2010-09-30

9/25, 28 イカ釣り - Gloucester 続報

Gloucester State Pier のイカ釣りの続報。

25日土曜日。Gloucester Harbor の満潮は日曜日の午前1時33分。今度はその他大勢のグループに仲間入りしてしまった。常連の一人は午後8時頃から明け方までねばって、ほぼ100杯。私は午後10時30分くらいからの釣りだったが、明け方までに26杯。この日はほぼ無風で、どうやら常連の連中が釣っていた岸壁のあたりの潮たまりにイカが集中していたようだ。私は相変わらず、ポンツーンで釣っていたが、どうやらイカの遊泳層がまちまちで、的が絞れなかった。最終的には痺れをきらして、岸壁へ移動したところ、この大釣りをしていた常連と似たようなペースで釣れたので、それほど釣り方自体は悪くなかったのかもしれないが。海の状態を見て、適切なポイントを選択するのも非常に重要であることが実感させられた。

28日火曜日。Gloucester Harbor の干潮が午後9時25分。雨が降っていたためか人が少なかった。午後11時頃から約3時間。皆あまり釣れていない。いつもの常連も似たようなペース。10ノットくらいの風が吹いており、表層近くにゆるい流れがある。イカがあたってくるのははほぼべた底。常連の Tony によると、ここ2日くらいはさっぱりとのこと。この日もあたりが少ない。午前2時で切り上げたが、ポンツーンで釣りをしていた私と Tony がこの時点で15杯。 岸壁で釣りをしていた常連は24杯(ただし、私が釣りを始めた時間からは、この人もあまりペースは変わりない)。どうやらイカの絶対数が先週に比べてかなり減ってきたよう。おそらく、これで終わりになるかもしれない。少しはぶり返すことを期待して、週末にもう一回トライしようか。それであまり釣れない様だったら、今シーズンのイカ釣りはおしまいになるだろう。

2010-09-25

9/21, 22, 24 イカ釣り - Gloucester

まだバックログがたまっているが、とりあえず速報。

先週末 Tony から電話があって、Gloucester でイカが釣れているとのこと。今シーズンは Beverly / Salem / Marblehead エリアのイカはどうしたことか5月にちょっと釣れたくらいで、本来のシーズンであるはずの6月から8月にはまったくイカの姿が見られなかった。今年は近場でのイカはだめかとあきらめていたところ、ここで来るとは。

そうとなるともうじっとしていられない。火曜日、水曜日、金曜日と通いつめた。場所は Gloucester の State Pier。イカが釣れていると聞いて、Salem / Beverly あたりの常連の連中が5,6人毎日来ている。

他の連中は、明かりのある岸壁から釣りをしている。私は、先日作ったロッドを持って、ポンツーンからの釣り。仕掛けは、ヤマシタの NAORY レンジハンター 1.8S のオレンジをノーシンカーで。ここは深さが20フィート以上あるので、通常使っているエギスッテスリム1.7 では棚の底近くまで落とし込むにはじれったい。NAORY 1.8S はノーシンカーで使うにはちょうどいい感じ。

私の釣り方は非常に簡単。ジグをキャストして、ラインの長さを棚の深さに合うように目視で調整。ゆっくりジグを落とし込む。ゆっくり15ぐらいカウントして軽く一度しゃくりをいれる。また10くらいカウントして軽いしゃくり。だんだんしゃくりの間隔を短くしていって、ジグが真下近くに来たら、今度はゆっくり大きめにしゃくりラインのふけを見る。ジグが真下にくるまでにイカがかかることもあるが、多くはこの上下動でかかる。イカがジグに抱きつくとラインのふけが戻らないので、ちょっとだけ間をおいてから竿を立ててしっかりイカを乗せる。あとは一定のテンションを保って糸を巻いていくだけ。

合わせを入れた瞬間にばれることも多いが、そういう時はあせらずまたゆっくりしゃくって同じ棚まで落とし込むとまたイカが乗ってくることが多い。
火曜日は満潮が午後11時02分。午後11時から約3時間の釣りで合計62匹。水曜日は満潮が午後11時40分。午後10時30分から約3時間半の釣りで50匹ちょっと(沖漬けのたれに半分以上いれてしまったので、正確な数はカウントしていなかった)。金曜日は満潮が日が変わって土曜日の午前12時55分。午後10時から約4時間半の釣りで合計74匹。潮が止まると食いがちょっと落ちるが、平均すると1時間に15-20匹程度釣れるので、なかなか悪くない。(ちょっと補足。前にも書いたとおり、イカ釣りは本当に釣り方によって何倍もの釣果の差がでる。同じ場所で釣っている他の人たちは4、5時間ねばって10匹とかざらにいるので、皆がこんな釣れているわけではない。他の常連の連中でも一番釣れている人で、私のペースの3分の2くらい。私は上にも書いたとおり、そんな難しいことをしているわけではないんだけれども。)がサイズはかなり小さいが、金曜日の最後(土曜日の早朝)に1匹だけ大型が釣れた。これは胴の長さが25cmはあるこのあたりで釣れるイカではもっとも大きい部類。また今日も行くかなぁ。

2010-09-18

カスタムロッド 2010 夏 その3

8月8日のヒラメ釣りでは、60フィートくらいのちょっと深めの釣り場で、潮の流れが速くて、8oz の錘を使うはめになった。持っていった竿はちょっとライトアクションすぎて、8oz はちょっときつい感じがした。このレンジの竿は Shimano の$100 くらいの竿を持っていたのだが、今年の初めに折ってしまった

8月中にヒラメ釣りのリベンジをしようということで(結局行かなかったのだが)、急いで7月に買っておいたブランクの作業に取り掛かる。

ブランクは、Mud Hole MHX のライトソルトウォーター用の L905-MHX。7フィート6インチでライン荷重が12から25ポンド。MHX シリーズでは、一番ヘビーなブランクである。MHX ブランクは今まで何本か巻いてきたが、値段がリーズナブルな割には、非常に質が良いと思う。このブランクは想像していたより先調子でちょっと硬めだった。

グリップはグレーの EVA を削りだして、リールシートには Fuji のトリガーシート TDPSM-20B を使った。バットキャップには American Tackle の ARBC-22。これは Fuji のバットキャップの BRC とほぼ変わらない。

化粧巻きの代わりに、マーブリングというのをやってみた。これはブランクにエポキシを塗ってまだ乾かないうちに、あらかじめエポキシに染料を混ぜておいたものを少しづつ楊枝などで混ぜ込んで、模様をつけるもの。


ガイドは American Tackle のリングロックシリーズ、Virtus Lite NBRLVL をスパイラルに巻く。リングサイズはバット側から、20、12、8、10、10、10、8、8。トップガイドは NBRLT-8-6.5。American Tackle のガイドは何度か使ったが、Fuji のガイドのようによくできていない。ガイドの足は巻く前にペンチなどで微調整したり、やすりで形を整えるのにもちょっと余計な手間がかかる。



糸は、下巻きに Madeira のポリネオンのパープル、上巻きには Gudebrod のトリマースレッドのホワイトとゴールド。出来上がったロッドを見ると、マーブリングの色とグリップの色とガイド巻きの色のバランスがあまり良くなかった気がする。

2010-09-16

8/8 ヒラメ釣り Frances Fleet

バックログの処理。どうもヒラメには嫌われているらしい。

Frances のリポートではヒラメがよく釣れているとの話でちょっと気になっていた。8月7日の晩にストライパー釣りに行って、日が変わって午前2時過ぎにベッドに入った。目覚ましを午前5時少し前にセット。もし起きられたら、Frances の午前8時の船に乗ることにした。まだ日本から帰ってきて時差ぼけが残っていたようで、起きてしまった。

午前8時の船はちょうど半分くらいの入り。私はバウの先端に釣り座を確保。定刻通り出航。Point Judith の満潮は午前6時43分、干潮は午後1時08分。天気は快晴、西系の風が吹いているが、10ノットには達していない。

8時の船は港を出てすぐの Narragansett の沿岸での釣りと思っていたのだが、船は Block Island へ向かう。Block Island の北岸でヒラメ釣りの大きな船団があったのだが、ここは通過して、さらに南に向かう。結局、約1時間半かかって、Block Island の南西岸の釣り場に到着。Frances の午前7時の船も同じ海域にいた。

風もそれほど強くないので、アンカーを打たずにドリフト。釣り糸は右舷側に流されていくので、皆右舷に集まってくる。最初の一流し目は、隣にいた家族の一人が skate を一匹かけただけでヒラメはつれなかった。 すぐに位置を直して二流し目。隣の兄ちゃんがあっさり20インチくらいのキーパーをあげた。私も一匹目がかかったが、これは19インチちょっと欠けなのでリリース。

もうそのあとは... skate とヒラメが半々くらい。私にかかるのは4分の1インチショートとか、2分の1インチショートとか、どうしてもキーパーサイズの19.5インチの壁を越えられない。隣の家族は、釣れたヒラメの半分以上がキーパーサイズ。どうなっているんでしょうね。

お昼を過ぎて長いドリフトの途中で海面を見ていると、潮目が見えている。これは期待大とわくわくしていると、さっそく隣のグループにポンポンとヒラメがかかる。来い来いと祈るような気持ちで竿先に集中していると、いきなりひったくるような強烈なひき。来たー!

海底から引き離そうと竿を立てると、強烈な抵抗でドラグを引き出していく。これはもちろんキーパーとの確信。神経を竿に集中させ、ばらさないように丁寧に糸を巻き上げる。しかし、この魚ものすごい抵抗をする。途中でなにやらちょっとおかしい感じがしてきた。ヒラメ特有の平べったいもの抵抗感とは何か違う。中ほどまであげてきたときに、魚が横走りしていることに気付いた。だんだんいやな予感が。もうちょっとというところでまた下へ突っ込まれる。もうこの時点で何かわかってしまった。そう、この魚の正体は、ブルーフィッシュ。

午後1時半前、釣り終了。私はヒラメを5匹釣ったが、すべてアンダーサイズ。お持ち帰りはブルーフィッシュ1匹のみ。隣の家族は5人で20匹くらいヒラメのキーパーをあげている。中学生くらいのしゃべり続けていたガキンチョにいたっては、6匹釣ったうちの5匹がキーパー。(このガキンチョ、父ちゃんが最初あまり釣れなくて、からかいまくっていたのだが、その言葉が釣れなかった私には非常に障った。)

ヒラメ釣りは去年も一度 Frances に乗って、同じような経験をした。釣った魚の総数はそれほどまわりの釣り人と変わらないのだ、キーパーが来ないのだ。どうやらそうとうヒラメには嫌われているらしい。

2010-09-10

8/6, 7 ストライパー釣り - Salem

まだたまっているリポートをぽつぽつ。このブログを始めたのは、釣りのログを残しておくためだったので、遅くなっても書き残さなくては。

8月6日金曜日、Salem Harbor の満潮は午後8時30分。日本から戻ってきて、まだ時間がおかしいなっていたが、我慢できずにいつもの Lead Mills へ。午後10時前に現地到着。先客はいない。15ノット近い北からの風が吹いていて、肌寒い。海面には複雑な波が立っている。空は曇っており、月齢は24日なので、月はとっくに沈んでいる。釣り場に着いた直後に、これは来るぞという予感があった。

釣り始めて何度かウナギのあたり。何度か餌を換えて、午後10時20分を回ったところで、餌をサバの頭の部分に換える。何故か、ここでの大物は頭の切り身に掛かることが多い。頭の部分は小さく切れないので、向かい風のなかで投げると抵抗が大きい。私が仕掛けを落としたい場所までは届かなかったが、この風では精一杯。

何分かして、その魚は来た。ベイトランナーのセカンダリドラグの音が止まらない。その魚は一気に走っている。セカンダリドラグを切って竿を立てると、強烈な引きでぐんぐんドラグから糸を出していく。大型のブルーか?この魚、いったん走り出すと、竿を立てても停まらない。

やっと最初のランが停まったところで、橋の脇から水面近くへおりることにする。ブルーかもしれないので、荷物からフィッシュグリップを取り出して持っていく。

二度目のロングランの後に、竿をポンピングしながら糸を巻いて行くと、ジリッジリッと寄ってきた。この時点でブルーではなくストライパーであることを確信した。少し寄ったと思ったあとに三度目のラン。またドラグから糸をかなり出された。しかし、これが最後だった。魚もだいぶ疲れたようで、この後は大きな抵抗もなく、だんだんこちらへ近づいてきた。

約10分のやりとりのあと、暗闇の中に銀色に光る魚体が見えた。これは40インチクラス。もしかすると、私の新記録になるかもしれない。長い竿でスペースがないので、リーダーを持って足元に引き寄せ、フィッシュグリップを口に掛けた。が、その瞬間、おとなしくしていた魚が最後の抵抗。大きく頭を振ってグリップを持っていかれた。その勢いで針も外れた。

銀色に光る大きな魚体がゆっくりと向きを変えて泳いで行く。ネットもギャフも持っていないのでどうすることもできない。

呆然としながら、また橋の上に戻る。餌を付けてまた投げる。この後、二度良いあたりがあったのだが、針掛りしなかった。

8月7日土曜日。さすがに前日取り逃したのが悔しくて、連日の Lead Mills。Salem Harbor の満潮は午後9時27分。午後11時頃現地に着く。この日は、ここの常連グループ4、5人でビールを飲みながら橋の上から釣りをしていた。何人かは知っているので、どう釣れてる?と声をかけるが、まぁ釣れてないのは見てすぐにわかった。さすがに橋の上は満員なので、海岸に下りてそこから投げることにする。この連中はあまり遠投できないので、私のレンジからすると絡むことはないはず。

午後11時20分を回ったところで、最初のストライパー。この魚は餌を換えようと糸を巻き始めてから食ってきた。なかなか良く走る魚だったが、感触からしてキーパーサイズにぎりぎり届くかどうかというところ。あげて、測ってみると27インチなのでリリース。

また10分くらいして、次の魚。こちらは先ほどよりちょっと良いサイズのようだが、到底前日掛けた大物には及ばない。30インチくらいか。少々やり取りのあと、魚体が見えてあと岸から10メートルというところで、針が外れた。私はがまかつのサークルフックを使っているので、いったん掛かればそう簡単にははずれないのだが。

気を取り直して、また仕掛けを投げる。午前0時頃またそこそこの魚が掛かる。最初の魚と同じくらいか。魚をランディングして、測ってみると、今度はちょうど28インチ。一応キーパーサイズ。今回は久しぶりなので、持ち帰ることにする。えらを切ってバケツに水を張って入れておく。これが最後だった。午前0時30分頃切り上げる。

2010-09-08

カスタムロッド 2010 夏 その2

今年の夏の2本目は、岸からの小物釣りのスピニングロッド。実はシーズン前ににこの目的で作ったロッド、一度も使わないうちに折ってしまった。前回は、Mud Hole MHX の比較的高密度のグラファイトのブランクで、繊細なロッドだったのだが、やはり硬いブランクは脆い。あまりこのような竿にお金をかけるのも何なので、今回は安めで少々荒く扱っても大丈夫そうなブランクを。やはり Mud Hole のオリジナル、CRB Custom Builder IM6 Graphite の IS601L、6フィートでライン荷重が6ポンドから10ポンドのブランクをバット側から9インチ切って、5フィート3インチにした。前回このブログに書いたブランクと同じシリーズ。色は緑。

ブランクの色が緑なので、グリップも緑にした。バットエンドは前回と同じく、黒の EVA を接着した後に整形。リールシートは American Tackle の Aero を使う。このリールシート、以前も使ったが、つかんだときの感触がソフトで、やや太め。気に入っている。このクラスのスピニングロッドにはフォアグリップの必要性を感じないので、今回もフォアグリップレス。リールシートの先端に、銀色のワインディングチェックを付ける。
リールシートの先にはタイガーラップ。今年の冬に何度かやったが、どうも立体感がでなかったので、今回は下巻きと上巻きの間のエポキシの層を厚めにした。下巻きには、青と金色。上巻きは緑の糸を使った。ちょっとエポキシが厚すぎて、少々濁りが入ってしまった。また、派手な模様を出すためには、下巻きの糸にむら(偏り)を付けるのだが、これがちょっと足りなかった感じで、浮き出る線が細かすぎる感がある。ちょっと物足りなかったので、上巻きの上に塗ったエポキシにグリッターを混ぜて、きらきら光るようにした。

 ガイドは、Fuji のアルコナイトのコンセプトガイドのセット。トップガイドも同じく Fuji のアルコナイト。Fuji の値段付けはなかなか微妙で、SiC だとセットで50ドル近くなってしまうのだが、アルコナイトだと、20ドルちょっと。もう一ランク落として、ハードロイだと15ドル足らず。さすがにこの程度のロッドでは SiC を使う気はしないが、アルコナイトとハードロイの差はたいしたことはないので、アルコナイトを選択する気になる。まぁ、目的からすれば、さらに安い、アルミニウムオキサイドで良いのだが、それだとコンセプトガイド用の背の高いガイドがない。

ガイドのラップは、金メタリックの下巻きに、緑の上巻き。もう10本くらい巻いているので、だんだんきれいに巻くコツがわかってきた気がする。こちらはなかなかきれいな発色で満足。

ブランクが20ドル、ガイドどトップで20ドル、リールシート、そのたもろもろで、部品代が総額で55ドルくらい。すでに一度ためしに使ってみたが、ちょっとアクションがヘビーすぎたかもしれない。

2010-09-06

カスタムロッド 2010 夏 その1

7月に家族が日本に行っている間、ちょっと思うところがあってロッドを作り始めた。結局、私が日本に帰っている前後、足掛け2ヶ月で、4本巻いた。その1本目。

動機 - 7月の頭に、Eddie とカレイ釣り、ポーギー釣りに行って、軽めのベイトロッドが欲しくなった。

どんなロッド? - カヤック、ないしは釣り船からの餌釣りで、シンカーが最大で3ozくらいまで。 アクションは、ミディアムファーストくらい。繊細な釣りではないので、高感度なブランクは必要ない。カヤックからの釣りを想定して、バットがやや短め。あまりお金をかけるつもりはないが、あまり安っぽいのもね。

ブランクは、Mud Hole の Custom Builder IM6 Graphite という格安のもの。こちらはいろいろカラーが選べる。最近新しく追加された、オレンジ色の6フィート6インチ、14-18lbs 荷重のものを選択。グリップは、とにかく派手目ということで、ライトブルーの EVA。リールシートは、Pac Bay の Minima のキャスティング。このリールシートは、パイプがない、セパレート仕様。ブランクがむき出しになる。ガイドは、American Tackle の Zirconia リングの金色のもの。トップガイドも、同じリングのもの。リングサイズは、12-10-8-6-6-6-6。トップが、6-6.5。これにワインディングチェックを2つと、金色のアクセントリング。部品代は全部で、70ドルくらい。


バットエンドは、黒のEVAのバットキャップを、ライトブルーのEVAに接着した後に、レースを使ってサンドペーパーで滑らかになるように成型。

リアグリップとフォアグリップは同じくライトブルーのEVAを削りだす。グリップの作成は、ロッド作りの作業の中でも、一番楽しいかも。

フォアグリップの先端には、金色のワインディングチェックをアクセントに。


ガイドは、アンダーラップに Madeira のネオンイエロー。ガイドの中央の、オーバーラップの掛からない部分は、ゴールドメタリックの糸と2本で巻く。オーバーラップは、グリップの色と同じく、ライトブルー。ガイドの足からどのくらいスペースを空けるかいつも迷うのだが、もう少し短めで良かったかも。

今回はスパイラルにしなかった。このくらいの軽量ロッドで、先調子でないろっどは、スパイラルにするメリットがあまりないと思う。




オレンジのブランクにスプリットグリップで、ちょっとキャロットスティック風?