2017-05-18

海が賑やかになってきた

5月12日金曜日の夜の天気予報は、ほぼ無風だった。ニシンも先週の気配ではもう数が減っているだろうし、次まではちょっと時間が空くかなと思っていたので、今一つやる気が出なかった。それに平日の寝不足。夕飯を食べて風呂に入ったらもうぐったりで、ぐっすり寝てしまった。

翌日、子供たちの運動会。朝、Line を見たら、Oさんからメッセージが入っていた。Gloucester で、中くらいのサバが釣れて、イカもサビキに掛かったと。またしても機会を逃してしまった。

運動会の間、天気予報をチェック。夕方から雨、日が替わってから風も上がってくるとの予報。どうしたものか。午前2時ぐらいまでは、風向きからして、何とかなる。満潮は午前2時くらいなので、サバやイカなら、満潮のちょっと前ぐらいが勝負か。ただ、気温が低いうえに、雨まで降られたらちょっと辛いかな。そんなことばかり考えていた。ただ、ここを逃すと、日曜日は強風で釣りにならない。少々奮起して、風呂の後に家を出発。

Gloucester に着いて、とりあえず竿を出す。幸い、雨はまだ降ってこないし、風も予想よりも弱かった。まず最初に掛かったのはニシン。次もニシン。また次もニシン。ニシンはピークはすぎたと思っていたが、入れ食い。水温がまだ低めのためだろうか。サバなんか全然釣れないじゃんと考えていたら、水面近くを何かの群れが通過。群れの並びかた、個体のサイズ、スピードからして、確信は持てないが、イカだろう。すぐにエギを出して、誘ってみるが、まったく反応なし。群れは去ってしまった。

また、仕掛けをサビキに替え、サバちゃんやって来いと願をかけたが、ニシンまたニシン。サイズはすべて大型。もうニシンを大量におろすのは飽きたので、とりあえず30匹まで釣ったら辞めることにする。

しばらくして、また先ほどの群れが水面近くを通過。じっと観察していると、その中の個体が体の向きを変えずに、進行方向の反対へすっと動いた。ここで、イカの群れだと確信。沈む速度の違うエギをいろいろ試してみたが、反応がない。やはり、水温がまだ低めのときのイカは活性が悪い。

またしばらくして、今度は表層近くにニシンが。それを追いかける影。ストライパーに間違いない。サイズは25インチくらいか。

ニシンも30匹に達したので、本格的にイカを狙ってみる。今度は底近くを丁寧にしゃくる。何投かしたところで、遂にエギにのって来た。サイズは、胴長が9インチくらいの、(私の分類では)大の小というあたり。ちょっと時間が空いて、今度は小の大が一杯。ここで終わりだった。

また、釣り場でニシンのウロコと内臓を取っていたら、2時近くになってしまった。風があがり、強い雨が降って来た。

まだ水温があがらないのに、一気に海が賑やかになって来た。例年、イカの第一弾は5月の末、Marblehead というパターンが続いていたが、昨年も今年も5月の半ばに最初のイカ。もちろん、まだまとまって釣れる数はいないが、毎年だんだん早くなってきている気がする。







翌日、ご近所さんに生ニシンを配る。我が家は、ニシンの塩焼き、イカの刺身。それから、ニシンを刺身にして、ショウガとネギをたっぷり。ニシンは小骨を処理するのが大変だったけど、こんなに刺身が美味しいとは。イワシとサバの間ぐらいか。脂も適度にのっていて、青魚の香りが少々あるものの、まろやか。今まで刺身に挑戦しなかったのを少々後悔。

余ったニシンを数匹、三枚におろしたあと、塩麹に漬け込む。切り込みという料理で、北海道のものらしい。こちらは、3日おいて今日初めて食べてみた。こちらも絶妙。ニシンというのは実はかなり美味しい魚なんだということを発見した。

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