このマサチューセッツ North Shore 近辺での沿岸での釣りのメインターゲットは間違いなく Striper である。マサチューセッツ州のレギュレーションでは、28インチ以上、1日に2匹までキープすることができる。といっても、陸っぱりの釣り人からすれば、このキーパーサイズはそうそうお目にかからない。25インチ程度まではよく釣れるのであるが、28インチ以上となると、5回釣りに行って1匹釣れれば良いほうだと思う。
ところが、2009年は違った。大体このあたりでは5月の半ばころに小型の Striper が釣れ始め、6月から7月にかけてがピークなのだが、5月20日の最初の釣行で最初にかかった魚が35インチ、以降、2週間おきの同じ潮ごとに7月までキーパーが釣れ続けた。6月の後半には、41.5インチの自己記録、7月の初頭の釣行では、1時間で3匹のキーパー(41インチ、29インチ、28インチ)が釣れるという、今まで経験した中で最高の出来だった。この時は本当に大型の Striper が入れ食いで、このキーパーサイズ以外にも2匹、25インチと27インチが釣れたし、おそらく30インチ以上のサイズをラインブレークでばらしている。私は Striper を釣るときは基本的に Chunking - つまり、サバやニシンの切り身を使ってあたりを待つという釣りなのだが、この1時間はキャストして30秒もしないうちに魚がかかって、残りの時間は魚とのファイトだった。
7月の後半から8月の半ばまで、日本に一時帰国してまた帰ってきた時にも、またあっさりキーパーがあがった。ただ、それ以降はさっぱり。9月には小さい Striper もあまり釣れなかった。
例年、キーパーサイズの Striper は、10匹に1匹くらいの割合でしか釣れなかったが、2009年はキーパーサイズの割合が5匹に1匹くらい。正直言って、釣れた Striper の合計は例年より少ないくらいであったが、なにしろキーパーサイズが多かった。2010年はどうなるのだろう。昨年、小型の Striper が少なかったのが少々気がかりである。
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