2012-05-07

4/30 Challenger Early Bird Special - Clipper Fleet

4月30日は、本年初のパーティーボートでの Deep Sea Fishing。今年はこのあたりで大きなタラが GOM で釣れ始めると予想していたのだが、このあたりのパーティーボートでのレポートをチェックする限りでは、タラはまったくだめ。その代わりに、Haddock が釣れているとのこと。Haddock となると餌釣りがメイン。ジグでも釣れないことはないが、大きなタラがいないと判っていれば、やはり餌釣りになる。前日までこまめにレポートに目を通していたが、やはり駄目そうなので、餌釣りの竿と仕掛けも準備することに。

4月30日月曜日。Clipper Fleet の Challenger はこの日は Early Bird Special という、午前5時から午後5時までの、少し長めのトリップ。他のところではマラソンと呼ばれるもの。会社のほうは、本年初の有給をとって、会社の釣り仲間のHさんと現地で落ちあう。

5月1日からのタラのレギュレーション変更を待っている人たちが多いのか、この日は定員30人のところ、17人の釣り客。もともと Early Bird Special は釣り客の数を抑えているところ、さらに半分くらいなので、スターン付近以外はすかすか。私とHさんは、ジグでの釣りをしたかったので、バウの両側のスポットを予約したいた。

午前5時、定刻通り出航。メリマックの河口を出て、東南東の方角へ向かう。釣り場へは午前7時20分に到着。あたりを見渡すと、北側に4,5艇パーティーボートが見える。少し遠くて船名は確認できないが、一番近くに見えるのは、私がよく行く Captain's Fishing Party の Captain Lady III のようだ。

やはり餌釣りしかないだろうなぁと思いながら、とりあえずジグを投げる。まったく駄目。スターンのほうでは何匹が Haddock があがっているようだ。一度何か小さい魚を引っ掛けた感触があったが、ばれる。結局、開始30分くらいでジグをあきらめる。餌釣りにスイッチしたが、あたりはぽつぽつ。やっと21インチくらいの Haddock をかけた。Hさんも苦労していたが、無事タラのキーパーぎりぎりのサイズを上げる。

その後、あがってくる魚は、10インチちょっとの Pollock や、小さなタラ。Haddock のアンダーサイズ(レギュレーションは18インチ)がぽつぽつ。どうやら船の後ろのほうはまぁまぁのペースであげている。

風は15ノットくらい、波は2フィートといったところ。バウは結構揺れていて、Hさんは船酔いでダウン。1時間くらい一人で釣りをしていたが、時々あがる魚は皆アンダーサイズ。午前11時頃少し風が落ちたところで、Red Fish が釣れたと思ったら、この後 Red Fish の入れ食い。これが30分ちょっと続いた。Red Fish の大きな群れがまわってきたようだ。Hさんも Red Fish をまとめ釣り。

Red Fish の食いがとまってからは、また辛抱の釣り。私はなんとかキーパーサイズぎりぎりの Haddock を何匹か釣ったが、我慢の釣り。

午後2時30分。釣り終了。私は結局まったく良いことがなく、Haddock が4匹、タラのぎりぎりキーパーサイズが1匹、25インチくらいの Cusk が1匹、Red Fish が13匹という結果。Hさんは船酔いもあって、タラが1匹と Red Fish が7,8匹とかなり残念な結果。

帰りにスターンで魚をおろしているのを見ると、スターンで釣っていた連中は Haddock を一人10から15匹くらい平均で釣っていた模様。Red Fish はそれほど見なかった。どうやら後ろへ行くほど Haddock が、前に行くほど Red Fish が釣れていたことになる。

当日はカメラを持っていくのを忘れたので、写真は帰ってきてからのもの。110Qt の大きなクーラーがすかすか。


この Red Fish、思いつきで刺身で食べてみたところ、甘エビのようなほんのりと甘い香りがして、とてもおいしかった。この魚の色は本当に Maine Shrimp から来ているのではないだろうか。GOM の居着きのタラも赤みが濃いし。翌日は、煮付け。奥は塩焼きも食べたとのこと。釣りの対象としてはあまり面白くないが、おいしい魚です。

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