2010-09-16

8/8 ヒラメ釣り Frances Fleet

バックログの処理。どうもヒラメには嫌われているらしい。

Frances のリポートではヒラメがよく釣れているとの話でちょっと気になっていた。8月7日の晩にストライパー釣りに行って、日が変わって午前2時過ぎにベッドに入った。目覚ましを午前5時少し前にセット。もし起きられたら、Frances の午前8時の船に乗ることにした。まだ日本から帰ってきて時差ぼけが残っていたようで、起きてしまった。

午前8時の船はちょうど半分くらいの入り。私はバウの先端に釣り座を確保。定刻通り出航。Point Judith の満潮は午前6時43分、干潮は午後1時08分。天気は快晴、西系の風が吹いているが、10ノットには達していない。

8時の船は港を出てすぐの Narragansett の沿岸での釣りと思っていたのだが、船は Block Island へ向かう。Block Island の北岸でヒラメ釣りの大きな船団があったのだが、ここは通過して、さらに南に向かう。結局、約1時間半かかって、Block Island の南西岸の釣り場に到着。Frances の午前7時の船も同じ海域にいた。

風もそれほど強くないので、アンカーを打たずにドリフト。釣り糸は右舷側に流されていくので、皆右舷に集まってくる。最初の一流し目は、隣にいた家族の一人が skate を一匹かけただけでヒラメはつれなかった。 すぐに位置を直して二流し目。隣の兄ちゃんがあっさり20インチくらいのキーパーをあげた。私も一匹目がかかったが、これは19インチちょっと欠けなのでリリース。

もうそのあとは... skate とヒラメが半々くらい。私にかかるのは4分の1インチショートとか、2分の1インチショートとか、どうしてもキーパーサイズの19.5インチの壁を越えられない。隣の家族は、釣れたヒラメの半分以上がキーパーサイズ。どうなっているんでしょうね。

お昼を過ぎて長いドリフトの途中で海面を見ていると、潮目が見えている。これは期待大とわくわくしていると、さっそく隣のグループにポンポンとヒラメがかかる。来い来いと祈るような気持ちで竿先に集中していると、いきなりひったくるような強烈なひき。来たー!

海底から引き離そうと竿を立てると、強烈な抵抗でドラグを引き出していく。これはもちろんキーパーとの確信。神経を竿に集中させ、ばらさないように丁寧に糸を巻き上げる。しかし、この魚ものすごい抵抗をする。途中でなにやらちょっとおかしい感じがしてきた。ヒラメ特有の平べったいもの抵抗感とは何か違う。中ほどまであげてきたときに、魚が横走りしていることに気付いた。だんだんいやな予感が。もうちょっとというところでまた下へ突っ込まれる。もうこの時点で何かわかってしまった。そう、この魚の正体は、ブルーフィッシュ。

午後1時半前、釣り終了。私はヒラメを5匹釣ったが、すべてアンダーサイズ。お持ち帰りはブルーフィッシュ1匹のみ。隣の家族は5人で20匹くらいヒラメのキーパーをあげている。中学生くらいのしゃべり続けていたガキンチョにいたっては、6匹釣ったうちの5匹がキーパー。(このガキンチョ、父ちゃんが最初あまり釣れなくて、からかいまくっていたのだが、その言葉が釣れなかった私には非常に障った。)

ヒラメ釣りは去年も一度 Frances に乗って、同じような経験をした。釣った魚の総数はそれほどまわりの釣り人と変わらないのだ、キーパーが来ないのだ。どうやらそうとうヒラメには嫌われているらしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿