2011-05-27

5/22 タラ釣り - Captain's Lady III

5月16日に予定していた Clipper Fleet のマラソンが悪天候で中止になってしまった。6月5日まで(こちらは Eastman's のマラソン)タラ釣りの予定は入っていなかったが、5月中に一度行っておきたかった。土曜日はいろいろ子供たちの予定が入っておりだめだったが、日曜日はなんとかなる。土曜日の午後に Captain's Fishing Parties に電話をして予約を入れようとしたが、空きは十分あるから、予約はいらないよと言われた。


今年最初のタラ釣り。やっとシーズン前に買ったリールが使える。ちょっと気合を入れて、早めに行くことに。家を午前4時30分に出て、現地着午前5時30分。駐車場にはすでに二組先客がいた。彼らは、スターンの両角に場所取りしていた。私は迷わずバウの一番前、ポート側に竿を置く。クーラーボックスやら荷物を運び入れてから車に戻って一休み。午前6時過ぎには、事務所が空いて、早速チェックイン。午前6時30分には船のキャビンの鍵が開いた。キャビンの一番前のベンチに荷物を置いて、ちょっと横になる。

午前7時30分過ぎ、ほぼ定刻に船が出る。今日はそこそこ人がいる。全部で40人から50人といったところか。 5月22日、Merrimack River の河口の満潮が午前3時19分と午後4時6分。河口付近は、外洋からのうねりと川からの流れ出しが干渉して、結構な波が立っている。Coast Guard の船が河口に近づいてきた小型船のすぐ脇に行って、警告しているようだ。Captain's Lady III は106フィートもある船なので問題はなさそうだが、河口の手前で一旦停止した。Coast Guard の船が上流に向かって行くのを待って、河口の Salisbury 側の Jetty をぎりぎりのところでかわし、そこから一旦全速力で波から90度近い角度を保って、河口から離れた。十分離れたところで転回して、東南東に向かう。波は5から7フィートといったところ、ほぼ真東の方向から来るので、ときどき高い波をかわしながらの航行となる。波の高さのわりには風は強くない。15ノットはないだろう。いつもより船のスピードが遅い。この調子だと釣り場まで2時間はかかりそうだと思ってゆっくりしていたら、午前9時ちょっと前には船が減速した。

午前9時、アンカーをセットして、釣り開始。水深270フィートとのアナウンス。波が高くちょっとしゃくりにくい。潮は左前から、ゆっくりと流れている。キャストして底を取って、しゃくっては底まで落とす。ジグがボートの下に入りこむところまできたら一旦巻き上げて再度キャスト。はじめてから10分くらいのところで、しゃくった瞬間にぐんという重み。それほど重みは感じなかったが、あげてみるとキーパーサイズの24インチはあるようだ。船に装備されているギャフの持ち手に貼られたビニールテープのマーキングにあわせると、一応0.5インチくらい出ていたので、クーラーボックスに放り込む。まわりはまったく釣れていない。このポイントでは約1時間。私はこの後、8ポンドクラスのなかなかのサイズのハドックをあげたが、それだけ。見える範囲ではハドックのキーパーが他に1匹あがったくらいか。

午前10時頃、10分にも満たない小移動。水深290フィート。最初のポイントと似たようなペース。ぽつぽつアンダーサイズのタラがあがる。私はスローペースながらコンスタントに魚をかけて、このポイントでは2匹のタラのキーパーを確保。

午前11時頃、15分くらいの小移動。今度はかなり浅いところで、水深175フィート。ここでは餌釣りの人が数匹ハドックをあげたが、あとはぱっとしなかった。30分程度でこのポイントをあきらめ、ここから30分以上さらに東へ向かう。

午後12時30分頃、ポイントに近づくと、いるわいるわ、このあたりの釣り船がごっそり。Eastman's の2艇に Yellowbird、Challenger に Atlantic Queen。どうやら今日はここらしい。

ちょっとだれていたが、気合を入れなおしてジグをキャスト。まず隣の人がポラックをあげる。ポラックはいったん釣れだすと一気に来ることが多い。なかなかかからない。ポラックはタラに比べて海底から少しあがって来ることもあるし、ジグのフォールでかかることが多いので、ちょっと巻き上げてはまたフォールさせる。ジグがずいぶん流れたので一旦巻き上げて再キャスト。しゃくりながら手前に寄せてくると、ごつごつというあたり。竿先をしっかり立ててフッキング。結構重いなと思ったら、ダブルだった。ジグには10ポンドクラス、テザー(自作フライ)にはそれより一回り小さいポラックだった。

このポイントに釣り終了の午後2時過ぎまでいた。私はポラックを4匹、タラを1匹追加。このタラは、クルーがギャフで取り込んだ後に、もしかしたらプールの可能性があるから血抜きしないよと言っていた。結局、この魚は11.5ポンド。この日のプールフィッシュは13.5ポンドで、私のタラは2番目だったようだ。

最終的にはタラが4匹、ポラックが4匹、ハドックが1匹で合計9匹。タラのアンダーサイズは7,8匹あったが、全体的にはいまひとつというところだった。 タラの乗り合い船は、帰りにクルーが魚をおろす(もちろん、ティップを払う)。まわりを見る限り、多くの人が0匹。数人のグループで5,6匹といったところで、私が一番ましだったようだ。クルーの JJ は、Yoshi がハイフック(竿頭)だよと言っていたので、たぶんそうなのだろう。

翌日、Captain's Fishing のレポートのページを見ると、"Some with a dozen or better and some with just dinner,..." と書いてあったが、そんなには釣れてないぞ。

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