2011-05-27

5/22 タラ釣り - Captain's Lady III

5月16日に予定していた Clipper Fleet のマラソンが悪天候で中止になってしまった。6月5日まで(こちらは Eastman's のマラソン)タラ釣りの予定は入っていなかったが、5月中に一度行っておきたかった。土曜日はいろいろ子供たちの予定が入っておりだめだったが、日曜日はなんとかなる。土曜日の午後に Captain's Fishing Parties に電話をして予約を入れようとしたが、空きは十分あるから、予約はいらないよと言われた。


今年最初のタラ釣り。やっとシーズン前に買ったリールが使える。ちょっと気合を入れて、早めに行くことに。家を午前4時30分に出て、現地着午前5時30分。駐車場にはすでに二組先客がいた。彼らは、スターンの両角に場所取りしていた。私は迷わずバウの一番前、ポート側に竿を置く。クーラーボックスやら荷物を運び入れてから車に戻って一休み。午前6時過ぎには、事務所が空いて、早速チェックイン。午前6時30分には船のキャビンの鍵が開いた。キャビンの一番前のベンチに荷物を置いて、ちょっと横になる。

午前7時30分過ぎ、ほぼ定刻に船が出る。今日はそこそこ人がいる。全部で40人から50人といったところか。 5月22日、Merrimack River の河口の満潮が午前3時19分と午後4時6分。河口付近は、外洋からのうねりと川からの流れ出しが干渉して、結構な波が立っている。Coast Guard の船が河口に近づいてきた小型船のすぐ脇に行って、警告しているようだ。Captain's Lady III は106フィートもある船なので問題はなさそうだが、河口の手前で一旦停止した。Coast Guard の船が上流に向かって行くのを待って、河口の Salisbury 側の Jetty をぎりぎりのところでかわし、そこから一旦全速力で波から90度近い角度を保って、河口から離れた。十分離れたところで転回して、東南東に向かう。波は5から7フィートといったところ、ほぼ真東の方向から来るので、ときどき高い波をかわしながらの航行となる。波の高さのわりには風は強くない。15ノットはないだろう。いつもより船のスピードが遅い。この調子だと釣り場まで2時間はかかりそうだと思ってゆっくりしていたら、午前9時ちょっと前には船が減速した。

午前9時、アンカーをセットして、釣り開始。水深270フィートとのアナウンス。波が高くちょっとしゃくりにくい。潮は左前から、ゆっくりと流れている。キャストして底を取って、しゃくっては底まで落とす。ジグがボートの下に入りこむところまできたら一旦巻き上げて再度キャスト。はじめてから10分くらいのところで、しゃくった瞬間にぐんという重み。それほど重みは感じなかったが、あげてみるとキーパーサイズの24インチはあるようだ。船に装備されているギャフの持ち手に貼られたビニールテープのマーキングにあわせると、一応0.5インチくらい出ていたので、クーラーボックスに放り込む。まわりはまったく釣れていない。このポイントでは約1時間。私はこの後、8ポンドクラスのなかなかのサイズのハドックをあげたが、それだけ。見える範囲ではハドックのキーパーが他に1匹あがったくらいか。

午前10時頃、10分にも満たない小移動。水深290フィート。最初のポイントと似たようなペース。ぽつぽつアンダーサイズのタラがあがる。私はスローペースながらコンスタントに魚をかけて、このポイントでは2匹のタラのキーパーを確保。

午前11時頃、15分くらいの小移動。今度はかなり浅いところで、水深175フィート。ここでは餌釣りの人が数匹ハドックをあげたが、あとはぱっとしなかった。30分程度でこのポイントをあきらめ、ここから30分以上さらに東へ向かう。

午後12時30分頃、ポイントに近づくと、いるわいるわ、このあたりの釣り船がごっそり。Eastman's の2艇に Yellowbird、Challenger に Atlantic Queen。どうやら今日はここらしい。

ちょっとだれていたが、気合を入れなおしてジグをキャスト。まず隣の人がポラックをあげる。ポラックはいったん釣れだすと一気に来ることが多い。なかなかかからない。ポラックはタラに比べて海底から少しあがって来ることもあるし、ジグのフォールでかかることが多いので、ちょっと巻き上げてはまたフォールさせる。ジグがずいぶん流れたので一旦巻き上げて再キャスト。しゃくりながら手前に寄せてくると、ごつごつというあたり。竿先をしっかり立ててフッキング。結構重いなと思ったら、ダブルだった。ジグには10ポンドクラス、テザー(自作フライ)にはそれより一回り小さいポラックだった。

このポイントに釣り終了の午後2時過ぎまでいた。私はポラックを4匹、タラを1匹追加。このタラは、クルーがギャフで取り込んだ後に、もしかしたらプールの可能性があるから血抜きしないよと言っていた。結局、この魚は11.5ポンド。この日のプールフィッシュは13.5ポンドで、私のタラは2番目だったようだ。

最終的にはタラが4匹、ポラックが4匹、ハドックが1匹で合計9匹。タラのアンダーサイズは7,8匹あったが、全体的にはいまひとつというところだった。 タラの乗り合い船は、帰りにクルーが魚をおろす(もちろん、ティップを払う)。まわりを見る限り、多くの人が0匹。数人のグループで5,6匹といったところで、私が一番ましだったようだ。クルーの JJ は、Yoshi がハイフック(竿頭)だよと言っていたので、たぶんそうなのだろう。

翌日、Captain's Fishing のレポートのページを見ると、"Some with a dozen or better and some with just dinner,..." と書いてあったが、そんなには釣れてないぞ。

2011-05-23

5/19 Beverly - Salem エリアの釣り場の状況

前週にストライパー釣りに行ったところ、あてにしていた Lead Mills も Salem のフェリーポートも立ち入りできなかったことを書いた。その後、これらの工事はいつまで続くのかいろいろ調べていた。木曜日の夜にちょっと偵察を兼ねて行って来た。

Lead Mills

こちらは、名前のとおり旧鉛工場の跡で、現在この跡地に Lafayette Tides というコンドミニアムを建設する計画があるとのこと。1800年代末から1900年代初頭に、Chadwick Lead Company という会社の工場がここにあり、工場は火災で焼失した。つい最近までこの土地の所有者は、NL Industries という会社だったのだが、5年前くらいに地元のデベロッパーに所有権が移動したとのこと。ただし、この土地を開発するにはいくつか問題がある。ひとつは鉛汚染。こちらは前所有者の NL Industries が費用を負担して、土壌の入れ替えを行うことを約束。もうひとつは、ここに大型のコンドミニアムを建設すること。こちらのほうはまだ周辺の住民の反対もあって、現在暗礁に乗り上げている。いずれにせよ、コンドを建設するには、鉛汚染の除去が必要条件になる。ということで、とりあえず鉛汚染の調査が数年前に行われて、作業を行う範囲が決まり、昨年の10月に作業が始まったとのこと。

前週に見たときには、Lafayette Street から橋のところが封鎖され、その向こうが大丈夫のように見えたのだが、実際には橋のところまでは土壌入れ替えの対象になっておらず、橋から向こう側が対象になっているとのこと。この工事はスケジュール通りに進行しており、今年の6月には完了するとのこと。おそらくその時点で遊歩道はまた開放されると思うが、それが6月のいつだかはわからない。


Salem フェリーポート

こちらは、Salem のフェリーポート近辺を再開発して、観光の拠点にしようというもの。第一次工事が昨年始まり、5月27日の Salem フェリーの今期の開業までには終了とのこと。第一次工事では、旧駐車場エリアの護岸工事。こちらにいくつか写真があるが、駐車場エリアからの釣りはちょっと魚の取り込みが難しくなるようだ。

木曜日の夜の時点では、フェリーの運航開始まであと一週間ちょっとにもかかわらず、まだ閉鎖されたまま。柵ごしにはまだ砂利の山が見えている。本当に5月27日に間に合うのか疑問。


Beverly Public Pier

こちらも Beverly Port の再開発計画の第一次工事が一昨年に始まり、ようやく今年の5月に完了。第二次工事は、商業漁船(ロブスターボート)が停泊している、Pier の右側の再整備だそうだが、こちらはいつから始まるかは不明。

先日来たときには、Public Pier の入り口が封鎖されており、Pier に入れそうもなかったが、こちらはすべてきれいになっていた。どうやら、Pier からポンツーンに仮設したギャングウェーを最終的な場所に移動するために一時的に閉鎖していた模様。木曜日の時点では夜に立ち入りを禁止するロープは張っていなかった。Pier の先端のほうでは、依然としてオーバーキャストをさせないように柵の上2メートルちょっとのところにロープが張り巡らされている。


White Fuel Bridge

ルート35(Water St)の Salem ダウンタウンから行くと Eastern Propane Gas の手前にある橋。こちらは数年前から工事をしていた。現在のところ、上流側の工事がまだ続いているが、車を止める場所と下流側での釣りはなんとかなりそうだ。ここは、橋の上から上げ潮の時には上流側、下げの時は下流側での釣りとなる。


あちこち確認して回った後に、先週ちょっと試しに行ってみた Kernwood Bridge に行った。木曜日は Salem の満潮が午前1時27分。前回は満潮後、2時間から3時間たっていたので、今回は満潮前の上潮の後半でどうなるか試すことに。午後11時30分から午前12時45分までいたが、あたりは一度もなかった。

5/16 タラ釣りは中止になった

5月16日は、2月の末にブッキングした Clipper Fleet の Marathon の予定だった。前週は海が荒れてあまり船が出られなかったようだが、日曜日には風がおさまった。日曜日に海上気象予報をチェックすると、釣りをする海域では10ノットから15ノットの風、瞬間最大風速で20ノット、波は3フィートから5フィートとの予報だった。これなら問題ないはずだと思ったのだが。

朝3時に起床、家を3時半に出て、現地着4時30分少し前。Marathon だとレールポジションをあらかじめ指定できるため、あまり早い時間に行かなくてよい。Clipper Fleet に着くと、少し車が少ない気がした。とりあえず車をとめてオフィスに行くと、一緒に行くことを約束していたHさんが待っていた。なんだか様子が変だ。さてチェックインするかとカウンターに行くと、いつにする?と聞かれる。え?ようやく事態を理解できた。

日曜日の晩から、釣りをする海域 (Jefferey's Ledge) の海洋ブイの観測で、30ノット以上の風が吹いており、現地は波高が7フィートを越えているとのこと。そういえば高速を運転しているときに、思ったより風が少し強いと思っていたが。

いつにするか聞かれたのは、かわりに6月のマラソンに振り替えするかどうかという話。結局、Hさんと休暇の予定を合わせるのも無理そうだし、私は6月5日に Eastman's に乗るので、リファンドすることに。午前5時には家に向かう。家に着いたのは午前6時前。ここで休暇を無駄遣いするのはもったいないし、さっさとやっておきたい仕事もあったので、一寝して会社に行くことにした。

2011-05-19

5/15 ちょっとカレイ釣り - Lynn

朝8時に目覚ましをセットしたのだが、連日の睡眠不足でまったく起きられなかった。午前10時の満潮の前後あたりに、また Swampscott でカレイを釣ろうと思っていたのだが。

昼前に起きて、仕方がないので子供の世話。上の子が Mighty Beans なるものが欲しいとのことで、昼食後に Target に連れて行った。ちょっと前までは、ベイブレードに夢中だったのに、そちらはもうよいらしい。

午後3時前、先日 Tony にもらったシーウォームをそのまま死なせてしまうのはもったいないと思い、午後4時前後の潮替わりの時間帯を狙って、とりあえず家を出る。午後4時前に Swampscott に着いたが、やはり潮がかなりひいているので釣りになりそうにない。仕方がないので、Lynn の Walmart と Building 19 の裏の海岸へ向かう。この場所は以前偵察に来たことはあったが、実際に釣糸を垂らしたことはない。

現地着、午後4時20分。駐車する場所を探していると、Tony の車があった。この前渡した竿は役に立っているのだろうか。釣具をまとめて海岸へ向かう。海岸沿いの塀を越えると、いるわいるわ。ざっと20人くらいの釣り人が、500mくらいの範囲に並んでいる。アジア人とラテン系の人がほとんど。白人の連中は、あまりこういう小物釣りには手をださない。

Tony はどこかと少し海岸を歩いていったが見つからない。途中のスペースがあるところで釣りを始めようとしたが、かばんに入れていたリールが見当たらない。どうやら海岸に下りるときに落としたようだ。また来た道を引き返して、海岸に飛び降りたところを見ると、リールが転がっていた。時間もないので、その付近で釣りをすることに。

海岸は遠浅の砂浜で、水際まで行くとかなりぬかるんでいる。13フィートのカープロッドにリールと仕掛けをセットして、遠投する。周りの連中は、サンドスパイクに置き竿。私はサンドスパイクを持ち合わせていなかったので、手持ち。底を探るようにさびいてくる。

しばらくすると、30mくらい向こうで釣りをしているアジア人(ベトナム人か?)が来て、その竿はどこで買ったのと聞いてきた。私の使っているような竿はそこらで売っていないし、連中の竿では遠投しても限界があるので興味を持ってきたのだろう。オンラインで買ったカープロッドだよと教えてあげる。

釣りのほうはさっぱり。隣の連中が一度アンダーサイズのカレイをあげたが、それ以外誰も連れていないようだった。私が来る前には何匹かいっていたようだが。途中、何らかのあたりらしきものがあったが、針掛かりしなかった。家族に午後6時過ぎに帰ると言って出てきたので、約1時間弱で釣りを切り上げる。実りのない一日だった。

2011-05-18

5/13 イカ釣り - Lady Frances

Frances のレポートではあまり釣れていない模様だったのだが、イカ釣りには都合のつく限り行くつもりでいたので、金曜日の午後に仕事のめどが立ったところで Frances に電話で予約。ブッキングしたところで、今日は混んでいるの?と聞いたところ、ぎちぎちだとのこと。うーん、お隣の Seven B's にした方が良かったかなとちょっと後悔。

午後4時すぎに会社を出て、そのままロードアイランドへ向かう。午後6時15分に Point Judith の Frances Fleet に到着。船に向かうと、先週一緒に来た O さんが大学生の娘さんと一緒に来ていた。はい、お互い好き物です。O さんの親子はポート側の真ん中ぐらいのところに場所取りしていた。

船はもう人がいっぱいだったのだが、バウの一段高くなっているところを除いてまんべんなく竿が立っている。先週は後半になってから前の方はあまり釣れていなかったのだが、私はライントラブルがなにしろいやなので、また一番前に陣取る。釣れるときは、どこでも釣れるはず。

事務所に戻ってチェックイン。なんか韓国人のグループが、あまりにも人がいっぱいなので、キャンセルしたいともめている。これは Seven B's に乗り換えるつもりだな。受付の兄ちゃんもなんかうんざり顔。

船は午後7時の定刻にいったんポンツーンから離れかけたのだが、遅れてきた韓国人グループを乗せるために、また戻る。このグループは他に空いている場所がなかったので、バウの私のすぐ横に陣取ってきた。なんか狭い場所にクーラーボックスやタックルボックスを持ち込んで来て、やたら狭苦しい。

午後7時30分、アンカーをうって釣り開始。Point Judith の満潮は午後5時4分、干潮が午後11時44分。ずっと下げ潮となる。風は南東から5ノット程度だろうか、先週より肌寒く感じる。

先週の反省もあり、今日は底付近を丁寧に釣ることに専念する。仕掛けは、ヤマシタのエギスッテスリム1.7のピンクと、やはりヤマシタのトトスッテブライトのパールホワイト。一番下に1オンス弱の錘をつけている。バウの一番先端にいる場所の利を生かして、前方にキャスト、ゆっくりと広い範囲を探ってくる。釣り開始から5分ちょっとのところで、キャストして仕掛けが着底した後に軽くしゃくりを入れると、ぐっと重みを感じる。1杯目。サイズは先週同様、かなり大型。

ここから暗くなるまで、15分に1杯くらいのペースだろうか。周りは見渡す限りほとんど釣れていない。この食いの渋い中、かなりましなペースで釣っている。午後9時を回って、ペースが落ちた。なかなかツ抜けできない。このあたりから段々と船の真ん中あたりの明るいエリアで釣っている人たちがペースをあげてきた。私の釣っているエリアでは、本当にポツンポツンとしか釣れない。

午後11時を回って、ポート側の真ん中から後ろにかけて、光に集まってきた小魚(アミエビ?)の群れが現れる。よく観察していると、この群れを捕食しに来たイカの姿がときどき見えている。このあたりから、ポート側の真ん中あたりに陣取っていた人たちに良いペースでイカが掛かり始める。O さんによると、表層で餌を捕食しているイカは仕掛けに見向きもしないが、その下の中層で中型のイカが食ってくるようになったとのこと。

私は我慢して底付近を丁寧に探っていたが、仕掛けを代えてちょっと中層まで広く探ることに。しかし、バウの周辺ではまったくペースがあがらない。

午前12時30分、終了のコール。前半は渋いながら回りにくらべて悪くないペースで釣れていたのだが、後半がだめだった。結局、合計18杯。約3分の2がかなり大型で、残り3分の1が中の大といったところか。O さん親子は合計で50杯以上釣っていた。船全体では竿頭でも50はいってないのではないだろうか。なんかもう少し水温が上がってきて、いろいろなサイズが混じって来ないと大釣りにはならないような気がする。


この翌日、土曜日の晩に、やはり釣り仲間の H さんが行ってきたがやはり似たようなパターンだったとのこと。H さんは20杯程度。常連の Peter と Connie が2人でバケツ半分くらいといった感じだったそうだ。

2011-05-17

5/12 ストライパー釣りのはずが...

夕方家に帰ってくると、Tony から留守電にメッセージが入っていた。メッセージを聞くと、まぁ要するに、隣で釣りをしていた人が遠投して、大きなカレイを次々にあげていているのに、俺はそこまで届かないのでどうしたらいいのかという相談。どうしたらいいと言われてもねぇ。

確かにこの国ではカレイのような小物をサーフキャスティングで釣るというのはまずないので、日本でいうカレイやキス釣りの遠投用の竿は売っていない。12フィートを超えるクラスのロッドは、最低5オンス+ベイトとかの大物釣りのロッドになるので、かなりごついものになる。

昔、日本から持ってきた振出の安物のサーフロッドがあったので、それを貸してあげるかと考え、とりあえず電話をする。そろそろストライパーを始めるかと考えていたところだし、いつもの Lead Mills の潮の時間もどんぴしゃなので、これからそっちへ行くから、釣り場で落ち合うことにしようという話になる。

午後9時、Lead Mills 着。この時期はまだここへ夜釣りに来る連中はまぁいないだろう。他の車は1台もいない。早速車を停めて、車を降りると、なんだかおかしい。なんと、釣り場へ行く歩道が封鎖されている。何か工事をするのだろうか、囲いに覆われていて向こうが見えない。困った。

車道沿いの、護岸から釣ることも検討したが、ここはかなり遠浅で、ポイントまでは遠投してやっと届くかどうかのところ。足場も悪いし、こちらから投げるといつも根掛かりするエリアの向こうになる。少し歩いて、いつも釣っている橋の水路の車道側から入ろうと考えたが、ちょっと無理がある。ここは遊歩道で、反対側からもアクセスできるはずなのだが、どこから入れるかわからない。車に戻って GPS をみながらいろいろと検討したが、結局これは無理と判断。では仕方がないけど、フェリーポートに行くことにする。

Tony に電話して、Lead Mills は入れないから、今からフェリーポートに行こうと思うと話したところ、フェリーポートも工事中で入れないよとのこと。ではいったいどこで釣ればいいのか?Tony は Kernwood Bridge ぐらいしかないじゃないとのこと。Kernwood Bridge のことは知っていたが、そこで釣りをしたことがない。というか、どこから釣りができるか知らなかった。とりあえず Tony の説明を聞いて、Kernwood Bridge に向かう。現地に着くと、釣りをしていた若い連中が丁度帰るところだった。何もあたりがなかったとのこと。

とりあえず、橋のたもとの Beverly 側から下に降りて、上流側で釣りを開始。すぐに Tony がやってきた。持ってきた振り出し竿を渡してこれで試してみたらと話したところ、じゃあ今から家に戻って Sea Worm を持ってくるとのこと。15分ちょっとでリールとえさを持って戻ってきた。この間に1度だけストライパーらしきあたりがあったが、小さいのだろうか、針掛かりはしなかった。

Tony が戻ってきてからは、まぁ釣りに関するよもやま話。途中、Tony が2匹 Skate を掛け、私も1匹 Skate が掛かった。時々、遠くの水面でバシャっという音がするので、ストライパーはいるのだろう。Tony はここで昼間に小さなストライパーをあげたとのこと。

まぁ潮のこともあるし、釣れないだろうことはわかっていたのだが、ここまで来た以上、釣り糸をたらさないわけにはいかない。釣りを始めて1時間半。11時半頃にまぁ気は済んだので、納竿することに。

しかし、Lead Mills が閉鎖されているのは本当にショック。5月の終わりから6月いっぱいは本当にはずれのない場所なのに。

家に帰ってきて、Google Map とにらめっこ。あの遊歩道に入る道を探すが、車を停められる所からは最低でも800mくらいはありそうだ。今度探検してみることにする。それから、フェリーポートは、現在再開発の一次工事で、Salem フェリーの営業が始まる5月24日には一旦工事が終了とのこと。ただし、護岸工事をしたようで、駐車場脇はもう海面まで降りていけないような雰囲気。今年は Beverly Pier も完全に封鎖されているし(昼夜問わず)、いったいどこで釣りをしたらいいのだろうか。困ったものだ。

2011-05-10

5/8 カレイ釣り - Swampscott

イカ釣りから帰ってきて、午前3時過ぎ。その前の日に仕事で朝までだったので、ここからタラの乗り合いに行く気力はない。とりあえず何杯か刺身用におろして、残りをビニール袋に取り分けて冷蔵庫に。ベッドに行くと奥が目を覚ました。イカの刺身はやはり新鮮であるほどおいしいので、今ちょっと食べてみる?と聞くと、こっくり。またキッチンに戻って、大きなイカの半分くらいをそうめんにしてベッドに戻る。新鮮なイカの刺身に奥も満足のよう。刺身の皿をしまった後にお昼くらいには起きるかと一寝。

お昼ちょっと前に子供たちに起こされた。そうだ、今日は子供たちをカレイ釣りに連れて行く約束だった。お昼ごはんにイカのパスタを食べ、さっそく準備をする。そろそろ出発というときに、息子がファミリールームで悪ふざけをしていて転んだあげくソファの角に顔をぶつけてまぶたを少し切ってしまった。ちょっと血がでたくらいで、大騒ぎしている。もう時間がないので、行くのか行かないのか聞いたところ、家にいるとのこと。こうなると下の娘も家にいると言うかと思ったのだが、私と一緒に釣りに行くとのこと。

午後1時少し前家を出る。えさのシーウォームを買いに、Everett の Fishing Finatics に寄る。シーウォームが1ダースで6ドル以上。高いなぁ。Swampscott のピアには午後2時過ぎに到着。車を止めたところで、一人先客がピアの上を歩いていくのが見えた。さっそく釣具をだして娘と一緒にピアに歩いていく。

5月8日、Lynn Harbor の満潮が午後3時3分。風がかなり強い。15ノットは吹いているようだ。釣りの仕掛けの準備ができたところで娘を見ると、寒くてがたがた震えている。さすがにかわいそうなので一端車に私の上着を取りに行く。仕切りなおしで、午後2時30分頃釣りを開始。

釣りを始めて比較的すぐに1匹目。そういえば今日はメジャーを持ってくるのを忘れた。パッと見、12インチは余裕だと思うが、一応もう一人の釣り人にメジャーを持っているか聞いてみる。この竿のここからここまでが12インチだよとの答え。13インチちょっとといったところか。

続いてちょうど満潮の頃に2匹目。ここからは5分おきくらいに3匹立て続けで釣れる。すべてキーパーサイズ。娘がまだ寒そうなので、私が地べたにあぐらをかいて、娘をひざの上に乗せたまま、手持ち竿でしゃくっては待ちの繰り返し。もう一人の釣り人はやっと1匹目が釣れたところで、そちらはよく釣れているねぇと声をかけてくる。

5匹目を釣ったところでちょっとペースが落ちたが、そのあともぽつぽつ。今日は午後4時30分で切り上げるかなと考えているところで、リミットの8匹目。今日は釣った魚がすべてキーパーサイズだった。もう一人の釣り人もなかなかのペースで釣っていた。私が帰る時点で、キーパーが5匹、アンダーサイズを3-4匹といったところだった。

2時間ちょっとでリミットの8匹。サイズは一番小さいのが13インチから、一番大きいので16インチ足らず。後半は風もだんだん落ちてきて、娘も楽しそうにしていた。なかなか楽しい釣りだった。

5/7 イカ釣り - Lady Frances

週末のプランは、土曜日に近場のカレイ釣り、日曜は今年最初のタラの乗り合い船かなと考えていた。土曜日は午前中に庭の芝刈りを済ませて、お昼過ぎに家を出る予定だったのだが。金曜日の夜に仕事がすっきり始末がつけられず、結局朝まで仕事。空が明るくなってからベッドに入って、起きたのは午前11時前だった。

急いで芝刈りを始めようとしたのだが、トラクターのバッテリーがあがってしまっていた。仕方がないので、車をガレージから出して、ジャンプスタート。ここで厄介な問題が。バッテリーはトラクターのシートの下にあり、シートに座っていないとエンジンが切れてしまう。エンジンをかけてから数分ではバッテリーが充電できないので、立ち上がってケーブルをはずすことができない。仕方がないので、トラクターに座ったまま、ケーブルをはずし、そのまま芝刈りをすることに。なんだかんだで、芝刈りが終わった時にはすでに12時を回っていた。時間がない。

とりあえずコンピューターを立ち上げて、満潮の時間の確認。それから気になっていた Frances Fleet のイカ釣りの初日のレポートをチェック。Frances のレポートはいつもかなり誇張があるので、行間を読むのだが、とりあえずイカは入ってきていて、釣り方がわかっていれば50は釣れるという解釈をした。これからカレイだと時間があまりないので、イカ釣りに変更。近所のOさんに電話をしてみる。Oさんは一旦は用事があってだめとのことだったのだが、10分もしないうちに、予定がなくなった(?)ので一緒行くとのこと。午後4時にOさんたくにピックアップに行くことに。

Frances Fleet 着午後6時20分。今日は Lady Frances。あまり混んではいないが、船の後ろのほうから竿が並んでいる。私は広いバウで釣るのが好きなので、一番前の釣り座を確保。常連の Peter と Connie がやはり来ていた。彼らは Lynn の American Classic のオーバーナイトのタラ釣りをしてからそのまま来たとのこと。本当にこの人たちは好きものだ。

今日の Point Judith の満潮は午後11時22分。船は定刻通り午後7時に出船。20分ちょっとでポイントに到着。風は北西から10ノットから15ノットくらい。アンカーを打って釣り開始。私はいつもの通り、底狙いの一番下に錘をつけたリグで始める。一投目、底を取ってしゃくりを入れると、いきなりぐんという重み。かなり大きめのイカ。これはかなりいけるかもと思ったのだが、そうは行かなかった。

これから1時間ほど、見える範囲では数匹しかあがっていない。私は最初の1匹以降まったくだめ。Oさんはまだ1匹も釣れていない。底付近を丁寧に探っていたのだがうんともすんともいわない。あたりが暗くなってきたので、リグを変えて表層から中層への釣りに切り替える。すると、中層で何匹か連続ヒット。ここから10時くらいまでの間に、なんとか10匹ちょっと。見える範囲にいるほかの釣り人からするとまだましなほう。

午後10時を過ぎてまたうんともすんともいわなくなった。大体、潮がとまる時間は食いが落ちるのである程度予想していたが。ここから私は一時間半以上まったく釣れなかった。見える範囲では、一組だけがぽつぽつあげている。他の人たちがあまり釣れないなか一部の人たちが何の変哲もない仕掛けで釣れるのは、底から上がってきているのに違いないと思い、表層から中層にかけて、あれやこれや仕掛けをとっかえひっかえ試した。あとから考えると、完全にどつぼにはまっていた。一方Oさんはぽつぽつ釣れ始めた。

午前0時近く、周りのペースが少し上がってきた。潮が動き始めたのだろう。私は相変わらずぽつぽつしか釣れない。何がいけないのか本当にわからなかった。釣れている連中は、錘が軽いこと。これは私も同じである。では何が違うのか。最後の最後になって、やっと答えが出た。イカはべた底にずっといたということ。活性が高くないようで、しゃくった後に一端ジグを止めて潮に漂わせるように間を置かなければ食ってこないこと。答えが出てからは、釣れている連中と変わらぬペースで釣ることができたが、時すでに遅し。午前0時25分、終了のコール。

私は合計27杯しか釣れなかった。Frances でのイカ釣りでは最低に近い。しかし型はほとんど大型で胴長が10インチくらいが平均、最大で12インチちょっとあったので、嵩はそこそこあった。竿頭はおそらく Peter と Connie だろうと思うが、1人70-80杯といったところだろう。イカ釣りの乗り合いに乗れば一番釣れるグループに入って当然という慢心があった。いままでこういうパターンがなかったので非常に勉強になった。