2012-06-12

5/31 タラ釣り - Bunny Clark

5月31日木曜日。休暇を取って、Bunny Clark の Marathon に乗る。前日に予約の確認の電話すると、当日の集合時間は午前3時。Bunny Clark のサイトでは、Marathon の出港時間は午前5時となっているが、これは一番遅いときの時間で、大体午前3時すぎに出港となる。

前日の夜はあれこれ準備をしていたら、午後11時を回ってしまった。家で寝るのをあきらめて、午前12時半前に出発。午前2時少し前に現地到着。まだ誰も来ていない。ボートに荷物を下ろして、少し離れた駐車場に車を停めてくる。レールポジションを書き込むサインボードを見ると、スターンはすでに埋まっていた。バウのほうは、パルピットの先端のみ埋まっており、他は開いていた。私はバウの左舷側の一番コックピットに近いところを確保。午前2時すぎ、常連らしき乗客が一人やってきた。私は少し睡眠をとりたかったので、船室に入って、バースに寝転がる。もう一人の乗客も同じく、反対側のバースに寝転がった。どこから来たのとか、この船はよく来るのとか、雑談をしていると、キャプテンの Tim がやって来た。この常連らしき乗客が Tim と話していて、しばらくすると Tim が、下に誰がいるの?と降りてきた。私は立ち上がって、おはようと答えると、私のことを覚えてくれていた。

午前3時少し前になると、乗客がほぼそろった。今日は釣り客が12人。出港前に、Tim が定例の安全装備やら、携帯電話のこと、Web サイトのことなど一通りの説明をして、今日の釣りのプランについて説明。とりあえず Jefferey's のインショア側から始めて、釣れなければ沖に向かうということ。今日はまだ今年になって行っていないエリアまで状況を見ながら足を伸ばすかもしれないとのことだ。私は、船内のバースで半分うとうとしながら話を聞いていた。

午前3時30分、出港。最初のポイントには午前5時20分頃到着。ドリフトでの釣り。バウのデッキの上は、朝雑談をしていた乗客と2人のみ。今日はライントラブルを気にせずに、思う存分釣りができそうだ。

このポイントには15分くらいいたが、まったく気配なし。キャプテンもさっさとあきらめて、また沖にでるから、キャビンに戻って来たほうが良いよと。私はまたバースに戻って、うとうと。

ここから約9マイルほど、45分くらいで次のポイントに到着。このポイントもまったく気配なし。10分くらいして、小移動。こちらも気配なし。キャプテンはまたさっさとあきらめて、またオフショアへ移動するとのこと。GPS でさらに約9マイルくらいのポイントを設定して、移動開始。設定したポイントまであと1マイルぐらいのところで、フィッシュファインダーにニシンの大きな群れを確認。キャプテンいわく、ここまで大きな群れを見たのは今年初とのこと。早速、群れに船を位置を合わせて、ドリフト開始。時間はすでに午前9時30分を回っていた。

一投目、ジグが海底に落ちる前に魚がヒット。ポラックに間違いない。かなり良い引きで、糸を巻き上げると、6-8ポンドクラスのポラックがダブル。二投目、またポラックのダブル。三投目、またポラックのダブル。ここから釣り終了の午後2時すぎまで、ほとんどノンストップ。途中、タラもぽつぽつかかるが、ポラックが先にヒットしてしまう。キャプテンは何度か小移動して、なんとかポラックの群れをはずそうとするが、それでもポラックがかかってくる。

私が自分でカウントしていた限りでは、ポラックのキーパーサイズが37匹。タラのキーパーはたぶん15匹くらい(うち、5-6匹は21インチ未満で、リリース)。カスクが3匹。レッドフィッシュが1匹。リーガルサイズの魚だけで50匹をゆうに超え、アンダーサイズのタラ、ポラック、ハッドドックをカウントすると、合計100以上。私が釣ったなかでは、16.5ポンドのポラックが最大で(この魚が、セカンドプール。いまだ Bunny Clark ではプールが取れない。プールを取るともらえるスティッカーが欲しい...)、サイズにはあまり恵まれなかったが、釣れた魚の数、リーガルサイズの数は今までで一番の大漁。午後になってからは、これ以上持ち帰れないと思い、かなりの数をリリース。

本当に楽しい釣りでした。次は、6月28日の Marathon。この頃には、大型の White Hake が始まっているといいな。

5/27 スカップ、ブラックシーバス - American Classic

5月27日、毎年恒例となった、Buzzard Bay でのスカップ(ポーギー)、ブラックシーバス釣り。今年は Viking Fleet の船ではなく、Lynn MA からこの期間だけ New Bedford に来ている、Jim Walsh's の American Classic に乗船。今年はこの船は子供料金があり、Viking では3人で $255 ($85 x 3) になるのに対し、この船は $155 ($75 + $40 x 2)とかなりお得。出航も朝7時で、子供たちにも負担が少ない。

朝は少し肌寒かったが、快晴で風も弱く、波もほとんどない、絶好の釣り日和。乗客は、合計で30人くらいか。ゆったりと釣りができそうだ。

船は午前7時に定刻通りに出港。約1時間20分後、他の釣り船が集まっているエリアに着いた。早速、釣りを開始。水深は30フィートくらいで、潮もそれほどなく、釣りやすい。

釣り開始早々から、順調になかなか良いサイズのスカップが釣れる。マサチューセッツでは、5月11日から6月24日まではスカップのボーナスシーズンで、ミニマムサイズが11インチ、バッグリミットが45匹となる。ブラックシーバスは、14インチ、バッグリミットが10匹。ただし、あまり数を持って帰っても仕方ないので、スカップは12インチ未満はリリース。子供たちが釣れる度に、魚を引き上げて、針をはずして、また餌をつけてと、大忙し。周りではなかなかのサイズのブラックシーバスもぽつぽつあがっている。

数時間して、だんだん食いが落ちてきて、小移動。朝ほどは釣れていないが、それでもあきない程度にはスカップがかかってくる。子供たちはすでにあきてきて、スナックを食べたいと言い始める。

釣り終了は、午後1時すぎ。よく釣れていた朝の時間に子供たちの世話にかかりっきりだったので、あまり数は伸びなかったが、それでもスカップ40匹は確保。ブラックシーバスはなぜか周りのひとに比べて少なく、3匹しかキーパーがかからなかった。毎年恒例ながら、楽しい釣りでした。