サイズはすべて大型。もうニシンを大量におろすのは飽きたので、とりあえず30匹まで釣ったら辞めることにする。

しばらくして、また先ほどの群れが水面近くを通過。じっと観察していると、その中の個体が体の向きを変えずに、進行方向の反対へすっと動いた。ここで、イカの群れだと確信。沈む速度の違うエギをいろいろ試してみたが、反応がない。やはり、水温がまだ低めのときのイカは活性が悪い。

またしばらくして、今度は表層近くにニシンが。それを追いかける影。ストライパーに間違いない。サイズは25インチくらいか。

ニシンも30匹に達したので、本格的にイカを狙ってみる。今度は底近くを丁寧にしゃくる。何投かしたところで、遂にエギにのって来た。サイズは、胴長が9インチくらいの、(私の分類では)大の小というあたり。ちょっと時間が空いて、今度は小の大が一杯。ここで終わりだった。

また、釣り場でニシンのウロコと内臓を取っていたら、2時近くになってしまった。風があがり、強い雨が降って来た。

まだ水温があがらないのに、一気に海が賑やかになって来た。例年、イカの第一弾は5月の末、Marblehead というパターンが続いていたが、昨年も今年も5月の半ばに最初のイカ。もちろん、まだまとまって釣れる数はいないが、毎年だんだん早くなってきている気がする。







翌日、ご近所さんに生ニシンを配る。我が家は、ニシンの塩焼き、イカの刺身。それから、ニシンを刺身にして、ショウガとネギをたっぷり。ニシンは小骨を処理するのが大変だったけど、こんなに刺身が美味しいとは。イワシとサバの間ぐらいか。脂も適度にのっていて、青魚の香りが少々あるものの、まろやか。今まで刺身に挑戦しなかったのを少々後悔。

余ったニシンを数匹、三枚におろしたあと、塩麹に漬け込む。切り込みという料理で、北海道のものらしい。こちらは、3日おいて今日初めて食べてみた。こちらも絶妙。ニシンというのは実はかなり美味しい魚なんだということを発見した。

2017-05-10

春ニシン

雪が融け芝生が青々と繁り始める頃になると、そろそろ釣りのシーズンが始まる。芝生の中に黄色いタンポポの花が混じるようになると、ニシンがやって来る。

4月21日の夜に Beverly と Gloucester へ偵察へ行ってきたが、その時は何もいなかった。ただ、シーウォームが水面近くで泳いでいて、いわゆるバチ抜けが本格的に始まる様相を示していた。4月28日の夜、Beverly へまた偵察に行った。シーウォームがあちこちにいたが、ニシンの気配はない。一応竿を出してみたが、なにもなし。あまり気力がなかったので、Gloucester に行くのは辞めて、家に帰って来た。

翌日、4月29日土曜日、近所のOさんから電話。Oさんは前日同じように Beverly へ行って、その後 Gloucester に行ったところ、ニシンがあちこちで小魚を追いかけていたとのこと。とりあえず、30匹ぐらい釣って帰って来たとの報告。私は釣り仲間の中では、割と勘が良いほうで、釣り場の選択が分かれたときは、だいたい良い方にいるのだが、今回は大外れ。ということで、土曜日の夜に Gloucester に行くことにする。

Gloucester Pier に着いて、まずは Yankee Clipper の停泊している近くの常夜灯がある場所をチェック。時々、魚がはねる水音がしているので、ニシンは間違いなくいる。仕掛けはアジ釣り用でちょっと針が大き目のサビキに、底を取るのに必要最小限の錘を付けて、仕掛けを投入。何度かしゃくっていると、ゴンと重みを感じる。岸から釣れるニシン(Atlantic Herring) としては、一番大きいクラス。平均サイズで25cmくらい、大きいものは30cm近くある。ほぼ入れ食い状態。

しばらくすると、Oさんがやって来て、一緒に釣りをする。私は1時間くらいで50ぐらい釣れたので、そこで切り上げることに。Oさんはまだ釣りをしているので、私は釣れたニシンのウロコを取りながら少し釣り談義。

家へ帰って、釣ってきた50匹のニシンを三枚におろす。ニシンは丸々太っているように見えたが、これは腹いっぱいにシルバーサイドの稚魚がつまっていた。

おろしたニシンを塩漬けにして、奥さんに何時間かしたら塩を流すように書置きをして寝る。お昼頃起きてきて、すべてのニシンをマリネにして(総重量で6kg以上あった)、ご近所さんに配るのに小分け。10家族ぐらいに配った。

翌週、5月5日金曜日の夜。配ったニシンのマリネが好評だったので、もう一回釣ってくることに。目標はやはり50匹。先週釣った場所に行くと、先客が。前日の夜は入れ食いだったのに、今日はまったくだめとのこと。バケツを見ると一匹も釣れていない。これはまずいなと思い、とりあえず竿を出すが、ニシンの気配はなし。先客はさっさとあきらめて帰っていった。

私も10分もしないうちにあきらめ、ポイント移動。水面近くでのアクションはまったくなかったが、底近くまでサビキを落とすと、喰って来た。ただ先週と違って、活性が低めのよう。喰いが浅いようで、水面から上げた時にバレる。それでも何とか丁寧に釣って、目標の50匹を釣りあげた。今回は2時間かかってしまった。

釣れたニシンはまた釣り場でウロコを落とし、今回は内臓も取ることにした。なんだかんだで、すべて処理するのに1時間半くらいかかった。夜中一人でなにやってんだか。



家のマリネの作り方。

1. ニシンを3枚におろして、腹骨をそぎ取る。
2. 切り身をバットに並べて、塩を振る。
3. 3時間程度したら、塩を洗い流し一口サイズに切り分ける。
4. 玉ねぎ、にんじんを千切り。
5. ニシンと野菜を大き目のバットに入れ、粒マスタード、粒胡椒、スパイス(胡椒、ローリエ、タラゴンとか)、レモンの薄切りを追加。
6. オリーブとピメントスの瓶詰、ケーパースの瓶詰を汁ごと追加。
7. ホワイトビネガーとオリーブオイルを適当に入れる。
8. あとは手袋をして、全体に均等に混じるようにする。
9. 冷蔵庫に保存。3日目ぐらいがオイルがなじんで食べ頃かな。

今回は友人からレシピを教えてと言われたのだが、すべて目分量で、すごく適当なので、レシピというほどのものはない。

2016-05-18

5/17 初イカ

先々週にカレイ釣りに行ってから、いろいろと用事があり、釣りに行けなかった。そろそろかと、久しぶりのフルコース。

今日の Salem Harbor の満潮は、午後9時36分。風呂に入ってから、出かける。午後9時すぎに Beverly に到着。発電機を持ち込んでいる連中が4人いたが釣れていない模様。潮どまりなので、ナオリーの D で始める。10分ぐらいしたところで、何か引っ掛けたようなあたり。底から引き離すと、弱いながらも引きがあり、イカだと確信。のっそり重かったが、上げてみると胴長13インチのジャンボサイズのイカ。シーズンの始めはいつも大きいのが釣れる。


しかし、後が続かない。いろいろ仕掛けを代えて少しねばったが、2杯目は釣れなかった。他の連中もさっぱりのようで、あきらめて帰って行った。1時間ほどで私もあきらめる。

次は Lead Mills。昨年はストライパーが全く駄目で、キーパーが一匹も釣れなかった。シーズンの始めは、そこそこ行っていたのだが、皆小さい魚ばかりで、7月からはたまにしか行っていなかった。釣りを開始して10分ぐらい、あたりがでる。緩めたドラグが少し出ていったところで竿を手にするが、魚の感触がない。また竿を置こうとしたろころで、ラインがまた出ていき、軽く合わせ。うまく乗った。なかなかのひきで、これはキーパーかなと思い、水際に行ってランディング。これは28あるかなと思ったが、測ったところ、26インチしかなかった。昨年まったくキーパーに縁がなかったので、完全に感覚がなまっている。ということで、リリース。


その後はちょっとあたりがあったが、針掛かりしない。多分小さいストライパーなのだろう。30分もするとあたりがぱったり止まって、1時間ぐらいしたところで片づけを始めたところで、またあたり。また乗らない。餌をかえて、もう一投だけ。今回は、わりとすぐに魚が掛かったが、あきらかにスクーリーサイズ。18インチくらいか。ここでギブアップ。

最後に Maeblehead。車を出たところで、Tony がこちらに歩いてきた。彼は上げ潮で3杯釣ったが、満潮後はまったくだめで、帰るところだった。せっかく来たので、5分だけ竿を出すが、何もなかった。Tony は車がないので、家まで送ることに。

Tony によると、今日は Beverly でカレイを7匹釣ったとのこと。イカは時々姿を見るが、釣れても数杯。それから、誰か他の人が Beverly で20インチのトートグを上げたとのこと。

2016-05-08

5/7 カレイ - Swampscott

今週のはじめに、Tony から電話があり、カレイが釣れ始めたとのこと。今日は Salem Harbor の満潮が午後12時22分。午後2時半に、子供たちをピックアップするために、Medford まで行かなければならない。朝8時すぎに起きて、9時前に家を出発、Salem の Tomo's Tackle へ向かう。

Tomo によると、Tony は今日 Swampscott に行っているとのこと。シーウォームを1.5ダース買い、早速 Swampscott へ向かう。10時15分くらいに Swampscott 着。桟橋に行くと、釣り人が10人ちょっと。Tony は一番先端の方にいた。


今日は Tony に会うのは、昨年末以来。今日は70歳の誕生日だそうだ。彼は、9時前に来たそうだが、まだ何も釣れていないとのこと。他の連中も、小さいのが1匹上がっただけだそうだ。

経験上、ここは満潮前1時間くらいから、満潮後3時間くらいが良いことが多いので、まだちょっと時間がある。とりあえず竿を出す。

時々エサ取りのカニが掛かるが、皆結構良いサイズ。今度はカニを取りにくるかな。

11時前に、桟橋の中ほどで1匹アンダーサイズのカレイが掛かったみたいだが、他は皆、カニ。そのうち、Skate も掛かるようになってきた。

11時半頃、餌を代えようとリールを巻くと、ぐっという重み。その後すぐにカレイ特有のバイブレーションがあった。やっと1匹目。一目でキーパーとわかるサイズ。計測すると、14インチだった。

午後1時頃、Tony もやっと1匹掛けたが、こちらは11インチでリリース。午後1時30分にギブアップ。結局1匹だけだったが、桟橋にいた他の連中は1匹も上げていなかったので、まぁラッキーだった。


今週は寒くて、いったん水温が落ちたみたいだが、来週はまた暖かくなるようなので、これからカレイ釣りも良くなっていくだろう。このあたりのカレイ釣りは、7月くらいまで。

2016-04-25

2016 シーズンオープナー

60°Fを超える日が何日か続き、タンポポの黄色い花がぽつぽつ開花し始めた。このあたりでは、このタンポポの開花する頃にまずニシンがやってくる。

16日の日曜日の夜は風もあまりなさそうなので、ちょと様子見に行ってくるかと考えていたところ、近所のOさんから電話がかかってきた。4月15日の夜に、様子を見に行ったところ、Beverlyで干潮前に魚がはねていたので早速竿を出したところ、良いサイズのニシンが入れ食いになったとのこと。大きいものは12インチ近くで、岸から釣れるニシンでは一番大きなサイズ。早速16日日曜日の夜にBeverlyへ。

満潮は午後9時半頃。満潮ちょっと前にBeverlyに到着し、早速竿を出す。仕掛けは、市販のサビキの仕掛け。が、どうも魚の気配がない。20分くらい竿を出していたが、まったく当たりはなし。しばらくすると、釣り友達のKennyがやって来た。彼に頼まれて冬の間に作った竿を引き渡す約束をしていた。しばし、彼と立ち話。竿を引き渡して彼が帰った後、場所を代えてまた少し。潮も動き出して、小魚の群れも少し活発になったようだ。

午後10時30分、いきなりガツンときた。ニシンだとわかっているのだが、まるでサバのような強烈な引き。12インチくらすのニシンが上がって来た。この後は波が来てポツポツ釣れたては、またパタッと止まる。翌日の仕事もあるので、午前12時15分に納竿。なんだかんだで、17匹釣れた。皆11インチから12インチのなかなかのサイズだった。



4月20日水曜日。もう少しニシンが釣りたいと思ってBeverlyにいったが、まったく魚の気配がない。潮が悪いのか、それとも群れがもう去ってしまったのか。

4月23日土曜日。またOさんから電話。 金曜日の夜にBeverlyにいったが全く駄目、でGloucesterに行ったところうようよいたとのこと。じゃあ僕も土曜日の晩に行きますと伝えて電話を切る。

土曜日の晩、午前1時過ぎにGloucesterに到着。Yankee Clipperが停泊しているところをさっとみたところ、魚が飛び跳ねていたので、ちょっと竿をだしてみる。これが入れ食いとなる。サイズも11から12インチクラスばかり。これより小さいのは4匹に1匹程度か。大きいのが釣れているので、10インチよりちいさいのはリリース。Oさんに電話したところ、Gloucesterの別の場所で釣りをしているとのことだが、そちらも入れ食いだそうで。とりあえず移動する理由もないので、後で合流しましょうと話して電話を切る。

午前2時頃、Oさんはもう打ち止めだそうで、私が釣りをしていたところにやって来た。私もそろそろかなと。立ち話をしながら、僕もやめ時を考えていた。バケツ半分くらいになったところで、納竿。家に帰って数えたら、ちょうど50匹。20匹は真空パックで、ストライパーの餌用に確保。20匹をマリネに。残り10匹は、日曜日の夕飯に唐揚げと、なめろうににした。ニシンのなめろうは初めてだったが、これが結構いけた。

2013-09-27

9/17 - 40!

忘れないうちに。

このあたりで海岸や桟橋からストライパーを釣っている人たちにとって、40インチというのは一つの壁だと思う。私の釣り仲間の間では、35-36インチクラスのストライパーは毎年1、2匹釣れるが、このクラスを超えると数がめっきり減る。40インチ越えとなると、数年間で1匹釣れるかどうか。

先日、生涯3匹目の40が釣れた。9月17日火曜日、Salem Harbor の満潮が午後10時15分。午後10時30分すぎにいつもの Lead Mills に着くと、このあたりで毎日ストライパーを釣っている、Frank がいた。とりあえず竿を出して話していると、すぐに釣り仲間の Kenny が来て、しばらくして Tony がやって来た。数年前までは、平日の夜はこのポイントは大体私一人だったのだが、最近は Tony を含め、一人で釣りをすることはほとんどなくなった。私は込み合っているのは好きでないので、海岸に下りることに。

潮が動き始めて流れが出始めると、とりあえず1匹。悪くない引きで、キーパーサイズの28に届くかなと思ったが、あげてみると26インチ。リリース。しばらくして、16インチくらいの小さいストライパー。

橋の方では、珍しく Kenny が2匹キーパーをあげたようで、上機嫌な声が聞こえてくる。午前12時55分、そろそろあがるかとかたずけを始めたところ、ベイトランナーがジリっと短く鳴った。とりあえずベイトランナーをオンにしたまま竿を手にすると、もぞもぞっとしたあたり。ベイトランナーを解除して、糸ふけをとると、魚が動きだす感触があったので、竿を立てると、しっかりとしたあたりに続いて、魚が浮いて水面を叩く音。何故かわからないが、30インチ以上のストライパーはこのパターンが多い。

よっしゃ、としっかりラインテンションを維持して魚を寄せようとすると... なかなか魚が動いてくれない。続いて、魚が走り出す。それも、ゆっくりと、ドラグをものともしないで、ラインがどんどん出て行く。このあたりで、35クラスはあると確信。小さめのストライパーは早い動きをするが、大きいのはゆっくりと力強い。

ドラグがとまったところで、ポンピングをしながら魚を寄せようとするが、なかなか動かない。これは来たなと考えながら、丁寧にラインを回収しては、またドラグを出されるの繰り返し。5分くらいして、浅瀬まで寄せてきたところで、最後の抵抗。これもまた、ドラグをものともせず、ゆっくり、力強く。さすがにここで力尽きたようで、無事ランディング。でかい。巨大な頭にでっぷり太ったからだ。これは40クラスだと考えながら、メジャーをとりに行く。ぴったり40だった。

数年前に、41.5、41と40オーバーを2匹あげたが、夏前の細めの魚だった。確か23ポンド程度だったはず。最近は、はかりも持ち歩いているので、早速計量したところ、堂々の25.5ポンド。ということで、私が過去釣ったストライパーで長さは一番ではないが、重量は一番。

魚を持って、橋にいくと、連中から Wow の声。ということで、記念撮影。





Kenny は32インチと28インチをあげていたが、彼の魚が小魚のように見える。面白いので、Kenny の28インチと並べて撮影。







2013-08-14

Marblehead Dock Fishing Ban

前回、ブログを投稿してから、日本へ2週間ほど行ってきた。先週アメリカへ帰ってきて早速 Tony に釣りの調子はどうか聞いたところ、Marblehead の Commercial Street のドックに No Fishing の看板が立てられたとのこと。

詳細は以下のリンクに詳しい。

No Fishing on Popular Squid Fishing Docks

In Marblehead, squid seekers prompt dock-fishing ban
 
ここはこの近辺のイカの釣り場の中でも一番好きなところだった。昨年はイカの大群がやってきて、6月から7月は毎晩すごいことになっていたが、今年は7月の半ば頃まではそれほど混雑していなかった。ところが、今年もまたイカが戻ってきて、昨年以上にひどい状態に。

毎晩、この小さなドックに100人近くの人々(特に、ボストンあたりから来ているカンボジア人)が押し寄せ、あたりは駐車車両で溢れかえる。ドックはイカ の墨があちこちに飛び散り、毎晩大量のごみが置き去られる。夜になっても小学生くらいの子供たちが走り回り、明け方まで大騒ぎが続く。

日本に帰る前に Salem の Ferry Boat Dock が同様の理由で釣り禁止になったのに続いて、また釣り場を失った。

2年前までは、混雑していても10人程度で、静かにロブスター漁師の人たちに迷惑がかからないように釣りをしていたものだが、このような状況では Marblehead Town も何らかの対策をとらなければならないのは理解できる。ここは住宅地に隣接しているので、私が住民だったらやはり町になんとかするように要望を出すと思う。

私の釣り仲間もさすがに嫌気がさして、最近は行っていなかったのだが、やはり釣り場が閉鎖されるのは悲しい。9月のタウンミーティングで今後どうするかまた議論するようだが、秋以降のスメルトのシーズンにはまた開放されることを願っている。


2013-07-23

7/19-21 イカ釣り - Beverly, Salem, Marblehead

昨年の6月は連日記録的なイカの大漁だったが、今年は5月に1週間だけ釣れた後イカが姿も形もなくなって、6月はまったくイカが釣れなかった。

7月に入って、小型のイカがちらほら釣れ始め、先週になって大型のイカも含めて、あちこちで釣れるようになってきた。どうやらマサチューセッツノースショアでのイカのシーズンが昨年から1か月半ほど遅れて本格的に始まったようだ。これがどのくらい続くか、また昨年のように大漁が続くのか。



7月19日金曜日の夜から、3日続けてのイカ釣り。地元の釣り場のBeverly、Salem、Marblehead の各釣り場を、夜な夜な釣り友の Tony と転々としながらイカを釣った。毎晩3桁に届く釣果。奥と子供たちは今日本に行っているし、いつもイカを配っている友人たちも半分くらいは日本に帰っているので、あまりキープしても仕方がない。大きいイカを20杯くらいずつキープして、後はすべて釣り場の他の人にあげてきた。

昨年のフィーバーの影響だろうか。 連日、どこもかしこもイカ釣りの人々で溢れかえり(中国人、カンボジア人、ベトナム人のグループが多い)、話によると Rhode Islands からの遠征組までいるとのこと。こう人が多いと、釣り場が荒れるんだよな。ちょっと心配。


連載:イカ釣り (2) タックル

連載2回目は、タックルについて。

まずは、ロッド。アメリカでは岸からのイカ釣りというのはマイナーなので、専用ロッドなどというものは売っていない。

イカ釣りは常にロッドを手に持ってしゃくり続ける釣りなので、軽いのに越したことはない。釣れるイカのサイズは1ポンドを超えるようなサイズはそうそうないので、トラウト用のレーティングがウルトラライトないしライトのロッドで充分である。

マサチューセッツノースショアの人気のあるイカの釣り場は、ピアやポンツーン。基本的にジグはちょい投げ程度で、足元近くを釣ることがほとんどである。いくらライトロッドと言っても、長さがあると持ち重りし、気持ちよく釣れないので、可能な限り短めというのが基本。

ポンツーンや水面からそれほど高くないピアでは、5フィートから5フィート6インチくらい、ちょっと水面から高いところにあるピアで釣るときは、6フィートから6フィート6インチくらいまでが使いやすい。また、胴付で錘を付けてキャストするときは、ポンツーンからでも、6フィート以上あったほうが扱いやすい。

私の好みのロッドは、イカの条件を満たすもの。
  •  リールを付けたとき、重心がリールを持つ手の人差指あたりにくるもの。先重りのしないロッドは、軽い力でしゃくることが出来るため疲れないし、イカを掛けたときの重みがダイレクトに伝わってくる。
  • 穂先はしなやかだが、それ以外はある程度張りがあるもの。穂先が硬すぎると、バラしが多くなる。かといって全体が柔らかいと、ジグをしゃくったときにワンテンポ遅れがでたり、イカを掛けた感触がしっかり伝わってこない。
  • 小さめのガイドが多めについているもの(マイクロガイドデザイン)。ロッドから伝わってくる情報量が多い。
イカ釣りにのめりこんでいくと、この釣り場で、この仕掛けで、この水深で、この風の強さの時は、もう少しこんな感じが良い、なんていうのを突き詰めていくと、たかがイカ釣りのために何本も長さやアクションが少しずつ違うロッドが欲しくなってしまう。市販のロッドには自分の希望を満たすものはないので、結局あれやこれや自作することになってしまう。ただ、このあたりは本当に「より良い感触」を求める趣味の世界なので、釣果にはあまり関係ない。

もし、これからイカ釣りをしてみようという方には、まずは5フィート6インチか、6フィートのトラウト用のライトアクションのロッドを1本。このあたりが一番万能である。素材は、中弾性のグラファイト(IM6 とか銘打ってあるもの)がお勧め。そんなに高いものではない(40ドルも出せばそこそこ「使える」ものが買える)。

私のお気に入りの自作ロッドは、穂先のしなやかさを出すために、グラスファイバーソリッドのブランクのテーパーを調整して、グラファイトのブランクに継ぎ足しているが、市販のグラスファイバーのロッドやグラス・カーボンコンポジットの、ウルトラライトまたはライトアクションのロッドは概して重く、全体に柔らかすぎて、えらく鈍感なことが多い(例えば、UglyStik)。ロッドを選ぶときは、軽く振ってみて、穂先のしなりが早く収束するものがお勧め。穂先がいつまでも振動しているようなロッドは、ジグが着底した感覚や、イカがもぞっと乗った感触がつかみにくい。



続いて、リール。はっきり言って、小型のスピンニングリールであればなんでも良い。ドラグを必要とする釣りではないし、遠投するわけでもないので。サイズはシマノで言えば1000番から2000番。

釣り友達の Tony や Kenny は、ステラ($600+)を使っているが(Tony はステラより軽いのが良いと言って、今度日本からヴァンキッシュを取り寄せるとのこと)、あくまでも「感触」を求める趣味の世界なので。

では私は何を使っているかというと、去年日本で買ってきた、シマノのレアニウムCI4+ C2000HGS (超軽量。今思うと、ローギアの 2000 にしておけばよかった。)、US シマノの Stradic FI 1000 (FJ が出た頃、セールで買った。ちょっと重めだが、しっかりしている。)、US ダイワの Fuego A 1000 (日本の 07 ルビアスに相当。これも昨年66%オフのセールで購入。)、その他いくつか Quantum や US ダイワの安物リール。やはり、軽いリールが良いが、これもロッドとのバランスで。鈍重なロッドに軽いリールを使っても、バランスが悪く、先重り感がひどくなるだけ。

もし、このようなイカ釣りをするのに、アメリカ国内で買えるベストチョイスはと訊かれたら、現時点では US シマノ の Stradic CI4 1000ML だろうか。以前、Tony に多分これが良いよとアドバイスしたらすぐに買って1シーズン使っていた。ただ、どうも気に入らないことがあったようで(大型のイカを掛けると、巻きが重くなる)、別の釣り友達に売ってしまった。私は何回か使わせてもらったが、個人的にはこのようなライトタックルの釣りには非常に良くあってると思う。


最後に、ライン。ラインはとても重要だと思う。この釣りを楽しむのは、ジグを思ったように操作できるのが一番で、ラインとロッドが適当であれば良いと考えている。

ナイロンのモノは扱い易く、ガイドに絡むこともあまりないが、伸びがあるので、ラインから伝わってくる感触が鈍くなる。また、この釣りは多少の根掛かりは避けられず、根掛かりする度にジグをロストするのは高くつくので、ある程度の強度は欲しいのだが、太いラインはキャストした時や水中での抵抗が大きいので私はまったく使わなくなった。フロロカーボンのラインは、ナイロンよりストレッチが少なくてよいのだが、ラインメモリが強く少々扱いにくいし、強度の問題はナイロンとたいして変わらない。

ということで、現代の釣りでは常識となった、いわゆるスーパーライン(PE)。新製品が出る度に、あれこれ試してきたが、現在のところ私がこの釣りでベストだと考えているのが、Berkley の NanoFil。


このラインは、ダイニーマの繊維(スペクトラとダイニーマは商標で、結局は同じもの)を編むのではなく、束ねて固めてある、いわゆる Fused Line と呼ばれているものの一種(だと思う)。昔からある、Berkley の FireLine みたいなものであるが、FireLine は断面が扁平して均一ではないのに対し、このラインは真円で、表面につやがあり、ガイドの滑りが抜群に良い。オリジナルの PowerPro のような4つ編み(ないし、3つ編み)は、編み目がガイドを通過するときに糸鳴りがしたりするが、このラインはそれがまったくない。ガイドの抵抗が極めて少ないので、軽いジグを投げたときに気持ちよく飛んでいく。

ラインが少々疲れてきても、PE の割にははりがあり、ガイドに巻き付いて絡むトラブルも少ない。私はこの NanoFil が発売になった一昨年から、イカ釣りに使っているが、非常に満足している。ラインの強度は、10ポンドテストないし12ポンドテスト(太さは、ナイロンの半分程度なので、ナイロンモノラインで4ポンドから6ポンド相当のはず)。このくらい強度があれば、根掛かりしたジグの回収もほぼ問題ないし、このくらいの強さで引っこ抜けなければ、これ以上いくら強度を上げても大して結果は変わらないと思う(ラインブレークしなくても、ジグの針が破損する)。人によって多少好みの差があるが、私のイカ釣り仲間でこのラインに代えた人たちは皆満足しているようだ。

この NanoFil、弱点は FireLine と同じく、消耗してくるとささくれてくること。強度は極端に変わらないと思うが、表面の滑らかさ、ガイドのすべりが悪くなる。といっても、先端のほんの2-3mくらい範囲なので、少々疲れてきたなと感じたら、先端の滑りが悪くなったところを切ってしまうだけで、またもとの状態に近くなる。

もちろん、NanoFil 以外にも良さそうなラインはいくつかある。例えば、昨年発売になった、PowerPro の Slick 8。8本編みで表面も滑らか、コーティングも少し固めで、ライントラブルも少なそうだ。

だいたいどのスーパーラインも、色違いで何種か出ているが、この釣りに関していえば、夜でも良く見えるライン、例えば、ホワイトとかイエローをお勧めする。イカはほぼ100%ジグが落ちていくときに乗ってくる。イカが見えているとき以外は、あたりは落とし込み釣りのように、糸ふけで見る。夜釣りでは、グリーン系の糸はほとんど見えない。




2013-07-17

連載:イカ釣り (1) ジグ

マサチューセッツに来て、岸からのイカ釣りをするようになって15年近くなる。日本でのイカ釣りの経験はほぼ皆無だったので、こちらでイカが釣れるとわかっても、どんな仕掛けがよいのか、いつ、どこで釣ればよいのか、暗中模索だった。最初の頃は、ギリシャ人のイカ釣りがうまい人(今は釣り仲間の一人、いつもこのブログに登場する、Tony ではない)が何十杯も釣っている横で、たったの1杯とか、かなり苦い思いをした。

それでも、シーズンになるとこまめに釣り場へ通い、日本に帰った時に仕入れてきたエギをあれこれ試したりして、やっとイカ釣りはこうすれば良いという考えが固まってきた。

最近は、釣り場であった人や、日本人の知人から、どうやって釣ればたくさん釣れるようになるのか、聞かれることも多くなった。

イカ釣りというのは、本当に差がでる釣りで、釣り方を良く知っている人が真横で100杯釣っているのに、10杯もいかないということが多々ある。長い時間を掛けて、最近はこの100杯釣るグループになったかな という気がする。少々えらそうではあるが、これから何回かに分けて、私が現在の時点で考えている、「イカの釣り方」について書いてみようと思う。(何年かしたら、あの頃はえらそうに講釈をたれていたなと思うかも)

さて、第1回目は、たぶん多くの人が興味あるであろう、ジグの選択。私が釣り場で一番良く聞かれるのは、「良く釣れてるけど、どんなジグを使っているの?」という質問。正直なところ、万能なジグがあり、そのジグさえ使っていれば、たくさん釣れるようになるというものでもないのだが、確かに重要なポイントの一つである。

イカ釣りに行くとき、「5つだけジグを選ぶ」とする。現時点で、私の選ぶジグは、以下のとおり。

  1. ヤマシタ ナオリー レンジハンター 1.8S
  2. ヤマシタ ナオリー レンジハンター 1.8B
  3. ヤマシタ エギスッテ スリム 1.7N
  4. Colman's Bullet Head Squid Jig (Non-Weighted - Standard)
  5. Colman's Bullet Head Squid Jig (Non-Weighted - Custom)
まずヤマシタのレンジハンター。こちらは、サイズが 1.5、1.8、2.2 と3種類、各々のサイズに、シャロー(S)、ベーシック(B)、ディープ(D) がある。この S/B/D は、沈んでいく速度のレーティングで、S がもっとも遅く、D が最も速い。最近は、S と B の中間の、BS というのも発売されたらしい(もともと日本国外で売られていた、Type R というものと同等と思われる)。


小さいイカが多いときは、1.5 の方が針掛かりが良いこともあるが、イカの反応自体は 1.8 でもあまり変わらないし、1.5 は針が一列(D だけは二列だったと思う)で直径が小さめなので、大きめのが掛かると、バレることが多くなる。2.2 はこのあたりのイカのサイズからすると少し大きすぎて、反応が悪くなるようだ。

スピードに関して言えば、少なくとも、私の行く釣り場では、D はちょっと速すぎて、単体ではちょっと使いにくい。釣り友達のOさんは、この D と S をタンデムで使う仕掛けをよく使うが、単体ではまず使わない。

基本的には、B を使うケースが多いが、S はゆっくり落ちていくので、水面近くに活性の高いイカの群れが見えているときや、水深10フィートくらいまでの浅場で有利になる。

「ジグはこれがお勧めですよ」と教えると、次に必ず聞かれる質問は、だいたいが「どの色が良いですか?」である。私も昔はあれこれ色違いをとっかえひっかえして、今日はピンク系だとか、色が重要な要素だと思っていたが、現在の私の考えは、「あんまり関係ない」である。まぁ、多少はあるかもしれないが、形状や速度・アクションなどの要素の方がよっぽど重要だと考える。

まぁ、「何色でも好きなものを買えば?」というのも不親切きわまりない。ということで、私の回答は、「オレンジかレッドヘッドの布巻き」である。理由は、イカの反応がよいというよりも、他の色に比べて見やすい、である。この見やすいというのは浅いところにいるイカを釣るのに非常に重要な要素で、イカの反応を見ながら誘いを入れたり、イカがジグを抱いたタイミングでフッキングすることが可能になり、確実に釣果があがる。

レンジハンターはエギスタイルのジグの中ではベストと思われるが、問題はアメリカ国内で入手が困難なこと。私は日本に行く度に私の分と釣り仲間の分を買いだめしてきたりしていたが、朗報がある。だいぶ昔釣り場で知り合った日本人の Tomo という人(彼は釣りの名人で、このあたりのカヤックフィッシングのコミュニティでは有名人)が最近 Salem に Tomo's Tackle という店を開いた。彼は日本からレンジハンター各種を仕入れてきてリーズナブルな値段で売っているので、レンジハンターが欲しければ問い合わせしてみてください。(勝手にこんなこと言っちゃっていいのかな?)


次は、ヤマシタのエギスッテスリム。



こちらは、エギとしてもスッテとしても使える、非常にゆっくり落ちていくタイプ。 5フィートぐらいしか水深がないところ、表層を泳いでいるが反応の悪いイカなど、どちらかというと、横の動きで釣りたいときに使用する。もう7,8年前になるだろうか。Beverly Pier の以前ハーバーマスターの建物があったあたりで釣りをしていたとき、このジグの効果は絶大だった。あの頃は、他の釣り人の5倍から10倍くらい釣っていたことも多々あった。

1.7 というのは絶妙なサイズで、このあたりの平均的なイカには最適なのではないかと思う。あとこのジグの一番の特徴は、名前にもあるように、細長いこと。以前、似たようなサイズや、少し小型のジグなどいろいろ試してみたが、このエギスッテスリムより良かったことは一度もなかった。違いはやはり形状だと思う。どうもこのあたりの以下は、でっぷりしたジグよりも、細めのジグの方が反応が良いようだ。最初に書いた、レンジハンターも、他メーカーの似たようなサイズのジグに比べて、やや細めである。

近年はこのジグの出番は少なくなったが、それでも胴付き仕掛けで底に錘をつけるスタイルで釣りをするときはいつもこれを使っている。やはり、非常にゆっくりなのが良いらしい。


このジグ、針が細いので、根掛かりしても、ロストする率が非常に低い。私は、胴付き仕掛け用のものとは別に、錘を接着して速度調整したものを、浅場で広く探りたいときなどに使っている。

残念ながら、こちらは廃番となってしまったようで、近い将来手に入らなくなるかもしれない。現在のところ、上記の用途で代わりになるものは見つからないので、以前まとめ買いをして、30くらいストックしている。


最後に、Colman's の Bullet Head ジグ。





上の写真はいずれも Non Weighted のバージョンだが、左は新しいモデル(Custom)で、右は古いモデル(Standard)。どうやら、古いモデルは在庫限りの模様。この2つのモデル、実は沈む速度がだいぶ違う。私はこの2つのジグは、底近くを釣るときに多用するのだが、新しいモデルはかなりゆっくり目で、20フィート以上水深があるところではかったるい。ということで、新しいモデルは浅めの釣り場や、意図的にゆっくり落としたいとき、古いモデルは風が強めでラインがあおられるときや、深めの釣り場、と使いわけている。

このジグは3年ぐらい前から多用している。以前、Woods Hole などに釣りに行ったとき、Vietnamese の連中が好んで使用していた。初めて使ったときは、どうも慣れていなかったようで、あまり良い印象はなかったのだが、3年前に Marblehead で喰い気のないイカが見えていて、あれこれ試しているうちに、このタイプのジグにだけ反応したことがあった。

アメリカ国内で比較的簡単に手に入るので、根掛かりしてもあまり痛くないこと、一般的なエギなどに比べて速く沈むこと、などなど、いろいろメリットがあり、底の釣りで多用しているうちに、かなり釣り方がわかってきた。現在は、今回紹介した中でも一番使っている時間が長いかもしれない。

私の釣り仲間の間では、このジグは、Stupid Jig と呼ばれている。Tony と話していたとき、彼がこのジグの名前を知らなくて、「あの、なんだっけ、stupid なやつ」と言っていたのがきっかけで、すっかり Stupid Jig という名前が定着してしまった。

Bullet Head ジグには、Weighted バージョンもあるのだが、フックが大きく根掛かりしやすいこと、ちょっと速すぎるので、使いにくい。昨年、Salem で25フィートくらいの水深の底近くで釣っていたとき、Weighted バージョンを底に、エギスッテスリムを胴付きにして大量に釣っていたことがあったが、このスタイルは本当にイカの大群がいて、活性が高いときしかうまくいかない。

私としては、このスタイルのジグで、いろいろな速度のものが欲しい。Weighted はちょっと速すぎるし、古いモデルでも風が強いともう少し重めのものが欲しくなるので、最近は上の Non-Weighted のものを買って、鉛テープを巻いて、重さを調整したものをいくつか持っている。

2013-06-10

6/9 サバ釣り - Captain George

ここのところ、ホームグランドの Salem、Beverly、Marblehead では、イカがまったくだめで、たまたま小さな群れが来ていても、10杯を越えることはめずらしい。去年の連日一晩200から300杯なんていうのは夢のようである。まぁ、5年くらい前のまったくだめだった年のことを考えると、例年よりちょっと不調というところだろうか。去年のように、あちこちから人が集まり、釣り場が荒れてしまったことを考えると、一回の釣りで15-30杯くらい、大釣りとなって100杯程度が丁度良いかと思うが、自然が相手なのでそう希望とおりにはならない。

昨年はありあまるイカを餌にしてストライパーを釣っていたのだが、今年は新鮮な餌が確保できない。一日中釣りをしている Tony などは、何匹かサバを釣ってきてストライパーの餌にしている。それもあってか、ここのところ Tony は絶好調で、毎日のようにキーパーをあげている。私も5月は計6匹のキーパーを釣って、悪いペースではなかったのだが、ここのところ Tony に差をつけられている。釣り仲間の O さんも同様で、ここはサバ船に乗って、まとめて餌を確保しましょうという話になった。

ということで、Captain's Fishing Party のサバ船を予約。今回はまた子供を連れて行くことに。

当日は、Captain's Lady 1,2,3 すべて出払っていて、一番古くて小さい Captain George がサバ船。意外と客が多く、船は9割近い入りか。1時間前に着いたが、スターン側はすでに客がいて、バウで釣りをしようと考えたが、一番前は柵が高すぎて、子供たちはやりにくそうなので、右舷の前からちょっと柵の下がったところに釣り場所を確保。前にちょっとだけスペースがあり、人が来なければよいなと思っていたが、後でレンタルロッド組のカップルが入ってきた。ちょっと面倒だなと思ったが、これはこれで仕方がない。(この連中は、後でジグをオーバーキャストしていたところをクルーに注意されてサイドキャストするようになった。投げるときに私の目の前に竿先が来て、危なっかしいのだが、まったく気にしていないし、ラインがいくら流れても投げ直したりしないので、結構邪魔だった。)

チェックインするときに近況を聞くと、3日前まではかなり良かったが、天候が荒れて2日空いているので、どうなるかはまだわからない。釣り場は、Hampton の沖で20分くらいで着くとのこと。船は定刻とおり、8時30分出航、9時には釣り場に着く。周辺には、プライベートの小型の船が多数。皆、サバを釣っているようだが、釣れているのが見えない。とりあえずアンカーをうって釣り開始。まったく釣れない。左舷側で O さんが小さいのを2匹あげたが、見える範囲では他に釣れていない。しばらくして小移動。こちらもだめ。続いて、10分くらい移動。こちらもだめ。更に10分くらい移動。時刻はすでに10時30分を回っている。これが最後のポイントとなったが、アンカーをおろしている間に、隣のカップルがジグを投げて(皆さんは、キャプテンが「始め」といってから始めましょう)、いきなり中くらいのサバがかかった。今度はいけそうだ。キャプテンの「始め」の号令からすぐに、小さいサバが私の竿に。ここからは、群れがやって来ては入れ食いとなる。途中、釣れなくて飽きてしまった子供たちも戻ってきて、私はてんてこ舞い。娘はサバが掛かると、最後まで巻けない。息子は釣り上げても針をはずせない。残り時間もそれほど残されていないので、とにかく釣りまくるしかない。

午前11時40分過ぎ、釣り終了のコール。とにかく1時間釣りまくった。大きいサバは釣れたところでえらを取りバケツの中で血抜き、中くらいのサバはストライパーの餌用に、そのまま氷を入れたクーラーボックスに投げ込み、小さいサバはバケツにそのまま。港に帰る道中、食用の大きなサバの内臓を抜き、小さなサバも血抜きと内臓を取る。そうこうしているうちに、午後12時30分頃、帰港。なんとかサバの処理と片付けを終わらせたが、写真を撮る暇がなかった。

家に帰って数えてみると、大きなサバが8匹(こちらは、しめ鯖と塩焼きで食べた)、中くらいのサバが17匹(こちらはすべてストライパーの餌用)、小さなサバが27匹(たたき、なめろう、味噌煮、コンフィにした)、中型のへリングが3匹と、餌を確保し、残りを食用という目的は達成できた。子供たちもそれぞれ10匹ずつくらい釣っていたので、楽しめたようだった。やはり初夏のサバ、脂はあまりのっていない。塩焼き、たたき、味噌煮はちょっとさっぱりしすぎて秋のサバに劣るが、なめろうとコンフィはなかなかおいしかった。右は、コンフィの加熱前の写真。ローズマリーとにんにくを入れ、オリーブオイルでひたひたになるように。沸騰しないように、低温で長時間加熱する。

2013-06-04

5/30 タラ釣り - Bunny Clark Marathon

今年第一回目の Bunny Clark のマラソン。昨年の5月末の釣行と同じく、今回は数がテーマ。レポートでは、タラ、ポラックともサイズは出ないが、安定して釣れているようで、期待できそう。

今回は、午前3時に船に集合。早めに行こうと考えていたが、あれこれ準備しているうちに遅くなってしまい、結局一睡もせずに午前1時頃家を出る。現地着、午前2時30分。レールポジションを書いていくノートを見ると、バウにはすでに5人。どうもキャンセルがだいぶ出てこの日は釣り客がたったの10人しかいなかったので、無理してバウに行くことはないかと。スターボード側、スターンの角から2番目の位置を確保。といっても、バウ以外、右舷には私しかいないようなので、かなり余裕の釣りができそう。

午前3時40分に出航。最初は、少し深いところに行って、大き目のポラックや、ホワイトヘイクを狙い、その後浅いところに行く予定とのこと。最初のポイントまでは約2時間40分くらい。とりあえず、キャビンのバースにもぐりこんで、一寝することに。

午前6時20分頃、最初のポイントに到着。風はそよそよ吹いていて、余裕のドリフト。水深は420フィートで、Bunny Clark ではそれほど深いわけではない。はじめからホワイトヘイク狙いで、自作の銅パイプジグを使うか、16オンスの LavJig にするか迷ったが、とりあえず LavJig に。ジグが着底後、何度かシャクルと、もわっとしたあたりに、プルプルッと魚信。多分レッドフィッシュだなと思ってあげると、レッドフィッシュがダブル。この魚、結構おいしいので、とりあえずよしとする。次も同じくレッドフィッシュ。船内では、10ポンドクラスのポラックが1匹釣れただけで、他はすべてレッドフィッシュ。私はなかなかのサイズのレッドフィッシュが入れ食い状態で、何匹か確保したので、銅パイプのジグにイカの短冊をつけて、ホワイトヘイク狙い(というかプール狙い)に切り替えた、が、何をやっても結局レッドフィッシュがかかる。レッドフィッシュを10匹(1匹はリリース)を釣り上げたところで、ポイント移動。キャプテンは深場をあきらめて、浅場へ移動することに。

2番目のポイントは、水深180から190フィートの浅場。ポラックの群れが回ってきては、入れ食いとなる。平均サイズは小さめ。大きいものでも、10ポンドくらいか。この後、何度か小移動。ときどきタラやハドックが混じるが、サイズがでない。ポラックも多少サイズが大きいものが混じるようになり、楽しいのは楽しいのだが、昨年のようにあまり釣り過ぎても処理に困るので、ベイトに切り替えたりしたが、それでもポラックがかかる。ベイトの仕掛けでもジグのように針掛かりはしないものの、底に着く前にあたりがあり、かなり活性が高い。ベイトで何匹かハドックを釣ったが、キーパーの21インチに達したのは1匹のみ。

ポラックの食いが少し収まったところで、中移動を繰り返す。何度かポイントを代えて、午前12時30分頃に行ったポイントでマーケットサイズのタラが入れ食いになり、この日最高のポイントとなった。これは20分くらいしか続かなかったが。

その後、どこに行っても、そこそこのペースでポラックとタラが釣れる。釣り終了は午後2時30分。私はポラックが18匹(アンダーサイズは10匹くらい?)、タラが11匹(Bunny Clark のマラソンでは、船で自主的に23インチをミニマムサイズとしている。アンダーサイズは多分20匹くらいだったか)、レッドフィッシュが9匹(アンダーサイズは2匹かな?)、ハドックが2匹(アンダーサイズは、多分10匹くらい)...と数は出て、バウで釣っていた1人とハイフックを競っていたが、サイズが出なくて、またしてもプールはおあずけ。 あいかわらず、Bunny Clark のマラソンは楽しい。

さて、少し Bunny Clark の釣りのスタイルを紹介。船は40フィートのロブスターボートを改造したもので、バウのデッキ以外はレール越しに水面に手が届くほど。魚の取り込みにはほとんどギャフは必要ない。


基本的にはかなり風が吹いていてもアンカーをうたずに、ドリフトでポイントを流す。風や潮が強すぎて、ラインが流れていくときは、シーアンカーを使うことも。

船では釣り人またはグループごとに番号が振られ、魚をキープするときには、メイトないしキャプテンに、番号を伝える。メイトがえらの付け根をさっと切って血抜きをし、魚に番号のマーキング(ローマ数字)をして、コンテナに魚を入れる。 メイトは、コンテナに入った魚を順に取り出し、次々におろしていく。もちろん、誰かヘルプが必要なときは、いったんおろすのを中止して、ヘルプに行く。他の大きな船と違って、キャプテンとメイトが常に周りをみているので、なにかトラブルが起きたときや、ギャフが必要な魚が上がってきたときも、さっとヘルプをしてくれる。

メイトはおろしたフィレを番号毎に用意されたバケツに入れていく。バケツには常に海水が張ってあり、海水ポンプのホースを順々にバケツに流していき、ぬるくならないようにしている。バケツにある程度フィレがたまったところで、番号をマジックでかいたビニール袋を用意し、フィレを袋いっぱいに詰めて、口を縛る。フィレの入った袋は、日陰にある別のコンテナに並べられ、その上に氷が敷かれる。船が港へ帰ってきたときに、フィレの袋は番号毎にまとめられ、釣り客はくるまからクーラーボックスを持ってきて詰め込むことになる。

Bunny Clark は小さな船で、魚を入れる大きなクーラーボックスを持ち込むことはできないが、釣ったらすぐに適切に処理されるので、大変よくできたシステムである。

なお、メイトへのティップのガイドラインは、フィレ袋あたり6ドル程度。重さはフィレ袋1つで、約12ポンド程度になるとのこと。 今回は、フィレ袋6つと、内臓をとったレッドフィッシュ(フィレにはしないでとお願いしておいた)が9匹で、70Qtサイズのクーラーボックスでは収まらなかった。(というか、70Qt のクーラーボックスいっぱいに詰めると、重すぎて持ち運べないので、2つに分けた。)




2013-06-03

5/27 ポーギー、ブラックシーバス - Viking Starship

恒例の春のポーギー。昨年乗った Lynn の American Classic は、キャプテンが Casino 船を始めることになって、今年の2月で乗り合い船を辞めた。まだ船は Lynn にあるようだが、将来再開するかどうかは未定のようだ。

ということで、今回はこの時期 New Bedford からポーギー船を出している、Viking Fleet にすることに。以前、この船は子供料金がないと書いたが、Web サイトでは情報がないにもかかわらず、電話で予約をしたところ、12歳までは45ドルとのこと。私と子供2人分予約をいれる。

5月27日、メモリアルデイ。私はほとんど眠れず。子供たちを午前2時すぎに起こす。娘は数日前からおなかの調子が悪く、前日は回復したように見えたのだが、着替えをしようかというときに、トイレに駆け込む。本人は行きたいようだが、もう一度自分で考えて決めなさいと話したところ、半べそをかきながらやっぱりやめるとのこと。また半月先くらいに鯖の船に連れてってあげるからと慰めてまた寝かせる。この子は本当に自制が効く子で、感心。45ドルはノンリファンダブルなのでちょっともったいなかったが、つらい思いをさせたくなかったので、仕方がない。息子のほうは寝ぼけている中着替えさせる。


家を午前2時30分頃出発。New Bedford の State Pier には、午前4時頃到着。釣り客は6割の入りといったところか。息子にどこで釣りたいと聞くと、前のほうが良いというので、ポート側の前のほうに陣取る。昨年は American Classic で出航までイカ釣りをしており、小さいながらそこそこ釣れていたので少し停泊する船からイカを狙ってみたが、まったく反応がないので10分であきらめる。

午前5時、定刻とおりに出発。釣り場までは約1時間半。風は10ノットちょっとといったところか。午前6時40分、最初のポイント。釣り糸をおとしてしばらくしてポーギーのあたり。とりあえず1匹めを釣るが、食いがわるいよう。まわりもまったくつれていない。しばらくして息子の竿に大きなあたり。息子がリールが巻けないと言うので代わりに巻き上げるとなんとトートグ(NY の人たちはブラックフィッシュと呼ぶ)。メイトにネットを入れてもらう。18インチのずっしりしたキーパー。息子は、これ、プールで勝てる?と興奮気味。しばらくしてあたりが続かないので小移動。

次の釣り場ではまたちょこちょこポーギーが釣れたが、続かない。あたりを細かにとってあわせをいれないとうまくかからない。これは息子にはちょっとむずかしいかなと考えていると、また息子の竿に大きなあたり。また途中で巻けないから助けてといってきた。とりあえず代わってあげてあげてみると、頭にこぶがあり、青味がかった、堂々としたオスのブラックシーバス。こちらもネットですくってもらう。20.5インチの立派なブラックシーバス。息子はこれでプールは取ったつもりでますます興奮。プールのお金をもらったらどうする?とか聞いてくる。まったくもう。

この30分ちょっとでこのポイントもあきらめ、30分くらいの移動。同じく New Bedford から出ている、Nice Day Too や、Onset の Lady K、プライベートの小船が集まっている。今日はこのポイントなんだろうな。ただ、前日まで海が荒れていたためか、水がかなりにごっている。早速釣り糸をおろし、何匹かあげたが、かなりスローなペース。

時計を見ると、そろそろ時間だが、どうやらキャプテンは午後船がないので、すこし粘ってみるつもりのようで、これが良かった。午前11時を回ってだんだんペースが上がってくる。風が上がって、船が左右にシフトする。どうやら左側に良い場所があるようで、船がアンカーから左側にふれたとき、入れ食いになった。結局、午後12時30分くらいまで粘って、最後はかなり良いペースで釣れた。最後食いが良くなってきたときに帰るのはしのびないが、すでに1時間半くらい時間がオーバーしているので、しかたがない。

New Bedford に帰港したのが午後2時。最終的な釣果は息子と2人で、トートグが1匹、20インチクラスの2匹を含めたブラックシーバスが5匹、ポーギーは最大16インチくらいで、合計30匹ちょっと。ポーギーは10インチがミニマムサイズだが、12インチ未満の4,5匹はリリースしてしまった。私は1度ストライパーを釣り上げたのだが、こちらは27.5インチで、0.5インチ足りなかったのでリリース。息子の魚は残念ながらプールには勝てなかったが、たぶん3番目くらいのサイズだったのではないかと思う。

2013-05-13

2013 シーズン開幕

5月に入って暖かい日が続き、ベイトフィッシュも濃くなってきたので、遅かれ早かれという感じだった。5月7日の火曜日、あまりに陽気がよかったし、冬にガイドを付け直したロッドを試してみたかったので、早いとは思ったがストライパーをいつもの Lead Mills に釣りに出かける。気温は夜になっても60度を超えており、風はそよそよだってので、心地がよかった。釣りを始めてしばらくすると、あたりの釣り場を巡回していた Tony が私の車を見つけてやってきた。Tony によると、まだこの近辺ではストライパーがあがってはいないとのこと。私もあまり期待はしていないんだけどね、などと談笑していたら、ベイトランナーをじりじりと引き出す怪しいあたり。ロッドを手に持って本あたりを待つが、このじりじりが続く。仕方がないので、ベイトランナーを解除して、軽くラインテンションをかけると、魚特有のあたりがあったので、今度はしっかりとロッドをあわせる。

最初は、22-23インチの小さい魚だと思っていたが、近くに寄せてくるともう少し強めのひき。橋の上から見て、多分25-26インチのように見えたので、そのまま抜き上げると、それにしてはかなり重い感じがした。私は、多分26くらいでしょと Tony に言ったのだが、Tony はもう少しあるんじゃないかと。シーズン最初のストライパーなので、とりあえず写真でも撮って、サイズも測っておくことに。すると、きっかり28インチあった。うーん、勘が鈍っている。シーズン中はだいたい0.5インチの誤差の範囲に収まるのだが。



その日は、その後あたりが一回あったが、針掛かりせず。シーズンの最初はまぁだいたいこんなもの。翌日は、Marblehead のイカをチェックした後、再度挑戦したが、ひどい雨の中、あたりはあったものの、1匹も掛からず。Tony によると、Lynn の Red Rock では、5月8日になって、何匹もキーパーが上がっていたとのこと。

翌日は、Gloucester でヘリング。Beverly でもヘリングは入れ掛かりなのだが、皆サイズが小さいので釣る気がしない。Gloucester では多少波があるし、入れ掛かりというわけではないのだが、25cm クラスの大型ばかり釣れる。この日は10匹程度で終わり。

金曜日は、Gloucester でヘリングを釣って、帰りに Salem でそれを餌にしてストライパーを釣ろうと思っていたところ、まったく同じ考えの人が。Gloucester に着くと、Oさんがすでに30匹くらい釣っていた。みなへリングにしては大型のもの。私も順調に釣れて、2人で合計80匹くらいか。

Gloucester では小型のイカの群れがあちこちあったが、ジグにはあまり反応しない。なんとか1杯あげたが、小さかったのでリリース。一度、大型のイカが5,6匹群れで通過していったが、釣れなかった。イカのほうもあともう少しではじまる感じだろうか。

予定とおり、午前1時少し前にヘリング釣りを切り上げて、Salem に向かう。釣り場に着くと Tony がいた。Tony は、昨日はよかったんだけど、今日は今のところだめだとのこと。早速、ヘリングのチャンクを餌にして、一投目。すると、5分もしないうちにいきなりベイトランナーが鳴る。針はしっかり掛かった。魚は先日のよりずいぶん走って、大きめだろうと思ったが、それほどではなかった。いちおう、28.5インチでキーパーサイズ。その後、Oさんが30.5インチを1匹、私が最後に29.5インチを釣って終了。

Tony や他の釣り仲間の情報だと、Beverly で大きめのイカが毎晩数杯は釣れているという事なので、Oさんと行ってみる。5人くらいイカを釣っていたが、1人が大きめのイカを1杯だけという状態だったので、まぁあまり期待はできないが、一応竿を出すことに。Beverly のピアでは潮が流れているので、シンカーを付けて、胴付き仕掛け。10分くらいやっていると、ぐんという大きなイカ特有の感触。とりあえず1杯。その後1杯追加したが、続かなかったので切り上げることに。


ストライパーはキーパーサイズぎりぎりのちょうど食べごろ。季節なのだろうか、だいぶ脂がのっていた。ヘリングも脂がのっており、まろやかな味。釣ってきた次の日は塩焼きに、残りは、オリーブやケーパーなどと一緒に、マリネにする。



ということで、いきなりシーズン開幕となった。最初の週でストライパーが3匹、いずれもキーパーというのはなかなか良いペース。例年より2週間くらい早めか。イカも各地で姿が見えており、ぽつぽつ上がってきているので、もう少しという感じか。イカは今シーズンもそこそこ期待できる感じである。

2013-05-02

カレイのシーズン

土曜日に Swampscott に行くと、Tony と Oさんがすでに釣りをしていた。私が着いた時点ではまだ2人とも0だったが、すぐにOさんが1匹あげる。その後、Tony が1匹。私は1匹かかったが、10インチもいかないベービーサイズ、もちろんリリース。その後Oさんが2匹追加。満潮から1時間すぎたあたりから、カニのあたりもなくなって、この日はおしまい。私はスカだったが、OさんとTonyから1匹ずつもらって、煮付けに刺身とおいしくいただいた。

Tony によると前週は、何人かで1匹釣れるかどうかとのことだったので、かなり良くなってきた模様。サイズは、Tony と私がアンダーサイズをあげた以外は、13インチから15インチくらいで、まぁまぁ。あまり食い気がたっていないようで、居食いしていたり、食いが浅くてばらしが3回(いずれもOさん)。次の潮の2週間後あたりから本格的に始まるのではないかと考えている。

それから、どうやらイカの第一陣が来たらしい。こちらもまだ食い気がなくて、ジグにまったく反応しなかったとのこと。