先週仕上げた1本は、釣り友達のHさんからの注文。ロードアイランドの春の船からのイカ釣り用のロッドが欲しいとのこと。昨年末に私の家でパーティをしたときに私の使っているロッドをいくつか触ってもらって、結局、私が2年前にまったく同じ用途に作ったロッドと同じブランクが良いという話になった。
このブランクは、Mudhole MHX CB841-Blend。7フィートのブランクで、ラインレーティングが6-12ポンド。アクションは Mod-Fast。本来はバス釣りのクランクベイト用で、中弾性と低弾性のカーボングラファイトを使って、荷重をかけていくとなめらかに胴にかけてベンドしていく。ただし、そこそこ硬いレジンを使っているようで、穂先はしなやかながらも、振動が敏感に伝わってくる。
予算を考えながらも、まぁ今時のロッドということで、Fuji のKシリーズのアルコナイトリングのガイドをバット側から、25 - 16 - 10 - 7 - 5.5 - 5 - 4.5 - 4.5。トップは BMCAT 4.5/4.5。リールシートは VSS-16 をダウンロック。リールシートの先端は青いアルマイト仕上げのトリムリングのみで、フォアグリップはなし。
リアグリップはスプリットで、ブランクが露出する部分は、きらきらした青いホログラムスレッドを巻いた。昼に明るいところで見ると、かなりきらきらしていて、ちょっと派手目。
もう1本は、Marblehead での岸からのイカ釣り用。つい先日、友人2人に作ったロッドとかなり似ているが、こちらは自分用で、ソリッドグラスの穂先を継ぐといった面倒なことはしていない。
ブランクは Cabela's で買った、SP720。6フィートの中弾性のブランクで、ラインレーティングは2-6ポンド。ガイドは、先日のロッドと同じく、PacBay の Minima 4 を使ったが、こちらは自分用のロッドで予算はあまり気にしていないので、TiChrome 仕上げのもの。
リールシートは VSSD-16。フォアグリップレスで、 リールシートの先端には、黒地に金色のディンプルが入ったトリムリングを装着。このトリムリングの直径と、シートのパイプの直径が合わなかったので、ラバー製のホーゼルを切って間に挟み、レッドメタリックの糸を巻いた。
こちらのロッドにも、ドロップショットスタイルのフックキーパーを装着。
バットグリップはかなり短めのスプリット。
仕上げに、Marblehead Squid Specail II とプリントしたデカールを貼って、ロッドフィニッシュをペイント。
あと残るは3本。そのうち1本は、パーツを注文するときに間違ってしまい、ガイドが足りなくなってしまったので、新たに注文した。他の2本は、とりあえずグリップを作成し、スプリットグリップで露出する部分に糸を巻いて、ロッドフィニッシュを塗ったところ。これが乾いたところで、リールシートを接着し、ガイドを巻き始める。今週の後半のどこかで完成の予定。
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